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堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」と「イノセント・ラフ」(第1回)

2008-10-21 01:41:05 | ドラマ・映画
堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ」

嫌な予感があたったようだ。堀北真希、北川君以外スケジュール調整で初回に間に合わなかったように見える。

かなり初回のシナリオは手直しが入って当初予定のラストが変更されたとしか見えない。

そのため、主演堀北真希、北川君で初回はほとんど動かす必要が出たように見える。

初回を見る限り予想通り、佳音と耀司の血のつながりは疑問に見えてきた。

恐らく事件のカギは義理の兄妹が原因と集約するように感じるが、「義理」でない可能性で「妹」を「女」として見ている「兄」もある。

聖花が6年前の佳音の事件と繋がるのは、わざわざ殉也が7年前のクリスマスの話しをだすことでほぼ間違いないだろう。

ベッドで寝たきりの状態なのも、恐らく6年前からと来週あたりで明かされそうだ。

昴が殉也に愛情を感じているのも少しシーンを入れすぎているくらいに感じる。

この物語は、前年のクリスマスから今年のクリスマスまでの話しなのだろう。

話しの作り方としては6年前の火事に池田次郎を使ってどこかの時点から遡ると同時に、もう一方では今年のクリスマスに進行していく作りになるだろう。

ただ、どこで俳優陣の折り合いをつけるかわからないが、北川君の演技はあまり前面に出ないようにしないといけない。

今週の長いセリフは多用しないようにしないと限界が見える。

北川君以外は全て俳優・女優なので、その中でフォーカスを当てた演技をさせるとやはり浮いてしまうのは仕方がない。

今週を見るとかなり気になるのでセリフ短く、シーンは短くインパクトあるように演出・脚本で支援する必要があるように感じる。

結局、初回としては動きが静か過ぎてインパクトに欠けるスタートになってしまった。俳優陣のクランクインが9月13日だというが撮れたシーンはそう多くないのだろう。

心理描写を深く描くなら「風のガーデン」のようなシーン割りをきっちりしないと感情移入はやはりしにく。

初めに火事のシーンを持ってきたのはいいが、中盤にもう一つ動きが欲しいドラマだった。

今回、ほぼ堀北真希が主演としてストーリー全てを動かしたが、当てられたキャラクターが活発でない人物であるため物足りないストーリーに感じる原因になってしまった。

俳優陣を初回にあまり使わないなら、せめてどこかに誰が起こした事故か分からないシーンを混ぜてワンクッション置いてラストの聖花に繋げた方が次回に視聴者を引っ張ったような気がする。

そして、堀北真希はやはり恋愛表現が苦手なようだ。「イケメン~」での小栗旬に対する表現と同じ表情をしてしまっている。

この辺は、ラヴストーリーの舞台を何本か観る事を勧めたい。擬似恋愛体験を重ねれば堀北真希ほどの才能があれば、今回のドラマでもう少し違った表情ができるだろう。

そして、佳音の中学時代を同じ事務所の沢木ルカがやっていたのが少し面白かった。「打撃天使ルリ」では面白い中性的な雰囲気をだした演技をしていた。

この将来の女優候補は才能があると思って見ている。数年後が楽しみな候補だ。


「イノセント・ラフ」

これはいい企画だ。半分しゃれでやっているようだが、北川君の演技への慣れの狙いもあると感じる。

今週は「そうですね」を使ったイントネーションの違いによる表現の違いの回のようだ。

この短いセリフなら違和感なくイントネーションを変えて演技ができている。

終わりの頃には肝心のドラマにいい影響として出てきそうだ。
雫石令のホームページ[魔法のiランド]


1 コメント

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いよいよ始まりました (mingle)
2008-10-21 08:00:46
やっぱりライターさんのHPは面白いです。
ライターさんの書いているように次回から修正されていくと本当にいいのになあと思っちゃいました

ラストの30分からはすごい展開で釘付け~
衝撃すぎです・・・人物紹介で愛想笑いしない、って
書いてあったのに、も、もう・・・
あの人物紹介は狙いですよね。

私はピアノの音楽や、最初のキャスト紹介の映像なども気に入りました。

また読んでいきますので、始まったので毎日は無理かと思いますが、また色々と書いてください!
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