腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

ロックマンX アニバーサリーコレクション(PS4版)

2018年10月31日 01時43分59秒 | PS4ゲーム感想文
【ハード】PS4
【メーカー】カプコン
【発売日】2018年7月26日
【定価】5940円(税込)
【購入価格】4800円(新品)
【プレー時間】40時間くらい


ロックマン。去年30周年を迎えた、歴史と人気を併せ持つ、知らぬ者などいない比類なきアクションゲームシリーズである。
発祥はファミコン。そこから元祖だけでなく派生シリーズも幾つも生まれ、ロックマンファミリーはどんどん増えていった。
横スクロールアクションで、色々と素材を流用しやすく、つまり続編を作りやすい。多作化は必然の結果だった。
もちろん単なるコピペではなく、毎回単品で楽しませる品質があった。だからこそ30年以上愛されるシリーズになったのだ。
ファミコン世代たる俺は、無論ロックマンファンである。ロックマンと共に成長し、時代の変遷を見つめてきたと自負している。

……というのは、ちょっと、いやかなりフカしている。ごめんなさい。まぁファミコンでロックマンに触れたのは嘘ではないが。
だが、そこから。具体的には初代の1~3をやってから、俺のロックマン史はプツリと途切れる。以後殆どやらなくなった。
ファミコンで続いた続編も、派生作品もほぼガン無視。今考えると自分でも驚くくらい、スッパリと縁が切れてしまっていた。
しかし、だ。その修復不可能に思えるほどだった断絶が、近年急速に回復したのだ。……近年つってもここ10年くらいだけど。
ポツポツと単品をプレーし、DS「流星のロックマン」3作は全てプレー、更に「セットのものの充実」が状況を大きく動かす。
「ロックマンゼロコレクション」にて一気にゼロシリーズを制覇。……凄まじく難しくて、未だにトラウマが残っているが。
そして去年・一昨年で、遂に初代「ロックマンクラシックスコレクション」が2本に分かれて発売された。無論、両方プレー。
既知未知問わず、無印ロックマン10作をやり遂げた。もうここまで来たら「やりまくり」と言っていいだろう。
確かに断絶……未プレー期間は長かったが、俺はロックマンを忘れたわけでも、興味が薄れたわけでもなかった。
「機会があればやってみたい」とは思っていたのだ。それにセットものが見事に答えてくれて、「縁」は完全に蘇った。
俺は今現在こそが最もロックマンに触れロックマンを知っているロックマン充状態である。ほんと、縁とは不思議なものだ。
リアルタイムで触れ続けるのが一番なのは当然だが、それは今更言ってもしゃーない。ちゃんとプレーはしてるんだから。
つってもまだまだ未プレーの作品は多い。我がロックマン道の先は長い。これからも歩き続ける。改めて、そう誓う次第である。

……なんてチョーシ扱いてたら、今年初頭、ついに来た。「ロックマンXアニバーサリーコレクション」である。
Xシリーズは、無印に次いで登場した、無印に次いで有名なロックマンであろう。ついでに言うと無印に次いで作品が多い。
無印のセットが出きった今、Xシリーズのそれが出るのは必然と言えるだろう。今年が発売25周年という切りの良さもある。
ここまでは予想して、また身構えていた。しかし予想を上回る現実が待っていた。「1~8の同時発売」である。
正確には4つと4つを別ソフトに纏めているが、それらが同時発売され、更に2本セットも発売される。意味としては変わらない。
これはちょっと……あかんだろう。「ロックマンを8本纏めて」だぞ? 意味分かってんのか? とんでもないことだぞ???
だが、俺にスルーの選択肢はない。ここ10年で俺は完全にロックマンと共に生きる身となった。出るなら買う。そしてやる。
……けど8本一気にはさすがに死ねるかもしれんから、4つずつ考えることにした。実際別ソフトだし、おかしくはないだろう。
てわけで、まずコレクション1、「ロックマンX~X4」である。無論初代から順繰りにプレーしていく。俺にとっちゃ全部新作だ。
オマケモードも存在するが、それよりも先に本編だ。「かけだしハンターモード」? たわけ、そんなもん使うかボケ!!
やるのはノーマル、元のままのXシリーズである。無印をやり遂げた俺が、派生作品をクリアー出来ないわけがないのだ!!!

……はぁ。いやぁ~……大変でしたね。疲れましたね。俺もそろそろ年齢的に、高難度ゲームは避けるべきかのかもと思った。
以下色々書いていくが、結論としては極めて単純に終わる。「ロックマンは難しい」、終わり。これ以上の言葉は要らない。
難しいのである、ロックマンは。本家も、分家も。そしてそれが意外なまでに語られていない。忘れられていると言うべきか。
実際、セットもの売上本数を見ても、ロックマンが今も大人気とは正直言えん。長年の歴史と積み重ねで、知名度は抜群だが。
そう、現在ロックマンを語る人達は、思い出話ばかりなのだ。「昔はめっちゃやったわ~」だけで、今は隠居を気取っている。
言い掛かり? ああそうだよ。でも俺は、お前らに今再び、ロックマンをプレーし、そしてその難しさを体感してほしいんだ。
道連れが欲しいんだよ俺ぁ。そんな歪んだ考えが浮かぶほどに難しく、また孤独なゲームだ。求められるは、ゲームの上手さ。
派生作品であるXでも難しさは全く変わっていなかった。寧ろ下地があるからか、1作目からアクセル全開な感じだった。
……改めて思うが、よくこれで人気シリーズになれたものだ。20世紀のゲームキッズ達は強かったんだなぁとつくづく思う。
なんちゅーか、子供だけが持つゲームへのパワーあってこそのシリーズだな。故に少子化と共に勢いが衰えてきた、のか?
いや、時代の変化だな。今はゲームに限らず娯楽の選択肢が腐るほどある。そんな中、わざわざこんな難しいものを? はー。

派生作品ではあるが、基本構造は無印シリーズと変わらない。まず8ボスステージがあり、それを終えると最終決戦へゴー。
8ボスを倒せば特殊武器をゲットでき、それが他ボスの弱点となる。故に上手く回れば効率的にボスを倒していける。
ちなみに現物版の初回特典として8ボス弱点表が添付されている。無印版クラコレ2と同じだな。さして役には立たんが、使おう。
無印(初期)との大きな違いは「8ボスを倒した後も何度でもステージに挑める」ことだ。ボス以外の敵配置等は一切変更無し。
これに絡んでロックマンXのパワーアップパーツやHP増アイテム、エネルギータンク等がステージ各所に隠されるようになった。
隠しアイテムは見つけ難く、また8ボス能力が必要なものもあるので、何度も探索する必要がある。発見時はかなり嬉しい。
この辺の作りは無印に逆輸入されたくらいだから、優れた仕様と言える。アクションゲームとして奥行きが増したと思う。
ただその分、「ボスを倒すだけでOK」ではなくなった。無論それだけでもクリアは可能だが、それだとXの性能が低すぎる。
非常に難しいこのシリーズにおいて用意されたパワーアップを無視するなんて愚の骨頂。何が何でも全部入手する勢いでないと。
8ボスはどいつも慣れれば倒せるが、アイテム探索は見つからんと本当に見つからん。違う方向性の高難度要素と言えるだろう。

無限に撃てるバスター+有限特殊武器という形は無印と同じ。バスターは溜め撃ちも可能。ただ、スライディングは存在せず。
代わりにダッシュ移動があり、飛距離の伸びるダッシュジャンプもある。アイテムを取れば空中ダッシュも可能になる。
Xシリーズの特徴的アクションとしては「壁蹴り」がある。文字通り、片方の壁を蹴ってどんどん上に登っていける。
壁があればどこでも可能かつ無制限なので、移動にも敵の攻撃回避にも非常に重要。壁を蹴らずしてXクリアーはあり得ず。
困ったのだが、ボタン配置である。ショット、ジャンプ、ダッシュ。ダッシュは横2回でも出せるが、ボタンが欲しい。
またダッシュジャンプのためには「ダッシュ押しながらジャンプ」が必要。加えて厄介なのが、ショットの溜めだ。
要するに「ショットを溜めながらダッシュジャンプ」出来ればOKなのだが、SFCの4ボタンでそれは非常に難しい。
この点は「ロックマンゼロ」シリーズでも困ったものだ。あのシリーズではRにダッシュを配置してプレーしたと思う。
今作でもボタンコンフィグは可能なのだが、謎の拘りが発生し、「今回は初期配置で頑張ろう」と決めた。マジで謎。
難しさに悶えてはいたが、一つくらい意地を通したくなったのだろうか。操作はし難いが、それがXシリーズなのだと。
……ごめん、やっぱ舐めてたな。本気でやれっての。うーん。……デフォで適切な配置にしてないカプコンが悪い!! はぁ。

X1~3はパスワードコンティニュー制だ。……X1はギリギリ許せるが、続編でもやるのは異常だろ。何考えてんだカプコン。
尤もそのおかげで、今作でも過去のパスワードを流用することが可能。初プレーの俺は無論違うが、嬉しい人には嬉しいか。
んで、今時パスワードなんてあり得ねーってことで、今作ではセーブも可能になっている。正確には「PW自動記録」てとこか。
オリジナルでのパスワード表示・入力時にそれぞれセーブとロードの機能が追加され、一つだけ記録と呼び出しが可能なのだ。
つまり今作、オリジナルまんまじゃなく中身に手を入れている。単なるセットものじゃない。頑張っていて好印象だった。
ただしセーブもロードもオリジナルに準じた場面のみで、無印コレクションにあったインチキ(2は緩いが)セーブは不可能。
これも形として正しいと思う。特に無印コレ1のどこでもセーブは出鱈目だったからな。ロックマンはこれでこそロックマン。
難度を下げたいなら、最初に「かけだしハンターモード」を選べば、今作独自の低難度モードで遊べる。これも改良……か。
ちなみにかけだしモードを選んでもゲーム展開に差はないが、クリアトロフィーを貰えない。じゃあ使う選択肢はない、な。
各タイトルの呼び出しや切り替えは速い。CD-ROMタイトルもほぼロードなしで文句無し。快適に4作をハシゴ出来るだろう。
……じゃあ、後は一つ一つクリアーしていくだけだ。一切のインチキも助力もなく、な。「ロックマン」がまた始まる……。


◯ロックマンX
第一作。初の派生作品にして、初のSFC……上位機種発売となった、ロックマン全体でもターニングポイントになった一本だ。
単純に見た目が非常に豪華になり、シンプルさは維持しつつも派手めなゲームになった。……パスワード継続は情けないが。
ちなみに今作、オリジナル発売当時「倒したボスが復活して先に進めない」というデカいバグがあり、回収騒動に至ったらしい。
これは当時深刻な問題(つっても一般ユーザーは知らない)だったマジコンへの対策プログラムの誤動作が原因だったという。
このことは後に鈴木みそ氏の漫画で知った。当時ならではのエピソードである。それだけ。ちっと知識をひけらしたかった。

上に書いたように、8ボスステージには無制限に入れるようになり、同時に隠しアイテムが多数配置された。
もちろんそれを探しつつステージを攻略していくのだが……正直、そんなに面白い要素ではなかった。悪くはないけど。
全体的に、発見しても「今は取れない」アイテムが多すぎるのよね。特殊武器や強化パーツを入手し、再来しなきゃならん。
それでいて入手しても劇的にパワーアップするわけではなく、快感は低め。取って損は何もないから取るには取るけどさ。
そんな露骨にパワーアップしたらバランスが崩れるってのは分かるが、じゃあこんな要素はそもそも不要ではないかと思う。
パーツを取るとXの見た目も変化するが、初期状態が一番スッキリしてカッコ良いし。装飾はロックマンらしくないよ。
あとライドアーマー。Xシリーズの特長として追加された搭乗型ロボだが……これも別に面白くない上、カッコ悪い。
ステージの彩りに用意してあるのだろうが、出てくる度テンション下がるやつだった。あれ、楽しいか? 分からん。
X4まで皆勤だったから、この先も登場するんだろう。どうせだったら敵側みたいに巨大ロボで暴れさせてよ……。

で。超難しかった。……しかし、だ。それは突き詰めればある一点に絞られる。それ以外ももちろん難しいが、何とかなる。
「ロックマン」と言えば8ボス→最終決戦 とさっき書いた。今作でもこのフォーマットは守られ、実にロックマンしている。
でも、その大半、特に8ボスは十分に何とかなる。難しいのは難しいが試行を重ねればいずれ勝てる。この俺であっても。
そして一体倒せば特殊武器が手に入るから、それが弱点のボス狙えば次も行ける。以下繰り返し。活路は十分にあるのだ。
そこまでスムーズにはいかないが、とにかく「やれば出来る」のである。これは非常に重要なとこだ。人の手で可能なのである。
人は何故難しいゲームをやるのか? 「やれば出来る」からだ。難しいから何度もダメ出しされるけど、いつか突破できる。
その可能性が見えているからこそ頑張れるのである。逆に「これ無理」と思ってしまったら、やるわけない。ゲームなんだし。
ロックマン、途中までは十分にこの「難しい」ゲームなのである。だからその部分は別に恐れちゃいない。どんと来いだ。
……じゃあ、何が「無理」なのか? それが今回Xシリーズをやってよく分かった。ラスボスである。最後の敵である。嗚呼。

ロックマンのラスボス。無論強い。めっちゃ強い。だがそれだけじゃない。「多段ボス」なのである。……呼び方これでいい?
最初の形態を倒すと、二段階目に変身、再戦。ゲームのラスボスでは常識的な仕様が、ロックマンでも常識となっている。
しかしこれがもう、キツい。強すぎる。何故って「どの形態も強い」からだ。そして「こちらの体力が据え置き」であることも。
ロックマンのラスボスは、最初の形態でも十分強い。それこそ他のボスと同じくらい。で、倒せば? 即二段階目に入る。
二段階目ももちろん強い。要するに強いボスの連戦だ。それでいて体力は据え置き。ハッキリ言って無茶苦茶である。
……それが、Xシリーズでは、3段階目までいる。いやぁ……これ、マジで無茶だよ。サラッととんでもないことやってるよ。
初顔合わせの時なんて、まさに絶望だ。一段階目ですらどうやって勝つのか、戦えばいいのか全く掴めずボコボコにされる。
それを必死こいて倒しても「なかなかやるではないか。ではこれならどうだ?」で二段階目スターと。目の前が真っ暗になる。
サブタンク(HP回復アイテム)を費やして二段階目も倒しても、「おのれ~、死ねぇ!」で三段階目。はい、もう殺して。
もちろん死ねば最初、一段階目からやり直し。「一度で三段階目まで倒す」以外に正解はない。……もう、本当に。嗚呼。

X1では、一段階目はペットの犬(機械だが)。まぁ勝てる。慣れればそんなに問題じゃなくなった。で、二段階目。
敵ボスである「シグマ」の本気という感じで挑んでくる超強い。強い。強いが。総力を挙げて戦い、俺はコイツも打ち倒す。
……はい三段階目、シグマ最後の手段と感じの巨大ロボでゴー。強い。すぐ殺される。そしてまた最初から。心が死ぬ。
30年前から今でもバリバリ現役な根源的ゲーム愚痴「難しすぎる」が口をついて出る。でも何の意味ない。虚しく響くだけ。
もちろん頑張るが、跳ね返される。頑張りが通る気もしない。毎度最初に戻され、精神力もどんどん磨耗、プレーが粗くなる。
3つあるサブタンクを全投入しても焼け石に水。ロックマンに人海戦術はあまり意味が無く、求められるはあくまで攻略。
しかし三段階目となるとそもそも到達するのがしんどく、そこから更に(負けつつ)攻略を練るというのは、非常に疲れる。
いやー。いやー。あっても、二段階目までだと思うんだよ。実際無印はそうやないか。何故三つ目なんて欲張るんだよ。
どうやって倒したのかもう覚えてないし、思い出したくもない。ただただ「こんなの絶対おかしいよ」と愚痴っていた。はぁ。

物語は……よく言われるように、コメディ気味の無印から一転、シリアス要素の強いものになっている。
これは無印をプレーしたガキが成長したことを想定しているのだろう。無印より難度が上なのもそう考えると理屈に合う。
……ただ、ゼロシリーズでも感じたことだが、正直言って「安っぽいシリアス」としか思えん。全然カッコ良くない。
そこは人間とロボ(レプリロイド)が共存する世界。ちなみに無印の未来の話だが、何故かハッキリとはそう描写されない。
そこでは人間を攻撃するレプリロイドを「イレギュラー」、そいつらを狩る存在を「イレギュラーハンター」と呼ぶ。
ロックマンXと親友ゼロはイレギュラーハンターに属する。どちらも出生に謎が多く、秘めた力があると何度も匂わされる。
そんな怪しいロボット動かしててええんかいなと。イレギュラーの存在もそうだが、社会システムに無理を感じて仕方ない。
そして案の定、最強のイレギュラーハンターと言われた「シグマ」が軍団率いて反乱、こいつがそのままラスボスとなる。
Xとゼロは共闘(ゲーム上ではXのみだが)し、シグマ軍団を掃討していく。やがて……!!

うーむ。やはり安い。深みがない。25年後、完全オッサンの俺が言うのは違うのは分かる。でも当時でもどうか? と思う。
強く違和感を覚えるのは、今作の設定に「人間」の姿がまるで見えないことだ。もちろん存在はするが、出るのは全部機械。
反乱を起こすのもそれを制圧するのも、戦うのも倒れるのも傷つき悩むのも全部レプリロイド。人間、全然出てこない。
それでいてXもゼロも当然喋るし悩みや疑念、怒り等の感情を持っている。つまり人間と変わらない。……設定、意味なくね?
やるなら「人間とレプリロイドの戦い」とすべきなのに、実際は機械同士、しかも人間臭い機械同士でやってる。おかしいよ。
安いシリアスはともかく、この設定はもっと練ってほしかった。……この先もずっと続く不満点である。うーん……。


◯ロックマンX2
1の翌年に発売。実にロックマンらしい続編の在り方だ。……つっても、この時期にまだパスワードって、恥ずかしすぎるだろ。
時は94年末……そう、PS・サターンに代表される次世代ゲーム機がゴロゴロ出たあの年だ。既にSFCはロートル気味だった。
つってもあの年一番売れたのは「スーパードンキーコング」だったりするから、勢いがなかったわけじゃない。円熟期、か。
そんな世相を表してか、今作では敵の一部にポリゴン表現を使っており、ちょっと微笑ましかった。頑張りましたね。
ラスボスの最終形態もワイヤーフレームで立体的に表現しており、「こういうことやりたかったんだな」と思った。時代である。

今作の特徴は「カウンターハンター」の存在であろう。8ボスとは別に、3体の中ボスのようなものが登場するのだ。
こいつらは8ボスを特定数倒すと、8ボスステージの途中でXに挑戦してくるようになる。出現場所はランダムだで、移動もする。
そして何と、無視することも可能。カウンターハンターのいる場所は表示される上、8ボスを倒し続けるといずれ消える。
「じゃあ倒す必要はないのでは?」……とは無論ならない。こいつらは「破壊されたゼロのパーツを持っている」のである。
ゼロは前作の戦いで木っ端微塵となった。記憶等のデータはX陣営で保管しているが、ボディパーツは回収出来なかった。
パーツさえあればゼロを復活させられる! それを持つカウンターハンター! ……というわけだ。燃える展開やね。多分。
カウンターハンターを全て倒せばゼロが無事復活する。……で、無視すれば、当然ながらゼロは敵として立ち塞がってくる。
ラスボスの一段階目として。ふざけるなこの野郎! もうお前なんか友達じゃない! 今度は復活不可能にブッ壊してやる!!

……はい、無理。もうマぁ~じで絶望した。敵ゼロ、強すぎ。どうやって倒していいのか皆目分からない。涙が滲んだ。
そして繰り返すが、こいつが今作のラスボス一段階目扱いだ。ゲロ吐きながら倒しても、まだ1/3。PS4破壊して逃げたかった。
ホント、なぁ。止めてくれよもう。寧ろゼロとの対戦は「カウンターハンターを倒しきったご褒美」にすべきじゃなかったか?
ダメな奴にはより過酷な試練を与えるゲーム、それがロックマン。非常に、折られた。お前もやってみろ。したら分かる。
ああ、絶望的だったなぁ。そら最終的には勝てたけどさ。なんかそういう次元じゃない。試合に勝って勝負に負けた。違うか。
もちろん後のラスボスも鬼だしな。またシグマ。いいなお前は何度も復活出来て! 俺もそうだけどさ! 嬉しくはないよ!!
クリア後は2周めをやり、カウンターハンターを倒すルートを通ってみた。これでラスボス第一段階免除。かなり楽だった。
その分カウンターハンターに苦戦するが、ゼロほどじゃない。あいつとは絶対ケンカしないようにしよう。俺たちズッ友だよな?
これで2作を終えたが、身も心も削られすぎて本気で寝込みたくなった。故にこの先は間を空けてプレーしている。はぁ……。


◯ロックマンX3
この作品は、プレー済みである。丁度10年前にやった。……この時、俺とロックマンの新たな物語が始まったのかもしれない。
その際はサターン版だったが、今作に収録されているのはSFC版である。絵や音は劣化しているが、これはまぁ仕方あるまい。
ゲーム内容に差はないと思われる。もちろん難度にも。10年前にプレーした時は驚愕したもんだ。トラウマはまだ残ってるよ。
あの時は「率直に言って、NINJA GAIDEN2と同じくらい難しい」と書いた。超絶難度で知られるNINJA GAIDEN2と変わらんと。
そして10年後、俺は強くなった!! ……わけがない。そう簡単にゲームの腕が上がれば苦労はない。難しすぎる。嗚呼。

今作でも8ボス以外の敵が登場し、倒し方によってルート分岐はある。が、物語展開だけで、敵ゼロのような極悪なものはない。
その意味では前作より気楽だ。ちなみに今作では遂にゼロを自分で操作出来るようになった。……が、あくまでオマケレベル。
1ステージで1回呼び出せるが、死んでしまうとそのステージでは以後呼べないという何とも半端なシステムだ。うーむ。
俺は殆ど使わなかった。別に使って強いわけでもないし、それならXでの操作感を保ち続ける方がいいからな。
そんで、ウダウダやって、今回も少しずつ先に進んだ。進んで進んで、ゲームの最後に待つのは? はい。ラスボスである。

【otagame @otagame 9月9日 その他
 ロックマンX3のラスボスを作った奴、絶対に許さんからな。絶対に許さん。今目の前にいたら事件起こす自信があるわ。】

我が心の叫びを見るがいい。……いや、引かないでくれ。本気じゃないから。当然だろ? ちょっと筆と口が滑ったんよ。
憎い。ボスがではない、作った奴が。こうまで強い、意地の悪いボスを作り、俺を苦しめ喜んでるやつが心底憎い!!!
そう思うくらい強くて苦戦した。一体何なんだろうあれは。完全にゲームの域を越え、単なる苦行だった。止めたかった。
しかし、だ。実は今作のラスボス、他と比べてヌルい部分もある。「第三段階がほぼ演出」であることだ。
二段階目を倒すとシグマ(またコイツだ!!)は「お前を乗っ取ってやる~!」と迫ってくる。Xは必死で逃げる。
そしてある程度逃げればイベントが入り、そのままクリアーをとなる。倒す必要はなく、半分はオマケのような扱いなのだ。
……が。その逃げルートがな。非常~~~~に嫌らしく作ってあるのよこれが。ロックマン精神がこれでもかと発揮されている。
そう難しいことを求められているわけじゃない。普段ならやれる。でもラスボス二段階目を倒して疲弊しきってる状態なら?
更に、基地が破壊され、下からは炎が迫ってくる。炎には当たり判定があり、大ダメージだ。これも焦りを何倍にもさせる。
俺は3回ほど、このオマケ逃げイベントに失敗し、全てが水泡に帰した。製作者にピー意を抱いたことを悪いとは思ってない。
あの場面で、段差のある壁をジャンプで登らせる……どんだけ悪意あったらあんなこと思いつくのか。スゲーと思うわ。
取り敢えず、今作の難しさはちょっと殿堂入りである。10年前に植え付けられたトラウマを再度叩き込まれた。終えたい。


◯ロックマンX4
SFC製作が3本続き、今作からはPS/SSへ。絵と音が更に強化されたのはもちろん、アニメムービー多用というご褒美要素もある。
仲間由紀恵の主題歌もバッチリ入ってるからご心配なく。……歌手の表記はあったかな? 見てないが、多分あるだろう。
ゲーム的には、今回で遂にゼロが標準で選択可能になった。開始直後にXルートかゼロルートかを選ぶことになる。
ゼロは剣を使う接近戦型で、Xとはプレー感覚がかなり違う。また敵ボスを倒すとパワーアップするが、その形態もXとは違う。
Xと違って特殊武器ではないが新規アクションが使用可能になり、また使用回数に制限はない。その分性能はやや抑えめだが。
全体的にはXの方が楽と感じた。敵ボスとして登場した時の恐ろしさが嘘のよう。これが所謂味方補正か。
それでも完全に別物の2キャラを使えるというのは画期的だ。「一粒で二度美味しい」ゲームになっていると言える。
ちなみに今作も10年前にプレーした。……あの頃の文章は正直恥ずかしくてあまり読み返したくない。今回もキツかった……。

で。おめでとうございます! 今まで散々難しい難しい憎い苦しい殺したいと怨嗟の声を並べてきましたが、今作は違う!!
やっと、遂に、4作目にして、「ラスボスが理性の範囲にある」のですよ!! こんなに嬉しいことはない。涙が滲んだ。
10年前にプレーしたときも「3よりは遥かに楽だな」と感じたが、今回も同じだった。とても同シリーズとは思えんほどに。
いや、もちろん難しいよ。実際何度も死んだ。嫌にもなった。でも「やれる気がした」。そして実際にやれたんだ。
これぞ理想の「難しいゲーム」である。ゼーゼー息を切らしながら、にこやかに製作者と握手。ありがとう、強敵(とも)よ。
いつもこうならいいのにな。でも多分望めない。今作はXシリーズの異端児で寧ろ嫌われ者だろう。狂ってるからこのシリーズ。
ただしゼロ編はXよりずっとラスボスが強く、大変だった。2周目であることの慣れがなかったらヤバかったかもしれん。
それと操作性として「ダッシュジャンプ」が異様に出し難くなってた。10年前にも言ってるから、これは事実だと思う。
特に壁蹴りからのダッシュジャンプが出なくて、それが死因になることも何度もあった。今作だけのことと思いたい……。

2キャラルートが作られたことで、物語も2通り用意されている。……レプリロイド同士の抗争という状況は変わらんが。
ホント、人間の姿が見えない。反乱起こす集団も、スパイも、ヒロインも、黒幕のシグマも、全部レプリロイド。
「レプリロイドだけの国を作る!」とか息巻いてる奴いるが、もうそうなってんじゃね? あとそんな国作ってどうすんの。
挙げ句、今作で女っ気皆無だったシリーズにとうとう美少女が登場するんだが、もちろんロボ。顔だけ可愛く、体ゴツゴツ。
そして描かれるのは相変わらずどう見ても「人間ドラマ」。人間が登場しない世界でロボが人間ドラマしている。意味不明だ。
残念ながら世界設定・物語についてはプレーすればするほどするほど白けてしまう。安価シリアスばかりで何も響かない。
長く続いたシリーズだが、この辺は支持されていたんだろうか。厨ニっぽい部分もないし、とにかく魅力がない。うーむ。

あ、そういや書き忘れてたが、「8ボスの名前が非常に覚えにくい」のはどうか。32体と戦ったが一体も覚えてない。
Xシリーズの8ボスは無印との差別化か「◯◯マン」を止め、かなり長い名前を与えられている。……で、覚えられない。
モチーフにしている動物や武器の特性が絡んだ名前ではあるが、「火のやつ」とかそういう覚え方をしてしまうんだよな。
これもシリアス化の一環だと思われる。◯◯マンじゃ確かに子供っぽい。……けどもうちょい頭に入る名前にしてほしかった。
あとシリアス化と言っても見た目は無印と変わらぬ「アニメ怪人」ばかりで、カッコ良くはない。その辺はどうだったんかな。
どのボスも「何故シグマに協力してるか」の設定が用意されていて、一部ゲーム中で喋る奴もいるが、盛り上がりは特にない。
所詮8ボスは8ボスでしかない。思えばロックマンの8ボスって、結構悲しい役割かもな。終盤「殺されに」再登場するし……。

それと。X1~4が出た93~96年、カプコンで、いやゲーム業界で一番輝いていたジャンルは? そう、対戦格闘ゲームだ!!
という訳で、Xシリーズ前半には、かなり露骨に「ストリートファイター2」のパロディがオマケとして搭載されてた。驚いた。
Xが波動拳や昇龍拳を撃つのである。尤も非常に見つけ難いオマケだから、バランスや世界設定を壊してるわけじゃないが。
X4では8ボスの中の武闘派が技として使ってくる。んで倒すと、ファイアー昇龍拳っぽい技を特殊武器として使える。
……あー。うん。現役ストリートファイター野郎として、嬉しいような悲しいような。時代を感じる要素だった。
今じゃお互いすっかり落ちぶれちまって……なんて言っちゃいかんか。あの頃に戻りたいよねぇ。だから言うなって……っ!!


はー、終わっ……まだだ! 収録タイトル4つはクリアーしたが、今作オリジナル要素がある! 戦いはまだ続くのだ。
そう、オリジナル要素。無印コレクションでは「原作の場面を繋ぎ合わせた新ステージ」が多数用意されていた。
場面場面は原作と同じだが、シリーズを跨いで繋ぎ合わせているところに新鮮味がある。セットものならではのオマケだ。
最初に触れた時は「ただのカトペじゃねーか!」と怒ったものだが、実際プレーすると妙に熱くなってしまい、楽しめた。
クリア時間でランク付けがあるんだが、他人のリプレイを参照出来るのでそれを参考に頑張り、ガンガン高評価を取った。
無印コレクション1のトロフィーコンプリートは我がロックマン道における数少ない自慢だ。……X3の方が難しいかもしれんが。
で、今作でのオリジナル要素は!? ステージではなくボス戦!! 「特定ボス2体との同時対戦」であった!!
……うーむ。正直、ガッカリ。無印と同じくステージカトペで良かったよ。なんかここに来てパワーダウンを感じた。
まぁでも、取り敢えずやってみよう。4作をクリアーしたし、体は解れている。今の俺ならやれるだろう。といいな。はぁ。

……無理だった。いや、これはダメだわ。難しいってのもあるが、全然面白くない。本当に「ボス2体と同時戦闘」それだけだ。
別にボス同士が連携取ってくるわけでもなく、原作同様好き勝手やってる。例えるならモンハンの2体同時討伐やってる感じだ。
そして、異常に固く、なかなか死なない。状況が状況だからXもかなり強い状態でプレー出来るのだが、それでも全然死なない。
これが、3連戦。つまり計6体のボスを倒す必要がある。途中で負ければ最初から。難しいだけでなく、かなり時間がかかる。
また特殊武器は「事前に提示されるものから3つ選んで持ち込む」ことになる。6体に対し3つ、つまり弱点を突けない奴もいる。
うーん。ロックマンのボスが2体動時に行動するんだから、画面はもうハチャメチャだ。避けられるわけない攻撃も多い。
つってもXの体力も多めだから、そこそこは耐えられる。……なんか、ダレる。非常に難しいのに何故か緊張感がない。
結局、このモードはすぐ諦めた。これは無理。仮に最初の3連戦をやれても、最後までやれるとはとても思えん。
幸いにも難度は3段階用意されているので、イージーでクリアーし、トロフィーだけ取っておいた。ノーマル以上は無理だ。
このモードはロックマンXガチ中のガチ勢に向けた作りであろう。オマケだしそれもいいと思う。俺は間違っても当て嵌まらん。
せめて特殊武器を自由に選べればね。あと3連戦は長いです。はい黙ります。下手糞に人権なし。レプリロイドが正義。


今作自体のインターフェースやメニュー周りは、まぁ良好。同人ソフトのようだった無印コレ1に比べたら隔世の感がある。
ミュージアムモードで設定資料やサウンド、更にX1がPSPでリメイクされた際に追加された長編アニメまで収録されている。
ここで音楽を流しているだけでもかなりXの世界に浸れるだろう。セットものとしてちゃんと抑えるところは抑えているな。
が、説明書。これだけは糞。今回も糞と言うべきか。露骨に手を抜いている。何故ちゃんとしないのか。腹立たしかった。
一応各タイトルに存在はするものの、操作説明としか書いておらず、例えばサブタンクが何なのかは等は一切言及なし。
毎度思うが、何故当時の説明書を画像化して収録しないの? それだけで万事解決だろ。ボタン? そんなの分かるよ。
設定資料をたんまり収録させているんだから、説明書で同じことをしない理由が全く分からない。何を考えているのか。
ちなみにX1だけは「ニンテンドークラシックミニSFC」に収録されているおかげで、ネットで当時の説明書のPDF版を閲覧可能だ。
非常に読み応えがあり、操作もアイテムのことも世界設定もよく分かった。これだよこれ。「昔は良かった」の塊だ。
説明書を舐めてるゲームにロクなものはない。……なんて言うと現代ゲームの殆どを否定することになっちまう。あーあ。
俺の頭が古いのだろう。「ネットで調べりゃいいだろ」が正論なのだろう。知るかボケ。読む読まんは俺が決めることじゃ!
キッチリしたセットものだったが、説明書に関してだけはスッポンスッポンに手抜きだった。残念でならない。はぁ。


ふぅ。トロフィーは素直なものばかりで、無難にプラチナ取れた。……まぁ普通にクリアーするだけで凄いシリーズだからな。
難しい。難しいよ。強い、強いよラスボスが。形態を変えるなぁ~~~変えるならこっちの体力も回復させろぉ~~~~!!!
嗚呼。上に書いたが、俺ももうこういう糞難しいゲームからはいい加減距離を置くべきかもしれん。少々限界を感じる。
何度も言うが、「難しい」のはいいんだよ。それはゲームの醍醐味、楽しみだ。でも「過ぎる」となると、折れる。泣ける。
その線引きがどこでなされるか、は俺には分からん。作品相性だってあるしな。難しくなくてもやる気になれんゲームもある。
こんだけやってるんだから、俺はロックマンが好きだ。間違いない。……でも折れるほどなんだから、やっぱ「過ぎる」んだよ。
好きだからってやれるもんじゃない。のかもしれない。分からんけどな。とにかく、今回はしんどかった。今回も、か。はー。
で、残りだ。後編4つセット、持ってます。もちろんやりますよ。やるしかないだろ!? うるせぇ謎の逆ギレじゃ糞が!!!
あー。いいさ。毒を食らわばテーブルまで。Xは残り4本、それ以上はない。なら、最後まで付き合うよ。やってやんよ糞が。
10年前再び結ばれたの俺とロックマン。その間にあるのは縁なのか呪いなのか。まだまだ俺のロックマン道は続く。完。

……Xシリーズ終わったら最新作「ロックマン11」が待ってるけどな。ちなみに購入済みだ。こっちを先にやるかもしれん。
現代機で新生された無印。色々変わってるだろう。知っている。でも変わっていないだろう。「ロックマンは難しい」だけは。
いいぜ、かかってこぉよ。毒を食らわば床までだ。もう何でも来い。最悪PS4壊して俺が勝利してやんよあっはっは。
そこまで苦行なのかよ。いやごめんさすがに誇張しすぎだ。面白いよロックマン。好きだよロックマン。今後ともよろしく。
果てなきティウンの先に何が待つ。とか何とかそんな下手糞な詩的表現はええから。ラスボスの三段階目を何とかして下さい。
はぁ。








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Unknown (サク)
2018-10-31 23:51:20
こんばんは
今回のレビューキレキレですねw
やはりotaさんにはロックマンが合うんでしょうか
さらりと言い放たれる「狂ってるからこのシリーズ」というフレーズを見て爆笑してしまいました

>更に「セットのものの充実」が状況を大きく動かす。
前も書いた気がしますが、カプコンは過去作のプレイ環境を整えるのに積極的だからいいですよねえ
逆転裁判やバイオシリーズなども、セット販売や移植などで色んなハードで出来ますし
そのおかげで最初の作品から全部やっている思い入れのあるシリーズが出来やすいです

ロックマンXは実は1しかやったことないんですが、otaさんのレビューを見て私もコレクションをやってみようかなとちょっと思いました
難しいんだろうなあ…
X3がSFC版なのはちょっと残念ですね。SS版が一番出来良さそうなのに
Unknown (空き缶R)
2018-10-31 23:55:00
初めまして。
私も最近Xを1から順にプレイしているので、色々共感します。私の方は元作品を1〜8まで全て所持してるにも関わらず子供の頃に1と4クリアしただけで積んでいたと言う状況ですが。
作品内に人間が出てこないのは不自然な程なので、作り手側にそう言うルールがあったのかもしれませんが理由が不明ですね。台詞も「息の根を止める」「あの世で待ってる」等、ロボットが言う事じゃない物がありますし。
X3ラスボスは私もキレました。全てのレプリロイドの能力を集めたボディとか言ってた気がするのに、極太ビーム&しょぼい見た目のミサイルと機雷だすだけと言う製作者側の手抜き感溢れる攻撃…にも関わらず糞強い所。因みにロックマンの画集も所持しているのですが、このシグマのデザインは「何かごちゃごちゃしたの描いて」とだけ指示されて描いた物だそうです。手抜き感が強調されて更にイラつきました。
因みに私はX5クリアの段階で止まってしまっています。X5は全編手抜きを感じるのに難しかったので気力が尽き、X6はファンの間でも語り草になる程の難しさと聞いているからです。
otagameさん(と言う名で宜しいんでしょうか)が無事クリア出来る事を祈っています。
Unknown (ota)
2018-11-01 21:08:41
>>サクさん
んお、なんかお久しぶりな気がします。お元気ですか。ユーチューバー事業が好調ということでしょうか。
「僻地のブログを煽って炎上させてみた」とかは勘弁してくださいね。

>さらりと言い放たれる「狂ってるからこのシリーズ」というフレーズ
ロックマンはもちろん難しいことで有名ですが、その語られ具合がどうにも温い気がするんです。そんな程度じゃないやろ、と。
Xのラスボスなんて、表舞台に出てきていいレベルじゃないですよ。裏ボスとかハードモードなら分かるけど、ただのラスボスて。
無茶苦茶なものが平然と置かれているこのシリーズには静かな狂気を感じます。……まぁ下手の戯言というやつですな。

>前も書いた気がしますが、カプコンは過去作のプレイ環境を整えるのに積極的だからいいですよねえ
そうですね。過去作を現代環境で提供する……技術的には簡単なはずだけど、積極的にやってくれるメーカーはあまりないです。
カプコンは恐らく会社として「常に多くのソフトを出す」方針なのでしょう。だから続編やリメイクやセットものをガンガン出す。
たまに「節操ねぇな」と思うことがないわけでもないですがw、ユーザーにはありがたいことですね。

>私もコレクションをやってみようかなとちょっと思いました
あー……サクさんは多分ゲームIQが高いから、やれると思いますよ。あくまで「並の人間を全殺しする」シリーズなので。
あんましあっさり突破されると俺の立つ瀬がないので、少々の苦戦を願いますナリ。
Unknown (ota)
2018-11-01 21:17:48
>>空き缶Rさん
初めまして、コメントありがとうございます。

>私も最近Xを1から順にプレイしているので、色々共感します
おお……やってるんですか。なんか嬉しいですw 今までは積み気味だったので、一から再挑戦している状態なんですね。
この鬼難度シリーズに連続で挑戦することの大変さは骨身に染みてます。お互い頑張りましょう。……嗚呼。

>作品内に人間が出てこないのは不自然な程なので、作り手側にそう言うルールがあったのかもしれませんが理由が不明ですね。
レプリロイドしか出ないなら彼らなりの価値観を描くべきなのに、実際は正義も悪も人間の延長線上、いやまんまでしかない。
X4ではアイリスが出てきましたが、そもそもレプリロイドに男女が必要なのか? とか。練り込み不足を感じて仕方ありません。
結局「そんなに複雑な話を作れない」てことでしょうね。まぁ確かにロックマンにそこまで凝った世界設定は不要かもしれませんが。

>全てのレプリロイドの能力を集めたボディとか言ってた気がするのに、極太ビーム&しょぼい見た目のミサイルと機雷だすだけと言う製作者側の手抜き感溢れる攻撃
あれ、見た目はダサダサでしたねw シグマの顔が残ってるのが相当ダサい。そこがキッチリ弱点になってるのは笑えますね。
でもその頭の判定が小さくてなかなか攻撃が当たらず、本当に大変でした。溜めMAXショットがカキンてなって何度気持ちを折られたか……。

>因みに私はX5クリアの段階で止まってしまっています。X5は全編手抜きを感じるのに難しかったので気力が尽き、X6はファンの間でも語り草になる程の難しさと聞いているからです。
……ま、ままままマジですか。訓練されたロックマン人達の中で語り草になるほど難度……うぇえええ……考えたくない。
こら後編もえらいことになるのは確実か。覚悟でどうこうなるとは思えませんが、今から気を引き締めておきます。ああゲームとは一体……。
Unknown (サク)
2018-11-03 02:50:51
ずっとブログは拝見していたのですが、なんとなくコメントを付けそびれているうちにかなりごぶさたになってしまいました
Youtubeは事業なんてレベルではとてもとても…
あくまで小遣い稼ぎという感じですね

金曜夜なので(笑)ロックマンX1をやっていてクリアしたんですけど、正直難しくはなかったです
一応攻略情報は、8ボスのステージ攻略後に、ライフアップとサブタンクがどこにあるかというのだけは見ました。ステージやボスの攻略法などは一切見ていません。
まあなので最終的にライフMAX&サブタンク4つという状況でやってるので、これで難しくないとか言っても甘えなんですが…

シグマ第二形態は正直一番楽でした
壁の一番上で待機して、シグマが上がってくるところを降りながら攻撃、だけやってればいいので5戦目くらいからはほぼノーダメくらいで倒せる感じで
第三形態は攻撃力高くて確かに強いんですが、サブタンク4つ残しで第三形態普通にいけるようになると割といい加減でもどうにかなっちゃう感じでした
カメレオンのやつ使うと無敵になれますしね…

ということでシグマは大体10戦目くらいで倒したと思います。歴代ロックマンでもかなり難易度低い方なのでは…と個人的には感じました
Unknown (ota)
2018-11-04 01:46:18
おおぅ……予想はしてましたが、一日であっさりやりましたか。ボリューム的には十分可能ですが……。

>壁の一番上で待機して、シグマが上がってくるところを降りながら攻撃、だけやってればいいので5戦目くらいからはほぼノーダメくらいで倒せる感じで
シグマのジグザグをパターン化させれば俺もノーダメで勝てることもありました。でも安定して誘導は出来なかったな。
今思ったんですが、PS4でやってるなら自動録画機能から自分のプレーを見直すべきでした。それくらいは許されるでしょう。
ロックマンボス攻略の命はパターンを見切ることなわけで、そこに早く至れたもの勝ちですね。

>サブタンク4つ残しで第三形態普通にいけるようになると割といい加減でもどうにかなっちゃう感じでした
直接は関係ないですが、X1はラスボス前にサブタンク溜めが簡単なのがいいとこでした。続編はかなり面倒臭いので。
こいつは足場に乗って攻撃し続けられればかなり早く倒せるんでしょうけど、どうしても焦ってしまうんですよね。

>歴代ロックマンでもかなり難易度低い方なのでは…と個人的には感じました
いやそれはないでしょw まぁそれなら続編も問題ないと思います。
Unknown (サク)
2018-11-05 09:34:37
>サブタンク溜めが簡単
でしたね
おそらく一番アイテムドロップ率のいい敵の無限湧きが設定してあるので、明らかに意図的にやっていると思うんですが、続編ではそれが無くなってるんですか…
普通こういうのってだんだん親切になるものなのになあ

>足場に乗って攻撃し続けられればかなり早く倒せるんでしょうけど
慣れた人はそうなんでしょうね
私はそれが上手く出来なかったので、一打ずつ当てて倒しました

>いやそれはないでしょw
私はまともにやったロックマンがゼロシリーズくらいだったので、それと比較するとなんかゆとり仕様に感じてしまったんですけど、そうでもないんですかね
ゼロシリーズだと8ボスは連戦なのでそれなりにかっちり攻略できてないと途中で力尽きてしまう感じでしたけど、X1は一体一体出てくるので適当にゴリ押しで全然OKなところが良いような悪いような…と感じましたね
しかも8ボス自体もかなり弱めですし
8ボスとの連戦がロックマンの醍醐味だと思っていたので、そこはちょっと拍子抜けでした
まあ歯ごたえあるのがいいならサブタンク使用禁止にするとか自分で縛ればいいだけではあるんですけど

otaさんが以前に難しくないと言っていた大魔界村、私はクリア出来ませんでしたし、こういうのって上手い下手というよりは向き不向きがあるんでしょうね
超ならまあなんとかクリア出来るんですけど、初代や大はアーケードゲームなだけあってめちゃくちゃ難しかったです
コンティニュー無しだと2面か3面で終わりますね
FCの魔界村も5面くらいが限界でした…
Unknown (ota)
2018-11-06 00:40:14
>普通こういうのってだんだん親切になるものなのになあ
初期のロックマンは死んでも減った特殊武器残量が据え置きで、回復が大変でした。コンティニューやり直しの方が早かった。
X以降は完全状態で再開出来るようになったので、サブタンクも埋まっててほしかったです。……それはちょっと楽すぎ、か?

>私はまともにやったロックマンがゼロシリーズくらいだったので、それと比較するとなんかゆとり仕様に感じてしまったんですけど、そうでもないんですかね
あー……ゼロシリーズと比較してならその通りかもしれません。あっちもあっちで俺としては狂った難度でしたから。
印象としてはシリーズで最も売れた無印2が一番簡単だった気がします。ラスボスも驚愕の一形態終了だしなぁ……。

>大魔界村、私はクリア出来ませんでしたし、こういうのって上手い下手というよりは向き不向きがあるんでしょうね
マジですか……それは驚きです。向き不向きがあるというのは全く同意です。もちろん腕前も多分に影響するでしょうけど。
魔界村は技術よりも覚えゲーの要素が強く、慣れゲーだと思います。一時はあればっかやってたからなぁ……。
Unknown (サク)
2018-11-09 20:37:28
金曜夜なので(笑)ロックマンX2をやっていたんですが、無事クリアしました
X2はX1よりかなり難しかった気がします。純粋なアクション面以上にアイテムの収集のしにくさが…。8ボス全部倒した時点でサブタンクも強化パーツも一つも手に入らなかった時は焦りました
サブタンクとか強化パーツとかあるとぬるくなるから今回から無くしたのかな?とか一瞬思ったくらいアイテムが見つけられなかったです…

さすがにすっぴんでラスボスに挑む気にはなれなかったので、今回も隠しアイテムだけは攻略情報を見ました
otaさんは攻略情報入れずにクリアされてるみたいなので、正直私より上ですね。ロックマンX系は一つ見つけられないと悪循環でどんどんアイテムが取れなくなるのは正直どうなのかと思いましたね。フットパーツないからここは取れない、アームパーツがないから特殊武器のチャージが出来なくてここのアイテムが取れない…みたいな感じで

ゼロは…正直そこまで強くなかったかなと。個人的にはX1の犬くらいの強さでした。やっぱり攻撃力が低いのでちょこちょこ喰らっても全然痛くない感じで
シグマ第一形態は攻撃が避けづらい上に攻撃力もそこそこあるので厄介でした。第二形態は強いんですけど雑魚が回復アイテムよく落とすのでそこまで…という感じですかね。発狂後は回避不能?な攻撃しかけてくるので凄く厄介でしたが
otaさんの記事を読んでたので、Xシリーズは当然三段階目があるものだと思ってたんですけど、それが無かったのでちょっと拍子抜けでした。あ、ゼロが第一段階扱いだったのか…とそこで気付くという
まあこれで第二形態より強い第三形態とか用意されてたら難しすぎるとは思いますが
X3はより難しいとの話なので、ちょっと楽しみですね
Unknown (ota)
2018-11-10 20:27:51
また一日でですか……あーあーあー。

>ロックマンX系は一つ見つけられないと悪循環でどんどんアイテムが取れなくなるのは正直どうなのかと思いましたね。
この点かなり厄介ですよね。特にフットパーツはあるとないとで探索効率が全然違うのに、隠し方は他のアイテムと同じで。
発見してもすぐ取れることの方が少なく、それが喜びを減らしてる気がします。そこまでケチるほど効果絶大でもないだろうに。

>ゼロは…正直そこまで強くなかったかなと。個人的にはX1の犬くらいの強さでした。
ええええ……俺マジで絶望したんですが。犬は確かに慣れたら少なくとも負けることはなかったですが、それと同レベルですか……。
シグマ第二の雑魚は珍しくサービス良かったですねw 2はゼロ戦さえなけりゃ勝てる部類ではありました。むぅ。

>X3はより難しいとの話なので、ちょっと楽しみですね
いやもうそんなことなさそうですよ。はい。

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