オリアンティの第４作目に当たるのがこのアルバム。アルバムジャケットを見てもある程度わかるとおり、かなりハードな内容になっている。前の2作はややポップ路線的な、アップテンポの軽快な曲も多かったが、このアルバムではそういう曲は影をひそめ、重く太く力強い「ロック」が大きな流れになっている。端的に言って、前2作で何か物足りないと思っていたロック大好き人間には文句のない1枚となっているのではないだろうか。
《収録曲》
01 Heaven In This Hell …… 重厚なリフ、ハードなソロ。文句なし
02 You Don't Wanna Know …… 心地よいビート。軽さやポップの要素はほとんどなし
03 Fire …… 骨太のロック。シンプルで力強い
04 If U Think U Know Me …… メロウなナンバー。ギターの音がいい
05 How Do You Sleep? …… しっとりとしたブルース
06 Frozen …… 一言、ロック。シンプル・イズ・ベスト
07 Rock …… ややフュージョンっぽい？
08 Another You …… ハードロックというより感情たっぷりの洋楽
09 How Does That Feel? …… シンプルな歌い上げるような曲
10 Filthy Blues …… タイトルどおり、典型的なブルース
11 If U Were Here with Me …… 歌も感情をうまく抑えた、大人のラブバラード
12 Better With You …… ダンスにもよく合いそうなノリのいい曲
13 Sex E Bizarre …… ハードでカッコいいロック・ブルース
