挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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長澤まさみ「涙そうそう」と沢尻エリカ「手紙」

2006-09-02 20:49:35 | ドラマ・映画
昨日は漫画「ラフ」で少し感動した人間として過激に書いた
ところ面白い反応がきた。

どうやら私の書き方が悪かったのだろう。

昨日の批判はともかく「ラフ」に関して言えば、別に普通に
ストーリー通り書けば、それなりに青春ラブストーリーにな
っただろう。
初っパナに二人が出会って「人殺し」と呼ぶヒロイン亜美。
普通ここは、そのまま使うだろう。
漫画を読んでいない人間は何だろうと思うし、読んでいる人
間はよしよしとなる。
どっちに転んでも面白そうだとなる。それをあだち氏得意の面
白くないギャグを初めに持ってくるとは……。

長澤まさみ「涙そうそう」は公開されているホームページ上の
予告編からはそれなりに泣ける映画になっているようだ。
映画館も「ラフ」の3倍は人が入る映画館が用意されている。


それからこの時期の公開は「日本アカデミー賞」最優秀賞狙いも
あると思える。

今年上期の映画は「海猿 LIMITED OF LOVE」が圧勝の勢いだ。
日本沈没も人が入っているようだが、これは公開劇場数と公開
期間によるものだと考えられる。

ちょっとした調査では見て良かった映画のベスト10に「日本沈
没」が入っていないからだ。

9月末に「涙そうそう」が公開された場合、ぎりぎり日本アカデ
ミー対象の映画で、動員数と観客の反応次第では「海猿 LIMIT
ED OF LOVE」に肉薄すると予想される。

そして、沢尻エリカ「手紙」。玉城君が出ているのが相当気に
なるが原作は一度は泣けるストーリーだ。

既に予告編がホームページ上出ているが、これだけだと判断は
できない。
注目は不幸を背負った女性でない役を沢尻エリカがどう演じるか。
今までと違った演技ができれば、堀北真樹に肉薄してくること
になる。

次の堀北真樹の映画・ドラマが何になるか楽しみだ。

とにかくこの世代の女優陣はタイプが違って役が被りそうにない
のが、ある意味強みであり面白くないところでもある。

それにしても、今年は舞台より映画を見ている。私の昔の知人も
演劇はつまらないから映画を見るようになったといっている。

演劇を作る人たちは自分たちが楽しむ芝居ばかりを作り、観客が
楽しい芝居「商業演劇」を忘れているのではないかと思う。

以前の映画制作が苦しんだ道を今度は演劇という本来映画より面
白いものが歩み始めたような気がする。