十年にわたるサハリンB開発の記録文書と
割り切れば、それなりの価値があると思うが、
経済小説の体は為していない。
登場人物に、英雄がいない。
ある意味では英雄がいない財閥系商社の
実態をよく表している。
英雄とまではいかずとも、せめて登場して
欲しいのが「炎の商社マン」である。
所詮は組織で動く、感動のない世界に失望。
実際にこのプロジェクトは、プーチンに強奪
されて終わった。
大晦日のNHK紅白を何年ぶりかで見た。
古臭く思える歌と、現代っ子の歌詞が聞き取れぬ
歌?との共存からくる違和感が、以前よりは減った
理由が「羞恥心」の歌唱力と、分り易い歌詞によると
思ったのはボクだけだろうか。
がんばれニッポン!
アタマの良い国ニッポン!
このトリオとパボの三人を発掘した
島田伸介のプロヂュース能力に感嘆する。
大いに歌ってもらいたい。
がんばれニッポンと。
パパゲーノ