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地方自治、趣味の音楽やジョギング、そして日々感じるあれこれを思いつくままに綴っています。

子育て支援センターから見える女性の問題

2007-05-15 06:43:44 | 議会活動
5月14日
月曜日は比較的すいているということで、虫窪にある大磯町子育て支援センターへ
お話を伺いに行った。
常勤アドバイザーの菊地原さんは開設当初から、
支援センターの理念を力強く話される方なので、
私はこの方にお任せできて、ほんとうに良かったと思っている。
今日はこのセンターの視察報告を作るつもりでお邪魔したのだが、
話しのなかから気になることがあった。
今朝の毎日新聞に「離婚後300日以内に誕生した子は前夫の子」と
推定する民法の問題について、
野田聖子氏と稲田朋美氏の闘論が掲載されており、
ふたりの論を興味深く読み比べていたので、
菊地原さんから、
「ふとしたお母さんとの会話から実はDVの問題も垣間見えるときがある」
と伺ったことにひっかかった。
大磯町にはDV(夫や恋人など親しい間柄にある男性からの暴力(ドメスティック・バイオレンス))
の相談窓口がないに等しい。
何か相談依頼があったら、専門相談窓口を紹介して
そこへ適宜委託料を支払うシステムになっているが
まったく周知されていないと思う。
たとえ周知されていたとして、私がそこへ相談するだろうか?
夫からの暴力に耐える妻は「自分が悪いのだから」と思い込みやすい。
菊地原さんはお母さんとの毎日の接触のなかで
次第にその匂いを嗅ぎ取り、
「それっておかしいと思わない?」と声かけなさるという。
お母さんの笑顔が子どもには何よりの栄養だ、太陽だ。
だから、お母さんの笑顔を守ることが支援センターの役目であると思う。

女性の問題についても児童虐待の問題についても
支援センターを核とすることを
検討すべきではないかと思った。

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