←今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁
ここにきて・・・
あれだけ張り切っていた、トマト屋さんの元気がなくなった。
以前 このぶろぐでも書いたUターンのトマト屋さんのことだ。
最近のトマト屋さんは、ベージュの作業着の上下に長靴ばき、首にはタオルをぶら下げていて格好だけは、一丁前のお百姓さんスタイルだけど、目線が70度くらいの、少々うつむき加減だ。おまけに 草を刈っていてブヨに噛まれたとかで、顔のあちこちが赤くふくれていた。
有機栽培の夢を熱く語っていたトマト屋さんが、どうも壁にぶち当たっている感じを受けた。
話を聞いてみると ビニールハウスを建てる予定の畑地はもともと水田で、掘ってみたら、80センチ下が岩盤だったとか。
トマトは水はあまり要らないが、根が深く下へ下へと伸びていく性質なので、これはちょっと想定外だったと話していた。
「石見地方って名前は どうして付けられたか知ってる?」と聞かれた。
「うーん、何かで読んだことがあるけど、にわかに思い出せません。」と言ったら、「本当は岩見地方と言ったらしい、それほど岩が多い地域なんです。」
「そうなんだ、でもそれなら事前調査不足ですよ、私なら第二の人生、全財産をかけて起業するのならそこまで調査します。夢ではお腹は膨れません。そうはいってもトマトって原産地はペルーのごつごつした固い土のところにできるのだと何かの本に書いてありました。大丈夫ですよ。相手はか弱い植物、愛情と誠意をもって事に当たれば答えてくれますよ。根っこはきっと岩に当って横に曲がります。我々団塊世代の夢を一手に担っておられるんですから、頑張ってくださいよ。」と今思えば慰めにも何にもならない支離滅裂な激励の言葉をかけていた私。
まったくもって無責任発言。ゴメンナサイ。
それからしばらく姿を見せなかったトマト屋さんが、トマトを抱えてやってきた。
「ええっ!!、もしかしてこれは試験栽培のトマトですか?おまけにトマト屋さんの初物?」
「そうそう、本当は春に植えなくちゃならないのに 研修が済んだ7月に500本、試験的に路地植えしてみたんです。途中青枯れ病になったり、雨が多く日照不足で色がつかなかったりで、500本が100本になっちゃったのですが どうにか収穫の運びとなりました。プチトマトではないですよ、無農薬の桃太郎(トマトのブランド名)です。食べてみてください。」
一口かじったとたん、適度な酸味が口に優しく、かと言って酸っぱすぎず、甘すぎず 果肉は固くしっかりとしていて、トマト本来の香りと、トマト本来の味がした。
「美味しい!!、美味しいです。」
「そうですか、よかったぁ。ここに持ってきて ママにどういわれるか怖かったんですよ。これを来年2月に植えます。やっと諸問題が解決して目処がつきました。」とうれしそうに目じりを下げてニコニコ笑顔。
いやぁホントお世辞ではなくて、収穫時期が時期だけに皮は少々固かったけど、味のほうは昔の懐かしい味がした。
青枯れ病を起こす病原は土壌中に生息する細菌らしい。
「土壌は何層にも分かれているんだよね。それを深く掘って行くと必ず白くなったところにぶつかる。これは何年もかけて農薬を使い続けた結果、そこにたまった悪い層、死んだ土壌なのよね。これを綺麗にとり除くには、5年くらいかかる。そしてきれいに取り除いた土壌で作ったトマトの味は そりゃ最高にうまいんだよね。うまい!!と叫びたくなるほど。」なんだそうです。
「商売として考えたら採算が取れないかもしれないけど、ゆくゆくはそういったトマトを作りたいんだよね、自分がうまいと思えるトマトをね。」とまたもや遥か遠くを見る目で 夢を語ってくださったトマト屋さん。
さっそく、頂いたトマトを使って“トマトの豚肉まき”と”トマトうどん”を作ってみました。
レシピは今週末に。
もうじきビニールハウスの建設にも着工するらしい。
東京の奥様もあきらめてこちらに来られたとか、よかったですね。
人様の夢でも、他力本願的な夢でなく建設的な夢は、とても励みになり、うれしいものだ。
←最初にクリック押し忘れの方もう一度クリックよろしくです。
小雨 時々曇り 24℃
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁
ここにきて・・・
あれだけ張り切っていた、トマト屋さんの元気がなくなった。
以前 このぶろぐでも書いたUターンのトマト屋さんのことだ。
最近のトマト屋さんは、ベージュの作業着の上下に長靴ばき、首にはタオルをぶら下げていて格好だけは、一丁前のお百姓さんスタイルだけど、目線が70度くらいの、少々うつむき加減だ。おまけに 草を刈っていてブヨに噛まれたとかで、顔のあちこちが赤くふくれていた。
有機栽培の夢を熱く語っていたトマト屋さんが、どうも壁にぶち当たっている感じを受けた。
話を聞いてみると ビニールハウスを建てる予定の畑地はもともと水田で、掘ってみたら、80センチ下が岩盤だったとか。
トマトは水はあまり要らないが、根が深く下へ下へと伸びていく性質なので、これはちょっと想定外だったと話していた。
「石見地方って名前は どうして付けられたか知ってる?」と聞かれた。
「うーん、何かで読んだことがあるけど、にわかに思い出せません。」と言ったら、「本当は岩見地方と言ったらしい、それほど岩が多い地域なんです。」
「そうなんだ、でもそれなら事前調査不足ですよ、私なら第二の人生、全財産をかけて起業するのならそこまで調査します。夢ではお腹は膨れません。そうはいってもトマトって原産地はペルーのごつごつした固い土のところにできるのだと何かの本に書いてありました。大丈夫ですよ。相手はか弱い植物、愛情と誠意をもって事に当たれば答えてくれますよ。根っこはきっと岩に当って横に曲がります。我々団塊世代の夢を一手に担っておられるんですから、頑張ってくださいよ。」と今思えば慰めにも何にもならない支離滅裂な激励の言葉をかけていた私。
まったくもって無責任発言。ゴメンナサイ。
それからしばらく姿を見せなかったトマト屋さんが、トマトを抱えてやってきた。
「ええっ!!、もしかしてこれは試験栽培のトマトですか?おまけにトマト屋さんの初物?」
「そうそう、本当は春に植えなくちゃならないのに 研修が済んだ7月に500本、試験的に路地植えしてみたんです。途中青枯れ病になったり、雨が多く日照不足で色がつかなかったりで、500本が100本になっちゃったのですが どうにか収穫の運びとなりました。プチトマトではないですよ、無農薬の桃太郎(トマトのブランド名)です。食べてみてください。」
一口かじったとたん、適度な酸味が口に優しく、かと言って酸っぱすぎず、甘すぎず 果肉は固くしっかりとしていて、トマト本来の香りと、トマト本来の味がした。
「美味しい!!、美味しいです。」
「そうですか、よかったぁ。ここに持ってきて ママにどういわれるか怖かったんですよ。これを来年2月に植えます。やっと諸問題が解決して目処がつきました。」とうれしそうに目じりを下げてニコニコ笑顔。
いやぁホントお世辞ではなくて、収穫時期が時期だけに皮は少々固かったけど、味のほうは昔の懐かしい味がした。
青枯れ病を起こす病原は土壌中に生息する細菌らしい。
「土壌は何層にも分かれているんだよね。それを深く掘って行くと必ず白くなったところにぶつかる。これは何年もかけて農薬を使い続けた結果、そこにたまった悪い層、死んだ土壌なのよね。これを綺麗にとり除くには、5年くらいかかる。そしてきれいに取り除いた土壌で作ったトマトの味は そりゃ最高にうまいんだよね。うまい!!と叫びたくなるほど。」なんだそうです。
「商売として考えたら採算が取れないかもしれないけど、ゆくゆくはそういったトマトを作りたいんだよね、自分がうまいと思えるトマトをね。」とまたもや遥か遠くを見る目で 夢を語ってくださったトマト屋さん。
さっそく、頂いたトマトを使って“トマトの豚肉まき”と”トマトうどん”を作ってみました。
レシピは今週末に。
もうじきビニールハウスの建設にも着工するらしい。
東京の奥様もあきらめてこちらに来られたとか、よかったですね。
人様の夢でも、他力本願的な夢でなく建設的な夢は、とても励みになり、うれしいものだ。
←最初にクリック押し忘れの方もう一度クリックよろしくです。
小雨 時々曇り 24℃
でも、トマトと肉が合わないはずがない!!
美味しそぉ~♪
これは早速いただき☆です。
甘いフルーツトマトも美味しいけれど、昔ながらの果肉のしっかりした
トマトの香るトマトも大好きです。
無農薬って本当に難しいですね。でも、今年の温かさのせいか、挿し木にしていた、ミニトマトから弁当の、彩ほどですが、今の時期5~6個取れてます。
夢をもって挑戦中のUターンのトマトやさん、美味しいトマト作り、頑張ってほしいですね。
トマトの酸味と、お醤油の香りと、オリーブオイルがとてもよくマッチして、ご飯のおかずにも、お酒も肴にもどちらにもいけそうでした。
>甘いフルーツトマトも美味しいけれど、昔ながらの果肉のしっかりした
トマトの香るトマトも大好きです。
本当にかじると青い匂いのするトマト、おいしいですよね。
こんなに暖かければ、またあのにっくき カメムシが出てくるのではないかと思います。
当店でもプランタンでミニトマト作ったんですが、栄養不足なのか、皮が固かったです。
でも彩にもプチトマトは必要。
簡単に作れるので助かりますよね。
トマト屋さん、本当に頑張ってほしいです。