ハーバード橋

地元で「M.I.T.橋」または「マサチューセッツ通り橋」として
知られている橋は、マサチューセッツ通りにあり、
バックベイ側（ボストン市）とケンブリッジ市（MIT側）を結んでいる橋です。
でもこの橋の本当の名前は「ハーバード橋」

ハーバード橋はチャールズリバー上にある最も長い橋で、
レッドソックスがボストンダックツアーで優勝パレードをした際には
この橋をコの字に囲むように、もんの凄い人数の人たちが溢れ
レッドソックスの英雄達を称えたものでございます！！！！
それ以外にもこれまた色々面白い話があるんだとか・・・。

この橋の長さを言うとき、「364.4 smootsと耳一つ分の長さ」と言いうのはご存知？


「何それっ？！」って感じですが、実はこの単位、
1958年にLambda Chi Alphaと言うMITの男子サークルメンバーで
新入生だったオリバーSmootくんを使って、
ズズズーーーっと引きずりながら橋を測ったことから、
この『smoot』という非標準単位を学生達が作りだしたのだとか・・・。
だから実際、橋の歩行者道を歩いてみると
MIT生徒によって10-smoot間隔で塗られる目印が付けられているのに気づきます。

マークは、男子サークルメンバーによって、激しい交通の間でも
年に2回塗り直されるとのこと。そしてSmoot氏自身も確認していたのだとか（爆笑）
要するに、単なるいたずらで始めたっちゅーわけっ！
でも今でもしているのかと思ったりして？！Smoot氏が今もご健在で
ボストン在住であれば可能っちゃーそうですが。

そしてこの橋に関してですが、M.I.T.伝説というものがあるのだとか。
橋に名前をつける時、当初政府は『ケンブリッジ市で最もふさわしい
学校名を取ってその橋に名づける』と発表したので、
実際橋はハーバードよりMITに近いのにも関わらず、
ハーバード大学としては、教育に対する貢献が有名であると主張し、
そしてその後『ハーバード橋』と名づけられたのだそうです。
でもM.I.T.（多分生徒）は納得しなかったので、
その橋を分析して『構造的に橋が不安定である。
だからM.I.T.名よりハーバードの名に値する』と釈明したのだとか。
（まーまー、何だって良いんじゃない・・・！！）

但し欠陥が分かった為、その後この橋は再建されました。
「M.I.T.エンジニアが確実に橋の構造欠点を見破った」
ということが伝説らしいです。
ちょっとマニアックな伝説ですが、見破ったという知識は凄いかと。

ただ結構この物語の出所は怪しいので、実際ハーバード橋が
1891年に最初に建設された際、MITはまだボストンのニューベリーSt.サイドにあり、
1916年にボストンサイドから現在のケンブリッジへ移転したわけで
当時、『ケンブリッジにある学校で最もふさわしい学校名を付ける』という点では
ハーバードで問題なかったのではないかと思いますが・・・。（笑）
でも現在は「MITブリッジ」として知られているのも納得。
だって学校に繋がる感じである橋なんだもの・・・。
改名していただいた方が住民としてはややこしくなくて有難いのに。

ただ不思議だったのです。歩道に書かれている変な数字の記載。
そしてどうしてMITの横にある橋がハーバード橋だったのか・・・・
謎が解けてちょっと気分がすっきりしたタケちゃんです。

私って、変なことにしか目がいかないよーだわぁ～！（爆笑）

追伸：
日本からVisitorが来ているので、返信が遅れててすいません！
明日以降に返信しますね！！

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