自分の顔が好きか嫌いかといえば、好きでも嫌いでもない。親しい人といるときはいい表情をすると思う。あと母親の顔が好きなので、母に似てくる顔はまあ、好きだ。なぜこんなことを言いだしたかというと、友人の影響だ。
友人は鏡を見ながらいつも自分の顔について「ブスだ」と言う。友人はきれいな顔立ちをしていると思う。鼻は高いし丸顔で、かわいらしい。ただ、毎回眉間にしわが寄って、眉毛が下がっている。不機嫌に見える。
グリム童話で、こんな話があった。
貧しい少女がきたならしい老女を助ける。すると老女は魔女に変わり、親切にしてくれた少女に魔法をかける。心が優しく綺麗な言葉を話す女の子は口から宝石や花が出てくる。それを見た意地の悪い少女は、魔女に強請って自分にもその魔法をかけてくれと頼む。魔女は意地悪少女にも同じ魔法をかける。しかし意地悪少女の口からは虫や蛇が出てくる。泣き叫ぶ意地悪少女。
少し違うけれど、言葉からくる気持ちや自己肯定感はあるのかもしれないなと思う。
もし80歳まで生きるとして、少なくともわたしたは4分の1を生きて来たんだから、そろそろ自分の顔を、表情を好きになりたいものだ。
老女がかけた魔法は、その人の心や言葉を具現化したものを口から出すものだった。
明日から素直に言葉遣いに気をつけてみようと思う。
友人は鏡を見ながらいつも自分の顔について「ブスだ」と言う。友人はきれいな顔立ちをしていると思う。鼻は高いし丸顔で、かわいらしい。ただ、毎回眉間にしわが寄って、眉毛が下がっている。不機嫌に見える。
グリム童話で、こんな話があった。
貧しい少女がきたならしい老女を助ける。すると老女は魔女に変わり、親切にしてくれた少女に魔法をかける。心が優しく綺麗な言葉を話す女の子は口から宝石や花が出てくる。それを見た意地の悪い少女は、魔女に強請って自分にもその魔法をかけてくれと頼む。魔女は意地悪少女にも同じ魔法をかける。しかし意地悪少女の口からは虫や蛇が出てくる。泣き叫ぶ意地悪少女。
少し違うけれど、言葉からくる気持ちや自己肯定感はあるのかもしれないなと思う。
もし80歳まで生きるとして、少なくともわたしたは4分の1を生きて来たんだから、そろそろ自分の顔を、表情を好きになりたいものだ。
老女がかけた魔法は、その人の心や言葉を具現化したものを口から出すものだった。
明日から素直に言葉遣いに気をつけてみようと思う。