さすがに梅雨ですね。
朝からこれでもかというほど暗く、夜がもう来たかのようです。
こういう日はみんなどうしているかなー、と気になります。
入院している当事者、一般就労に近い仕事をしている人、
作業所に通っている人、
当事者はそれぞれの日課があるでしょう。
でも家族はたいていが家に居る人です。
特に、仕事もなく毎日家で過ごしている当事者と一緒に過ごしている家族は
こんなお天気の日はよけいに落ち込みます。
もちろん世の中にはつらい立場の人はたくさんいます。
ただ、精神障がい者とその家族は今この日本で、
あまりにも理解されていないのではないでしょうか。
他の二障がい(知的と身体)に比べても大きな差があります。
市民の気持ちもそうですし行政の取り組みにも言えることです。
精神障害はたいていが思春期や成人になってからかかります。
そのために本人や家族に責任があるように思われがちです。
しかし病気になるのは運命なのではないでしょうか。
環境に左右される場合もあるでしょう。
当事者が真面目すぎたり優しすぎたりすることにも一因があると思います。
どうして人々はそう思おうとはせずに排斥の気持ちに偏るのでしょうか。
寂しいことです。つらいことです。
こんなお天気の日、あの人も、あの人も、家で鬱々としているのではないか、
と気になって仕方ありません。
今年度の家族会がさらに前進して明るく力強いものになればいいのですが。