作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 大阪きつねうどん 】

2006-09-23 15:49:00 | 11 美味いもん談義


小泉晴れの快晴でしかも湿度が低い。

本来なら朝から暗くなるまでコートに立っている筈が、
腰椎狭窄からくる痛みが一向よくならず、家で不貞寝
するしかないのです。

パパゲーナは元気だから、意気揚々とお出かけになる。
こんな日のテニスはどんなに楽しいことだろう。

何もしないで不貞寝しているだけでも、正午を回れば
腹が減ってくる。たくさん食べたいわけじゃない。
ほんの少しで満足するんだけど、とにかくヒルメシは
欲しい。

パパゲーナが帰ってきたのは1時まであと10分という
時間。すぐ食べられる「きつねうどん」を買ってきたと
いう。

こいつが滅法美味かった。きつねに限らず種物には大阪
のもちもちしたやつが合う。讃岐や稲庭などはつけ麺が
良い。あつい出汁をかけるには向かないと、これはボク
の私説ですが。

大阪うどんは出汁を吸いこむから、讃岐のようなうどんと
出汁の微妙なセパレート感がなく、味が一体化するのが
良い。

付いている「きつね」がまた美味い。甘辛さの具合が丁度
良い。

「藤乃屋」という粋な名前のこのうどん、摂津市に工場が
あるみたい。

単価368円だという。それが30%オフで売り出されて
いたと。よく見たら9月20日製造で23日が賞味期限。
今日までに食べなきゃいけないから30%オフにしたん
でしょう。

先週食べた「出雲生そば」に負けない、美味しい
「きつねうどん」で、これなら大阪道頓堀の名店「今井」
や南船場の元祖きつねうどんで有名な「松葉屋」にもひけ
を取らない。世に隠れた逸材は多い。

                      
               
パパゲーノ




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