腰椎の狭窄症が一向に良くならない。
もう半年もテニスができない状況が続いていて、
だから折角の連休の使い道がありません。
ひたすらリログを読んだり、書いたりしてるだけ。
そんなわけでお昼になっても、
「さあ、何を食べようか」という気持ちが起きない。
こんな時のために「ざるそば」がある。
島の中にある「パントレー」というスーパーに、
偶に出張販売にくる「出雲生そば」。
そいつをパパゲーナが買い置きしてあった。
生そばだから「持ち」が悪かろうと思うのだが、
「脱酸素剤」が付いているから、
賞味期限が11月1日まである。
酸素を遮断するから、酸化腐敗が起きない理屈。
これは「すぐれもの」。
袋には「有機原料使用」とあり、有機JASマークが
付いているから、ありがたみが増す感じ。
ゆで時間3分の表示通りに、すぐ出来上がる。
出雲らしく黒くて確りコシがある。
そいつをザルに盛る。
「ざるそば」ってのは見た分には「たったこれだけか」
と思うのが常なんだけど、不思議に食べ応えがあります。
島根県雲南市木次町里方の(有)本田商店さんの
「出雲生そば」がこうして食卓にのぼりました。
そばにつき物がわさび。
本わさび使用、おろし生わさび、チューブ入り。
東京のそば通に教えられたとおり、生わさびをチューブ
から取り出し、そばに塗りたくる。
そばつゆに入れるのはマチガイだと、件のそば通が言う。
有明産の焼き海苔を細かくちぎって振りかけ、
これで食べる準備が整った。
もう一つ大事なものが。そう、そばつゆ。
永坂更級の缶入りのそばつゆ。もう30年も愛用の品。
東京系の辛くて濃いそばつゆ。
どっぷり漬けたら辛すぎる。半分くらいを漬けて丁度良い。
生わさびが利いて、ツ~ンと脳神経を刺激する。
口中にも辛さが広がる。
この「生わさび」は「お主やるな!」の御一党らしい。
東海林さだおのマネをして、分析を重ねながら食べたら
我が家での調理時間5分ぐらいの「ざるそば」が、
島の中に3軒ある、どの店のものよりも上等品となりました。
冷えた麦茶を沿えて、食後に珈琲(今朝の残りを温めたもの)
これで「今日のお昼は良いもの食べた」と思えるから、
安上がりの身体なんでしょう。
パパゲーノ