国家検定一級和裁技能士のブログ、裁縫記:It is a blog of tailor of a kimono.

着物や和裁を紹介しています。
I am explaining a kimono and sartorial art.

薄物の道行コートの角(額縁)練習中

2005年07月08日 18時49分26秒 | 未分類
先日ミシン縫いの振袖の袖丈直しをしました。
 以前にもその事についての記事を書きましたが、3尺の袖丈を1尺8寸に詰めたので、袖の柄が気にいって貰えたのか少し心配でしたが、昨日着用した姿をプリントした、お礼の葉書を頂きました。
 直しの代金は頂き、お礼状まで頂くなんて何だか悪いみたいです。
先のお客様は現在宝塚音楽学校の本科に在学中で、写真は5月22日に行われた「すみれ募金」の時の振袖姿で、赤紫色の振袖は10月29日に着る予定で、来年の4月には初舞台を踏まれるそうです。
 とりあえず喜んで頂いてほっとしました。


それと私は日本和裁士会(東京支部)と東京和服裁縫協同組合、和裁技能士会の三つに所属しているのですが、全くのずくなし会員で会合には欠席ばかりで、さる7月6日にあった”なごやか会”が三つの内の、どの会に属しているのか忘れてしまいました。
 本当は会の紹介をしてから話に入りたかったのですが...
このような和裁士の会に出席すると仕事は勿論、その他沢山の事を教われて大変為になります。
 この日も薄物の道行きコートの小衿の角(額縁)の裏側の縫込みを切らずに始末する方法を教わり、ただいま練習中です。
 次回は真綿を入れる裾吹きの作り方の講習会をするそうです。

岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。こちらも宜しくお願いします。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 綿しじら織 | トップ | 縮緬のゴム化と正生地とバイヤス »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ずくなし (ren)
2005-07-13 00:24:54
ブログの本筋とは関係ないのですが、「ずくなし会員」という言葉が懐かしく、コメント書かせていただいてます。



岩佐さんは、もしかすると長野のご出身では??

私の地元、長野でも「ずくだして仕事片付けちまいな」とか、「そんなこともできないなんて、ほんとずくなしだなぁ」なんて感じで「ずく」という言葉を使います。他県の方に言っても大抵通じません。



もし、埼玉でも「ずく」を使うのだとしたら、ちょっと嬉しいなぁなんて思ったりしました。



横槍のコメントでごめんなさい。
Re.ずくなし (四の三半)
2005-07-13 06:10:08
renさんコメント有難うございます。

 私は出身が東京で、長野ではないのですが、和裁を覚えた事業所の後輩に長野県出身の子がいまして、シャンプーとリンスが一緒になっている物を”ずくなしシャンプー”と呼んでいるのを聞き、意味を聞いたらrenさんの言ったとおりの意味で、以来気に入って使っています。

 ちなみに私の母は北海道の函館の出身で”馬鹿くさい”を”はんかくさ”と言い、こちらも時々使っています。

コメントを投稿

未分類」カテゴリの最新記事