ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

BBCの放送

2005年05月17日 | パーキンソン病の薬
昨日、英国のBBC放送が2001年に制作した番組のドイツ語版がテレビ放映された。番組名はHeilmittel Ecstasy。Heilmittelは治療法、Ecstasyは違法ドラッグのエクスタシー。このエクスタシーがパーキンソン病の治療に役立つかどうかという内容。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/1169980.stm
(ところで、私、リンクのはり方がよくわかんない。。すみません。)

Lドーパを服用している若年性パーキンソン病患者の元スタントマンのティム・ローレンスさん(39)がナイトクラブでふとしたきっかけでエクスタシーを試してみたところ(ダメじゃん!と私は思ったけど。。。)、身体の固縮が改善されたらしい。というわけで、エクスタシー(正しくはエクスタシーの成分かな?)がP病の治療に役立つのではないかと専門家が注目し始めたという話。でもこれって、2001年制作の番組だからね、今のところ研究はどうなっているんだろう?どちらにしても、エクスタシーには記憶障害などの副作用があるから、ただ単にエクスタシーとLドーパを併用ってわけにはいかないみたいだね。

このローレンスさんって、病歴は分からないけど、症状は進んでいる方だと思う。エクスタシーを服用した状態と比較するために、エクスタシーを服用していない状態(ジスキネジアやオフの状態)も放映されたけど、大変そうだったもの。(私なんか、Mr.Pakipakiの今後のことを考えてしまい、胸が苦しくなった。。。)でもね、そのローレンスさんが、エクスタシーを飲んだあとに、体育館で猫のように飛び上がって(一応、補助の人はついていたけど)前転とかバック転をする姿には驚いた。

番組によると、エクスタシーはドーパミンとは関係がなく、セロトニンの放出(分泌?)を促すらしい。んんん?なんでセロトニンの放出だけで動きが改善されるの???よーわからん。じゃあ、チョコレート食べたら動きがよくなるってこと?チョコレートってセロトニン分泌に関係してなかったっけ?

去年の話だけど、Mr.Pakipakiは「エクスタシーなし」でサーフィン(初挑戦)ができた。エクスタシーを飲んだらサーフボードの上でバック転くらいできるかも。。。なんてちょっと想像したりした。せっかくなので、写真も載せてみた。

We saw a BBC TV program on a British PD patient who took Ecstasy when visiting a night club and found out that he had better movement. Well, this news is a bit old but it was amazing to see him doing backflips (he used to be film stuntman) after taking Ecstasy, while he was suffering from sever gyskinesias and stiffness before taking Ecstasy. I just thought Mr.Pakipaki might be able to surf better with Ecstasy, but I don't want him to try it because it has a sever side effect... plus, most importantly, it is illegal!!!