ガンプラ・・もはや単なるキャラ物シリーズの枠を遥かに超えた・・
模型の一ジャンルとなって久しい感の有る、バンダイのドル箱シリーズですが・・。
実は初めてなんです、作ったの・・、マジです。
イャ・・別に嫌いなわけでも、正統派スケールモデラーを気取って作らなかった訳でも無く・・。
むしろ「ザクは何時か作らんとナァ・・」と、遥か昔から思ってはいたんですが・・。
前回、世界の「スターウォーズ」物、作りましたんで・・「世界のスターウォーズ」と言えば
「日本のガンダム」だべな・・と、相変わらず脈略の無い想いつきからの制作ですが・・
実は結構好きなんですよね・・「ガンダム」。
但し、「1st」と今回の作例機の舞台である「第08MS小隊」のみ・・です。
他のは殆ど見た事も有りませんし、最近のまるで蝶々が羽を広げた如し最新MSには
全く興味が湧かないんであります。オヤジなもんで付いて行けないのも有るんですが・・
やはり、映画やマンガに限らず・・大抵一作目が一番・・と想うんですが・・。
さて、今回の作例「MS-07B3 グフ・カスタム」・・正確には「ノリスのグフ」でしょうか?
「1st」には設定の無い機体では有りますが、パイロット(生粋の職業軍人=ノリス・パッカード)
のキャラクターと、ガンダムシリーズの中でもミリタリー色が強い「08小隊」の舞台設定。
そして、とてもアニメの物とは想えぬ、大藪晴彦の著書の如しハードボイルド感溢れる
サブタイトル・・「震える山」・・。イャ~昔、初めてコレ見た時には参りました・・
グフカスとノリス・・カッコ良すぎ!・・あれで、もうチョットだけ主人公様御二方の
恋模様を控えめにして頂けたなら・・最高の「SFミリオタアニメ」に成ったのに・・。
なーんて愚痴は置いといて、目指すは「グフカス ハードボイルドEdition」?です!
オヤジの拘り・・その一
特に大掛かりな改造をしようとか言う気は全く無いんですが、気になる点が幾点か・・
モノアイが・・チョット、大きいと思うんです・・。フィギュアもそうなんですが
瞳を大きく書くと、「可愛く、又は柔らかい表情」になるので「ハードボイルドEdition」
としては、これは見過ごす訳にはいきません。 そこで作ったのが
3mmアルミパイプを加工して小径モノアイを作り、工作ついでにモノアイ下部にガイドを設置。
これで小さな御目メで睨みを効かせつつ、緩やかなV字型のモノアイスリットに沿って
多少は上下動するはず・・。
モノアイを動かしてやろうという構想です。
磁石付きドライバーとかを近づけると機敏に動いてくれます。これでガンタンクを
葬った後の「ギロリ」を再現!が、スムーズ過ぎて揺すっただけでも動いてしまうという・・
マァ、そこは御愛嬌と言う事で・・・。 因みにモノアイレンズは着色ウレタンクリアです。
オヤジの拘り その二
ショボイんです・・バーニアのノズルが、キットのままだと。 そこで・・御高いんですが
アルミ製社外パーツを奢ってみました。キラキラして、そのままでも十分に雰囲気は
良いのですが、「ハードボイルドEdition」と言うコンセプトには?なので
クリアブルー、クリアーレッド、クリアーオレンジ等のグラデ塗装です。
F1モデル等では御馴染の技法ですがポリッシュアルミの下地にコレやると
非常に良い佇まいになってくれます。
下地の輝きが影響して金属素材には及びません。
非常に高熱を帯びるであろう部位は全て、焼け塗装で仕上げてみました。
そんで完成! デカールはベルテクスのコーションを中心に
控えめ&統一感を持たせて・・勿論上からフラットラッカークリアでオーバーコートしてます。
処で此の「デカール保護クリア処理」、大昔に「GSI トップコート(水性」がデカールに
優しいとの事で喜び勇んで、F1のカーボンデカール保護に吹いたんですが・・
1~2年で割れて酷い事になってしまいまして・・それ以来、水性トップコートは一切使わず
ラッカーオンリーです。(砂吹き、面倒ですが・・)
それと「ベルテクス」のデカール・・。薄くて非常に高品質ですね!たまげました。
最近のF1用各社製オプションデカールなんぞ、足元にも及びません。
~震える山~のタイトル通り、山の形を変えるほどの大規模攻勢の中で
果敢に遅滞防御戦闘を行うノリス。 なので機体は傷だらけです。
↑各種、焼け塗装部。 3連砲スコープレンズはアクリル製自作。
脚周りのチッピングは気持ち派手目に、一応ノリス乗ってます。
モノアイシールドも極薄エンビで自作してます。
コレでないとサーベル斜め持ち出来ませんから。
ラストはハードボイルド風に。
「1st」とこの「08小隊」、2199ヤマトみたいに最新技術でリメイクしてくれんですかね?