今の日本にとって財政の健全化は避けて
通ることが出来ない急務である。
年々伸びる社会保障の充実に見合う財源の
確保の為には消費税の論議を避けられない。
その為に党内に人材が居ないから与謝野を
取ったのだと、そう思い込んでいたら、当の
与謝野が言うことに、六月までに党内の意見
を取りまとめるそうで、こりゃダメ爺さんだと
呆れた。
まだ一月だよ。党内の意見をまとめるのに
半年も掛けていて、大丈夫なのか。
先ずは財源の裏付けなしに、小沢の一喝で
決まってしまった子ども手当て以下の政策を
破棄しないと前に進めるのが無理だろう。
理屈じゃなく小沢マニフェストは実行不能と
決まったんだ。その認識が先ず第一だろう。
社会保障政策はちゃんとやる。財源が25兆
必要になる。そういつまでも赤字国債の発行は
出来ない。
なら与謝野の仕事はのんびりムードじゃダメ。
党内だぜ。そんなもん今月中にまとまるだろう。
六月までとは、まあえらいことノンビリした話だな。
そんなペースで良かったら、何も72歳をスカウト
するまでもなかったのに。
殿の敵討ちと頭に血を昇らせたのか、
小沢派に組する予算委のメンバー12名が
結束の意味であろう。なんと血判状を提出
したらしい。まとめ役の川内博史という議員
は、テレビ出演も多いが、民主党の中では
まだかなりマシな人物と思っていたんだが。
時代が違うんじゃないか。
血判状なんか出されたら、そんなに小沢は
怪しいのかと、ボクなんか凡人は逆に取るぜ。
よくよく現役で働きたい人のようだ。
社会保障費25兆円と見合う財源が
ちょうど消費税10%なんだそうで、
麻生内閣時に法律で定めてある由。
民主党のマニフェスト(小沢語録)
には、財源の心配は要らぬとあった。
霞ヶ関のムダを節約すれば財源はある。
与謝野薫はこれを否定。
役所のムダ節約なら大化の改新から
やっているらしい。
小沢語録はウソだったんだな。
とにかく言いたい。
君たち民主党よ、財源無きカネを
これ以上ばら撒くことなかれ、と。
酷暑の夏と酷寒の冬に樹木が枯れる。
人間もまた自然界の中で生きている。
それを証明するかに如く訃報が相次ぐ。
つい先週、俳優の細川俊之さんの訃報が
あった。木の実ナナさんとのショーガール。
遂にこの目で見ることは無かった。
細川さん死因にはショックを受けた。
家の中で転倒し頭を打った。硬膜下血腫
が細川さんの命を奪ったと報じられたから。
全く同じことをボクもやった。
室内で突然転倒し、身体のあちこちを打った。
頭も机の角で打っていたらしい。CTスキャンで
硬膜下血腫が発見され、総合病院で手術を
受けた。固まっていた血を溶かす薬液を点滴
しながら、ドリルで頭に孔を開けて、チューブ
を差込み吸い出したのだ。
その手術が去年の7月13日に行われた。
ボクの場合は三泊四日の入院で済んだ。
かの名優はボクにショーガールを見せる機会
を与えることなく逝った。 合掌
小沢一郎がまた駄々をこねている。
あれだけテレビ電波を独占し何処へでも行く。
決して逃げないと言っていたのは誰だったか。
それでも小沢を支持した二百名からは非難の
声が上がらんから不思議だ。
小沢はいかに釈明しても国政を委ねては
イケナイ人物。
対する菅は、国政を託すには頭が悪すぎる男。
頼むからもう何も発言しないでくれと願う。
菅の場合は口を開く度に国民が恥をかく。
君、恥を曝すことなかれ。