エリザベート 1996年6月11日 東京宝塚劇場 113分
新(人)公(演) トート:安蘭けい エリザベート:貴咲美里 フランツ:汐美真帆 ルキーニ:楓沙樹 フィー:未来優希
とにかく「奇跡」「伝説の」新人公演のとうこ(安蘭けい)の「エリザベート」
ダイジェスト版、話半分で(期待せずに)観てみました(`・ω・´)
まず、エリザベート=シシィ役のみり(貴咲美里)の化粧が…それもあって表情が怖い。
歌は高音部分などは綺麗で、本役(花總まり)に唯一勝てる部分でしょうか。
でも ♪わたしだけに でのネグリジェ?白いワンピース…寸が…身長が…。
本役に合わせて作られた衣装だから仕方がないのかもしれないけれど、
似合ってない。肌も白塗りしても浮き出てくる黒さ…。
エリザベートは美貌を武器にして自らの発言力を強めていくわけですが、
その『美貌』が…全く、無い…_:(´ཀ`」 ∠):_ …
とうこのトートは歌は、キーを下げている箇所があるそうですが、
それを差し引いても見事です。これが研5で、というとすごいなぁ…と。
私が唯一観た新公といえば「ウエストサイドストーリー」ゆうひ&ダニ(大空祐飛&大和悠河)のみ。
まぁ華やかさと対極にある演目で、男役の歌…酷かった:(´◦ω◦`):
歌詞の聞き取りやすさは、今まで(DVDで観た中)のトートでは、一番かもしれません。
圧倒的な歌唱力で本役のいっちゃん(一路真輝)は素晴らしいけれど、
歌詞が聴き取りにくい箇所がいくつかあり、それはずんこ(姿月あさと)も同じ。
おさ(春野寿美礼)は言うに及ばず…。
身長差がとうことみりでちょうどいい感じなのね。
フランツをケロちゃん(汐美真帆)がキャストされるとは!びっくり。渋さ?で?
(今年から星組トップの北翔海莉、けろちゃんに似てるなぁ…)
マザコンぶりはたっぷりだったけど、歌はもひとつ、声が濁って残念。
ルキーニのたまお(楓沙樹)は、歌が…声が…ケロちゃんと同じで濁って聴き取りづらい。
狂言回しで台詞が多いからか、何度か台詞を咬んでましたね。
トド(轟悠)を超えるのは…まぁ、本役と比べてはあかんけど、ね。
ゾフィーには退団後は、(東宝)ミュージカルに引っ張りだこの未来優希。
うーん…絶賛されてるけど、はっちさん(夏美よう)の男役臭漂う人っぽいのと
前に前にと目立ちすぎるのね…引くことを知らない。
あくまでも脇役なんだからそこを考えて欲しい…どうもね。
ゆりちゃん(星奈優里)にりんごさん(小乙女幸)のリヒテンシュタイン夫人は無茶だ
本役のマデレーネ(娼婦)が妖しく美しく適役だっただけに…。
でもこのゆりちゃん研6なのですが、
ハナちゃん(花總まり)は研5…新公で主役でもおかしくない年齢だったのね。
ねったん(夢輝のあ)かしげ(貴城けい) 彩吹真央……(´;ω;`)