チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

大人は早く気付け。 子供たちの命がアブナイって事を・・・

2015-11-08 21:33:13 | 脱原発・反原発・非原発
福島第一原発事故の放射能によって汚染された地域をどのように応援
するか?福島県を中心とした東北太平洋沿岸と言い換えてもいいよね。

応援しその効果はあるのか? 応援できるものなのか?

チャーリーの素人考えですが、たぶん無理。うーん、絶対無理っぽい。

1号機・2号機の核燃料が炉心を突き破ってメルトアウト、その際水素
を大量に発生させ建屋を吹き飛ばしました。3号機のMOX燃料は、小出
先生のお話だと圧力容器を突き破りさらに格納容器を突き破って土台に
なるコンクリートの上に落ちコンクリートと接した事で激しく反応し、
可燃性のガスを発生させ大爆発を引き起こした。

要するに、3つの原発の炉心の中の核燃料が溶け落ち封じ込めていなけ
ればならない容器から外に出て外気と直接触れている。さらに爆発によ
り大量の放射性物質がばらまかれて広大な環境中に飛散してしまった事
を見ても、手の打ちようがない事が想像できるよナ。

国と東電はその責任上何かアクションをとらないとカッコが付かないしィ


現在の行われている収束作業には工程表なるモノは存在するでしょうが
これは飽くまで仮定の話で在って、

「たぶんそうなる。」「そうなったらいいけれど・・・」って世界。

原子力発電の専門家・核物質を扱う原子核物理学の専門家のだれ1人福
島第一原発の事故を収束させる確実な方法を知らない。つまりは、片付
ける手立てがない作業を延々と続けなければならない。ということで
ここまでは事故現場の収束作業の話。

その間、放射性物質は海に山に周辺環境中にダダ漏れ。何故それが解る
の? って聞く人がいるかもしれませんが、反対になぜそれが解らない
の? と聞き返したくなるヨ。 

気象現象を止める事は出来ないでしょ。雨・風を止める事は出来ないで
しょ。汚染地帯に雨が降れば雨水が汚染されそれが高いところから低い
ところに流れ、大地に染み込み地下水になり、河川に流れだし環境中の
放射性物質を含みながら、いずれは平洋に流れ込みます。 

雨が止んで大地が乾き風が吹けば砂やほこりが舞います。 汚染地帯の
砂埃は放射性物質を含み汚ています。 風に乗って遠くへ運ばれ、やは
り野山、河川、湖沼、里、街・・・に運ばれ、環境全体が現在進行形で
汚染され、さらにそれが50年?100年?200年?・・・延々と続くわけで
す。

福島の産物を食べて応援? 出来ません。福島の自然を満喫し応援? 
出来ません。 野山も農地も海も汚染されてしまっています。野菜・果
物を育てる農地と水が放射性物質によって汚染されています。
結果収穫される農産物・海産物を食べれば内部被ばくの危険が出てくる
厄介なモノ。応援なんてできるハズも無い。



よしんば応援できたとしてその結果、福島の人々が1日長く汚染された
場所にとどまればそれだけ被曝の可能性が増え、被爆後は時間の経過と
共に被曝量が増えてしまうでしょ? 

言い換えれば福島やその周辺への応援は、背中を押して・・・手かせ足か
せをして危険な所に留まらせる結果にるよね。 ちょっと乱暴な言い方だ
けどそうでしょ? 危険な状況に追い込む事になる。 

未必の故意。ってヤツネ。

チャーリーが唯一出来る事は、「そこに居てはいけない。命を縮めてしま
う結果になる。という事を言い続けることだけ。 事故前の日本人の年間
被曝許容量は1m/svだったでしょ? 法律で国がこれ以上は危険だとい
っていた数字。健康に影響を及ぼす可能性があるとした数字。 

法律にあった位何でこの数字にも根拠があったハズ。不思議な事に事故後
はナゼカ許容量が20倍緩くなちゃった。基準を緩くした過程には事故前
の厳しい基準が都合が悪くなっただけで、人の健康は考慮されていないと
思うヨ。

チャーリーは言い続ける。 福島とその周辺へ居ちゃダメ。 逃げなく
ちゃダメ。命を縮めることになるから・・・。 

こんな事を書きながら、そこから離れられないという現実があるのも知
っているヨ。 現にチャーリーの友人、Oさんはいわき市に住んでいま
す。 そこに留まらなくちゃならない人が存在することも解っています。
その意思も尊重します。

人は人。 命てんでんこ。 

福島や汚染してしまった土地に留まるのは大人の考えで、エゴです。 

80歳、85歳まで生きられたモノが5年短くなって、75歳・80歳になるだけ。
そこには、70年、80年と何物にも替えがたいデンと大きな人独りの人生が
立派に存在しています。大いに意味のあるものです。
 

それでは子供たちはどうなるのですか? よーく考えてください。 今10
歳の子供たちがあと15年生きて結婚は出来るか? あと20年生きて家庭は
持てるか? もしかしたら二十歳まで生きられるか?ってホント厳しい問
題なんですよ!!

バカな事言うな! って思うでしょ。 そう、バカげたな話なんです。 
むちゃくちゃな話なんですよ。 

あってはならない事が現実に目の前で生きてるんですから・・・

事故以来、社会常識は通じない社会になった事に早く気付かないと。

子供たちを危険にさらせないでください。 体の免疫系が壊されます。
ありとあらゆる病気が発症します。  子を持つ親ならその事を考えてく
ださい。

20年後、「なぜ事故後非難してくれなかったの?」と、お子さんから聞か
れどう答えますか? 放射能汚染されてしまったところに留まるからには
子供たちに納得してもらえるその答えと子供たちの命以上の価値ある何か
を示す事が出来ますか? 

子供たちの目を見て応える覚悟がありますか?

そして、こんな悲惨な状況を作り出したのは地震でもツナミでもない。
国と東京電力というなんだという事は明白です。

原発が無ければ、東日本大震災の復興は軌道に乗ってますよ。

大熊も浪江も人が戻ってますよ。 福島の魚や農産物は市場に出て流通して
ますよ。 そうでしょ?

諸悪の根源が何なのか気が付かなきゃね。


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