マルチストラテジーを開発中・・躍動するストラテジー達! [SS.labo通信]   

躍動のストラテジー!・株日記-あんな話・こんな話・週間パフォーマンス・相場の局面は?・来週はどうなる?マルチストラテジー

Sammeryの数値と実売買の結果の数値の差(乖離)

2017-05-21 20:10:14 | 株式日記

   Sammeryの数値と実売買の結果の数値の差(乖離)のはなし

質問:提示の数値は実売買の結果なのでしょうか?
 --- ・こんな質問メールが度々来ます。
 ・登録された「ストラテジー」のメインフレームを見ての質問のようです。
⇒回答:ストラテジーのSammeryであって、「実売買の結果」ではありません。
 ・--->ちなみに、「シス達」に限らず、
    販売されている「ストラテジー」は、どのプラットホームのでも、「Sammery」です。
 ・以上が、質問に対しての私の回答です。
 
以下、その理由・
 システムトレードは、過去(=1990年~)の4本足データを使って、
  定義する売買ルール(=Strategy)でどのような結果(Sammery)になるか、というシミュレーターです。
  したがって、
  1:4本足データには、始値と終値以外の高値と安値の時系列データ(順序)は含まれておりません
  2:ショートの、売り立て銘柄は有限です。貸し株ななければ、「売り禁」になります。
     当日でも、売り立て可能数が10単元なら、11単元以降の注文者は空売りが不可能になります。
    ・・注文しなければ分からないし、「売り禁」を事前に把握して、除外することは不可能です。
  3:板が厚い場合、注文の仕組みと先着順という時系列優先より、
     注文の価格に届いても、約定に至らない場合があります。
       ・・注文集中、ストッブ高/安、低価格帯など
  など、システムトレードは、上記の場合の銘柄や価格をシステムで認識してしまいます。
  ・これは、今生の「システムトレード」の限界と認識してください。
  
・システムトレードは、裁量を反省して開発された「ツール(=道具)」です。
・統計的結果(=Sammery)のパフォーマンスは参考の結果で、実際上は近似値ではあるが下がります。
 ・>10%~30%低くなると、見積もっていた方が安全だろうと思います。
 (・実感です。調べていません。場合によりますがもっと大きいときもあるのかもしれません)
 ・>1:~3:の要素が多く含まれるほど、Sammeryとの乖離がおおきくなります。
 ・それでも、裁量の敗北から解放された方は多いです。
 
・追記:・以下は、あくまで、個人的な考え方ですが、正しい考え方だとは言っていません。
    ・「Sammery」と「実際売買」の差をなくすことは不可能だと考えています。
    ・無理すれば、この乖離の差を縮めるめることは可能だとも考えていますが、
        そんなことはやらない方がいいとも思っています。 ・--・反論はあると思いますが。
    ・乖離の大きな要因の「売り禁」が起こりにくい銘柄への絞込は、
      ①:ボラの小さいもの、
      ②:取引量の多いもの、
      ③:大型株、 などなどもっとあるのかもしれませんが、かなり限定されてきます。
      -----、銘柄を絞り込めば、確かに「売り禁」をシグナルすることは減り、
       乖離を小さくできますが、併せてパフォーマンスが大きく損なわれます。
    ・板が厚くなり、注文価格が偏在する場合は、・・約定する場合、しない場合に分かれ、
      ・指値に届いていても、約定しない場合の方が多いようです。
      ・こちらも、ボラティリティや価格制限で約定率を上げて、
          乖離を小さくすることは可能です。
      ・ストップ高/安を含めて、パフォーマンスの振れ幅は大きいのですが、
          ボラや価格は、制限しない方が自然です。
          ・・「サマリー」はそれを含めた数字になっていれば、その方が理にかないます。
          ・ただし、①:管理銘柄までは許せても、
               ②:整理銘柄にまでなると、将来価値ゼロと取引不能になるので、除外。
               
◇:再確認・-・システムトレードは、裁量を反省して開発された「ツール(=道具)」です。
   ・つまり、羅針盤であり、あくまで道具なわけです。
   ・羅針盤の段階で、”あれや・これや”の制限を加えることは止めて、
      Sammeryと実売買の結果の数値の乖離は、「10%~30%」あるものと思って、
        オペレーションでは、「シストレ」ではできていない補完の工夫をすれば、
          実績は、乖離の数値より上がっていくようです。
          
◇参考 ---
    ・ちなみに、「低価格狙い」を、”倒産リスクが高い”危険ゾーンという認識はかなりの偏見です。
       ・確かに、低価格帯は、廃業に至るケースは相対的に高いのは事実ですが、
          極端に高いわけでもなく、どの価格帯でも起こっています。
       ・株式市場に上場していれば、銘柄のリスクは、
          「管理」⇒「整理」という風に注意を喚起されます。
          ・発表されますし、証券会社に注文時に案内が出ます。
          ・「整理」銘柄に指定されると、ほぼ救済の余地はなくなります。(・・10円以下)
       ・低価格帯が約定しにくくなるのは、板が厚くなり、指値に偏在するためです。
          ・>このメカニズムは、ストップ高/安で約定しないのと同じです。
       ・従って、「低価格狙い」を、”危険”という判断は、ストップ高/安も危険という判断??、
          ・ストップ高/安は”恣意的”に避けることは出来ないししていません。
          ・板の仕組みの認識に辿り着くと、対応も少しずつ見えてきます。
            ・板が厚いときの時系列の優先順位を上げるのは、
                とにかく早期注文ですし、期間指値を使った”優先順”の繰り上げです。
       ・検証の「Sammery」というのは、全ての可能性を含めたパフォーマンスの結果です。
       ・流布された「常識」は、間違った常識かもしれないと疑って調べてみましょう。

 

 2017/05/19


来週の株式展望・・コメント・


・窓を空けて上昇し、株価が高値で何日か滞在した後、窓を空けて下落すると、数日の高値の滞在の株価は「離れ小島」のような形になります。窓開け下落の2日目が5/19(金)であります。
・チャートは、天井を打って下降トレンドに転換したことを示しています。テクニカル指標は、5月中旬以降に下降トレンドに入り、6月一杯まで調整が続くという「線形回帰」と「ペンタゴン」の案内のようです。
・ファンダメンタルでは、為替と原油が円安に振れ始め、決算発表では、大半の企業が増益を発表し、なんと300を超える企業が経常の最高益を記録するに至ったと報じています。
・この両方をにらむと、調整局面といえど、大幅な暴落は、理屈から言ってもあり得ないと、希望的観測を排除しても見えてしまうのは、何かを見落としているからでしょうか。
・何はともあれ、テクニカルが局面を懸念しているのであれば、ポジションを長くしないのが得策で、基本のストラテジーは”デイトレ”かと思われます。
・しかし、局面によって、ストラテジーを入れ替えるという方法論はないので、出たシグナルには”従う”のみ。
---せめてもの抵抗は、exitでは「不成指値」に切り替えてみます。
・金:シグナルは、押目(逆張り)スウィングばかり・・「ふっ!」。

 ■□ 日経平均株価の動向と予想 □■  ・・熊谷亮

 本日の日経平均株価終値は+36円の19,590円と小幅反発・・。TOPIXも+4.72の1,559.73ポイントと反発・・。
 日経平均株価の中期基調は下向き継続。短期基調も下向き継続となっております。
 日経平均株価のサイコロは○○○●○○●●○●●○「7勝5敗」。日足は下放れ十字線を形成しております。

 市場では「先物に小口の買い戻しが断続的に入っているほか、銀行株など金融株にも押し目買いが入っている。米政権運営に対する不安はある程度織り込んだようだ」「決算が一巡し自然と海外要因に関心が向きがちだが、日経平均が今週2万円に到達できなかった失望感が残っている。月末までは25日移動平均線が位置する19,200円近辺までの調整があってもおかしくはいない」などと指摘されております。
 日経平均株価の動きですが、5月8日に+450円(月)と大幅上昇した後は、-52円(火)、+57円(水)、+61円(木)、-77円(金)、-14円(月)、+49円(火)、-104円(水)と高値圏でヨコヨコの動きが続いておりましたが、昨日に-261円と大幅安。注目された本日の動きは+36円と小幅高となりました。

 さて日経平均株価は、4月17日(月)に18,224円の安値を記録した後から上昇に次ぐ上昇となり、16日火曜日にはザラ場に19,998円と大台の2万円まであと2円まで迫る場面がありましたが、2万円乗せは達成ならずに幻に終わり、その後は失望売りにも見られるような値動きとなりました。
 昨日の下落で日足チャートはアイランドリバーサル(離れ小島)を形成。通常は「天井形成」とされる形です。市場では「2万円上抜けのための調整」と見る強気な声と、一方で「下落転換、下落相場の始まり」と見る弱気な声に分かれております。
 今後の実際の動きはどうなのか?昨日は後者なのでは?とお伝えいたしましたが、19,280円まで売られた後に切り返してきた225先物の動きを見ると前者の可能性が高まっております。注視していきます。
(「マエストロの株式ボナセーラ」の許可を得ててんさいしております)


  ◇相場を読む~来週の見通し ・・ KDC

 今週は293円安で5週ぶり反落。GW明け週からイキナリ「2万円チャレンジ」の勢いを駆って続伸して始まったが、火曜日に「あと1円51銭」まで迫るも付けられず、タイミング悪く木曜にはロシアンゲートで円高株安食らい一服一息。

 そもそも弾劾リスクが一体、どの程度か測り兼ね、困った足止めに。
 来週は23日米予算教書、25日OPEC総会、26日からイタリアG7サミット、トランプ減税の方に関心が向くようなら一安心という展開もありそう。大体、共和党が上下両院で多数派を抑えてる今、弾劾の可能性なんて余程のことでは。
 その辺、落ち着いて考えれば木金を離れ小島に値戻しもあるのか。円高下では割り引かざるを得なくても、企業業績は好調で且つPER14倍の割安感。半導体関連強く、またジャスダック平均は高値更新、攻め様はありそう。

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