こわいこわいがやってきた

どうやら夏がやってきました。

まだ梅雨明けの声も聴かぬままですが、緑濃く蒸し暑い日々が
多くなってまいりますね。




暑くとも、なにはともあれ師匠と一緒にいたいもっちゃんと
若干迷惑そうな表情の師匠のコンビは、通年のわが王国の風物詩。


窓を開けると外からは野鳥のさえずりがお二方を誘います。


そんな平和なおっとり王国に、年に一度、こわいこわいがやってくる。

その名も　『よぼうせっしゅ』！


いつも往診でお世話になっております、Ｍ先生にまた来ていただきました。

すぐさま気配を察してどらやきになる師匠。
行き場をなくし立ちすくむ恐怖の表情のもとなり。

母がとりあえずまるまじろ化したもっちゃんを確保し、階下で待ち構えている
先生のところに連れてゆき　ちっくん。

その後しっぼボーボーたぬたぬ化した師匠に　ちっくん。



平和ボケのお二方にとって、あまりに衝撃的な出来事だったのでしょう。
師匠は先生が帰ったあとも、おやつも食べずに周囲を偵察、
もっちゃんに至っては注射の最中におもらしを・・・。



なんつー情けない顔をなさる。




こちらはもう、しおしおじゃないですか・・・。


毎年の事なのだからいい加減、慣れていただきたいのだが・・・。

普段はこんなに堂々としているのにねえ。





珍しく、こわいこわいがやってきた王国の夜でした。



おっとりともとなりはきょうもしあわせ。