チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

アメリカ合衆国は国ではなく「超巨大株式会社」

2024-05-06 22:51:58 | 自主独立 反グローバリスト 反エスタブリッシュ
先日はロシア連邦についてお話いたしましたが今回
はアメリカ合衆国についてお話いたします。

実は、私21年間アメリカ合衆国領内に住んでおり多少
なりとも一般の方々よりはアメリカ合衆国を経験から
得た知識もあります。領内としたのは合衆国本土では
なく、自治州という合衆国本土から見たら辺境の島だ
ったので領内という言い方にさせていただきました。

先ずは皆さんの脳内のアメリカ合衆国に対する概念ス
イッチを切り替えてください。

アメリカ合衆国は「国」では有りません。もちろん国
家という形を呈していますが、実は「株式会社」と云
うべき国なのです。「株式会社」としての利益が国とし
ての理念を優先してしまう国なのです。最も現在の先
進国各国は程度の差はあれほぼ同じように株式会社化
が進んでいます。

日本では国鉄民営化から始まり小泉内閣の民営化の加
速で国家が国民の生活・幸せより利益を優先する体制
がその表れです。

要するにアメリカ合衆国は合衆国国民の国ではなく、国
益よりもニューヨークウォール街(オーナーは国際ユダ
ヤ金融組織)の住人・株主の利益を優先する国となって
いて、国民・市民の生活を担う行政機関は各州が担って
います。

ここでグローバル勢力とアメリカ合衆国の関係を見てい
きましょう。アメリカ合衆国の建国は主にイギリス、フ
ランス等のヨーロッパからの入植者達が始まりです。ご
存知のように、北アメリカ大陸にはネイティブアメリカ
ン・先住民(以前はアメリカインディアンと呼ばれてい
ました)が生活を営んでいました。

入植当初からいわゆる西部開拓が終わるまで一貫してヨ
ーロッパからの入植者達は銃によって先住民の土地を奪
い殺し、ヨーロッパ人達はその勢力を北米大陸で拡大し
ていきました。

入植者はビー玉を使い土地と交換しろと強要あるいは騙
して土地を手に入れたという話も有ります。異を唱え土
地の所有権を主張する先住民は殺され、協力的だった先
住民は居留地と呼ばれる土地に押し込められ、酒とフー
ドスタンプ(行政が発行する食料クーポン)が与えられ
徹底的に勤労意欲を削がれ衰退していきます。こうして
ヨーロッパ入植者達は広大な北米大陸を先住民から奪い
現在に至ります。

メイフラワー号マサチューセッツ州到着が1620年
独立宣言公布が1776年
ワシントン初代大統領就任1789年
カリフォリニア州とニューメキシコ州をメキシコから
購入1848年(北米における現在の領土がほぼ確定) 

とまぁざっくりと振り返りましたが、日本史で重ねる
とちょうど江戸初期からヨーロッパからの入植がはじ
まり幕末にペリー提督が浦賀に来航したのがほぼ150
年後の1853年。現在2024年ですから入植から400年
建国から300年も経っていない国なのです。

アメリカ合衆国(以降はアメリカとします)という名
称を使用しているように、州の集まりがひとつの大き
な国を構成しています。アメリカの州は日本の県とは
全く違い大きな権限を持ち首都ワシントンにある連邦
政府とは異なった行政単位として機能しています。各
州が連邦政府とは異なる独自の行政権を行使していま
す。

一つ例を上げますと、先日テキサス州に有るメキシコ
との国境線にバイデン大統領とトランプ前大統領が同
じ日に視察したというニュースでした。

国境の入国管理局は連邦政府の管轄です。ハワイをは
じめアメリカにご旅行した方は経験が有ると思います
が空港でパスポートを見せ入国のスタンプを押し入国
許可を発行している所です。空港で白い制服を着てス
タンプを押してくれる人は連邦政府の職員です。 

現在メキシコとの国境線を州内に持つテキサス州では、
バイデン大統領と連邦政府によって大変な問題を抱え
てしまいました。前トランプ大統領によって入国管理
と国境警備を厳しく管理されていたものが180度一転し
中・南米からメキシコ経由の移民を大量に受け入れる
政策に切り替えました。この事により入国管理事務所
には大量な移民が押し寄せ、国境線には入管を通らず
に違法にアメリカに入国する違法入国者が増えてしま
いこの対策に手を焼いています。

この状況を危惧し大きな問題として連邦政府に対し対
応を求めていたテキサス州のアボット知事はテキサス
州の問題は関係ないとばかりに放置しているバイデン
政権に業を煮やし、共和党トランプ前大統領に国境の
現状視察を要請しトランプ元大統領はバイデン大統領
が視察した同じ日にテキサス州内のメキシコとの国境
線をアボット知事の案内で視察したそうです。
   
     
     視察するアボット州知事とトランプ元大統領

普通に考えたらおかしいですよね?現職の州知事が前大
統領に視察を要請し、同じ日に現大統領が同じ州内のメ
キシコとの入国管理局を視察する。普通なら、常識的に
考えたらテキサス州アボット知事はバイデン大統領の視
察に同行するのが行政の現場においては当然ですが彼は
トランプ前大統領を案内しています。

これ、アメリカの現状が解らない人が見たら混乱しま
す。

現在バイデン大統領は国境を開け移民を受け入れる政
策を推し進めています。一方、テキサス州とアボット
知事は移民の受け入れには反対の立場をとり、長大な
国境線を抱えているテキサス州ではバイデン大統領の
移民受け入れ政策により大挙して押し寄せる移民と入
管を通らずに国境を越えてくる不法・違法移民によっ
て州内の治安維持への実害を受けている為に、先に述
べた現職の州知事と現職の大統領の足並みが揃わない
おかしな現象が起きているのです。

事実アボットテキサス州知事は州内の治安維持のために
州軍を動員しさらに他の共和党の州知事にそれぞれの州
軍のテキサスへの派兵を求め一部は実際にテキサスに集
結しています。

アボット知事は共和党所属。一方バイデン大統領は民主
党。トランプ前大統領は共和党。という背景でお解りと
思いますが、共和党・民主党とはこれほど違うものなの
です。

今、アメリカ合衆国は国内の分断が進み、一触即発の状
況が続いています。長年グローバリスト・ウォール街に
利用され利益優先社会を突き進んだ結果が、アメリカ国
内の分断・対立を生み、内戦の危険をはらんだ状況にな
ってしまっています。

横道にそれますが、前回2020年の大統領選は民主党主
導の不正選挙だった事が対立・分断を決定的にしまし
た。

アメリカはその成立過程以来常にグローバリスト・国
際ユダヤ金融組織に利用されて来ました。合衆国が建国
されて依頼南北戦争、米墨戦争、米西戦争、第一次大戦
第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラ
ク戦争、アフガン侵攻その他CIAによる紛争内戦。政府
転覆等々を含めますとほぼ戦争・紛争をやり続けていま
す。稀に見る好戦国です。



しかしながら、国民が武力による世界覇権を望んでいる
のか?というと合衆国国民は決して好戦的ではなく、む
しろ現在でもモンロー主義を好み他国の紛争戦争への介
入は積極的では有りません。

特に上下両院議会は国民感情を反映し参戦・介入に反対
の立場が多く見られます。

ではなんで昔からこうも世界中で戦争に介入してきたの
か?と思いますよね。ここでエスタブリッシュと国際ユ
ダヤ金融組織が巧妙に強大なアメリカ軍を利用し、その
動員力と物資と武力を駆使し、世界への覇権を進めてき
たのです。

繰り返しますが、ここで世界の覇権を獲得に動いたのは
アメリカや国民の民意を反映した議会ではありません。
ワシントンDC・コロンビア特別区・連邦中央政府を利用
したエスブリッシュ・国際ユダヤ金融組織なんです。大統
領はあくまで権限を持たされた代理人でしかありません。

そうなんです。アメリカは完全に利用され搾取されており
若い兵士は世界中の戦場で戦わされ、膨大な兵士がアメリ
カの為ではなく、エスタブリッシュと国際ユダヤ金融組織
の特権を維持するために、あるいは軍産複合体という戦争
をビジネスにし、経済活動を行う組織の為に命を落として
きました。


考えてみれば、アメリカ国民ほど可哀想な気の毒な市民は
いないかもしれません。異国の地で命を落としそれが自国
の国益にはなっていないばかりか、国民は知らされずに自
由主義・民主主義という耳障りのいい嘘・方便で世界中の
人々を殺し傷つけ不幸にし世界の人々に対する大罪を重ね
ているのです。

これを可能にしているのが、コロンビア特別区とウォール
街です。ウォール街はご承知のようにロンドンのシティー
と並ぶ世界の金融象徴。コロンビア特別区は治外法権で守
られている合衆国の中の州とはまた別の領域で通称ワシン
トンD.Cと云われ連邦政府機関が集まり、ホワイトハウス
国会議事堂などの連邦政府の中枢です。実際は、コロンビ
ア特別区を動かしているのがウィール街なのです。

つまり、国際ユダヤ金融組織が大統領を操り、大統領の権
限で連邦政府が動くといった仕組みが出来上がっているわ
けです。

ホワイトハウスで執務を取る大統領が民主党か共和党かは
関係ありません。湾岸戦争をはじめたブッシュ武大統領は
共和党で第二次大戦参戦した当時ルーズベルトは民主党で
した。もちろんウィール街の意向は経済最優先です。その
上には、ダボス会議(世界経済フォーラム)があり円卓会
議がありビルダーバーグ会議といったエスタブリッシュの
悪魔どもが人の命を引き換えに経済を支え、資源と労働力
と時間を我が物にしている実状があります。

   

現在の日本と同じように、エスタブリッシュ・国際ユダヤ
金融組織によっていいように利用され国民は税という形で
富を収奪され時間を奪われています。また国内を疲弊させ
内側から国の体制を崩壊させ、各州の資源財産をも奪われ
続けています。

その例が民主党バイデン大統領の移民政策です。人道・人
権を看板にしてはいますが、実は大量の異国民をアメリカ
国内に入れ職を奪い、フェンタニルという新しい安価な麻
薬を持ち込ませ内側から合衆国を蝕ませ合衆国を乗っ取ろ
うとしています。


テキサス州内のメキシコとの国境に押し寄せる移民は動員
です。お金で動いています。そもそも移民問題はアメリカ
の問題ではなく、移民を排出している国の問題であって、ア
メリカが国費を使って受け入れなければならない問題では有
りません。それを左翼の常套手段の人道・人権という言葉を
使い合衆国を攻撃し同時にビジネスとしてしっかり利益を上
げています。



それがイデン民主政権です。しっかりと「株式会社アメリカ
合衆国」として役割を実行し、エスタブリッシュ・国際ユダ
ヤ金融組織の思い通りに合衆国を崩壊に導き、最終的に全体
を乗っ取ろうとしているのです。結果、合衆国国民は搾取の
対象の奴隷として生きるしか有りません。


トランプ前大統領は明確にこの実状に気付き、グローバリス
ト・ウィール街に従うことがアメリカの国益に成らず国民は
時間と労力を搾取され幸福にはならない。として大統領とし
て国民を守り、国益を優先していました。それが、彼の唱え
る「アメリカ・ファースト」なんです。

    






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