東京飄々

東京を、飄々と。

■西麻布/四分六

2008-03-29 | 食@西麻布・六本木
同業の友人との情報交換に。

入った瞬間、明るいなー、この店。
空間バランスが悪い。

ま、それはともかくカウンターに陣取って適当にアラカルトで。
味はいい。刺身とか、意外なほど新鮮だった。
ただ、八寸が後半に出てきたり、順序はメチャクチャ。

うーん、悪い店ではないんだけど、この店の使いどころ、
自分の中での位置づけが難しい。

二度目はないな。
すみません。

2名15000円也。

■三田/コートドール

2008-03-20 | 食@その他
ようやくの初訪。
ずっと来たかったお店。

仕事の都合で、来週末の予約を今週に変更するはめに。
楽しみにしてたのに今回も実現せずかなあと思っていたら、
運よく入れるとのこと。よかったー。

麻布十番の駅で待ち合わせて、三の橋までタクシーで。
三田ハウスはすぐにわかったものの、うーん、お店の場所がわからん。。
仕方ないので電話すると、お店の方が外まで出てきてくれる。
おお、こんな奥深くまで入り込むんだ。
これはわかりにくいな。。

中に入ると、初老の支配人っぽい方がわかりにくくてすいませんと笑顔でお迎え。
この方かあ。電話でやり取りしたのは。

相手の誕生日だったので、何かできますか?と電話で尋ねた際に、
食後のプティフールにプレートを付けられるとのことだったので、
「お願いしてもよろしいでしょうか?」と言った時の、
「もちろんです。」の言葉とトーンがとても素敵で印象的だった。

店内は、想像通りの落ち着いた雰囲気。
クラシカルすぎず、洗練しずぎず、過不足なく整った自然体なイメージ。
どことなく漂う、重すぎないんだけど、重みのある雰囲気。

初訪ということもあり、ここはお任せで。
シャンパンをいただきながら、わくわく。

最初に出てきたのは、赤ピーマンのムース。
これすごい濃厚だなー、こんなにクリーミーできめ細かいのは初めてかも。

続いてオマール海老のパテ、エイとキャベツにビネガーを効かせたものなど、
普段自分じゃ頼まないメニューが続く。
オマール海老のパテも濃厚だったなあ、あれだけ薫り立つのはすごい。

前菜とは白であわせてたものの、そろそろ赤が気になるところ。
ワインリストはなるほどねー。料理に合わせて店側がランクを揃えてる感じ。
まあそれはそうか。

ミュジニー、ロマネあたりを物色していたところ、
ウジョはいかがでしょうか?とのお勧め。
ウジョは作り手がわかりにくく敬遠しがちだったので、
ここのお勧めなら間違いないだろうとのってみることに。

99年に隠れがちだが、98年もとても素敵な年とのこと。

柔らかいなあ。すごくエレガント。
もうちょっと直接的にパンチのある方が好みではあるけど、
静かな中にしなやかな伸びのある感じが、ちょっと大人な印象。

どんだけ立派ですかってぐらい丸々太ったホワイトアスパラと。
口の中に入れると瑞々しい旨みが溢れ出る。
必要最小限の味付けが素材本来の甘みを存分に引き出してる。

そろそろお腹いっぱいになってきましたけどー、
ってところにメインの和牛が登場。
ジビエをリクエストしてもよかったかなと思いつつ、
今日はやはり流れに任せて正解でしょう。
これはこれでもちろんうまい。

デザートはこれでもかってたくさんのイチゴを煮詰めたものを。
これおいしいなー。イチゴってなんで贅沢に感じるんだろう。

最後はバースデイメッセージの入ったプティフールとコーヒーで。

ゆったりと流れる時間と食事。

年配の方ならではの、その人の生き方、人柄がにじみ出る接客。
接客とは、究極的にはその人自身のこれまで生きてきた人生の魅力である
ということを改めて考えさせられる。

一番大切な人のお祝い。
やっぱり今日はこの店にしてよかった。


出会って3年か。

そろそろかな。

2名70000円也。





■麻布十番/シェ・マルミット

2008-03-16 | 食@麻布十番
金曜23時前。

深夜にしっかり食事とワインを楽しみたいとなると、選択肢は。

まずカーサヴィニタリアに連絡。
今日は24時以降ぐらいになりそうとのこと。うーん。
ちょいと先にバーで時間をつぶす手はあるが。。
時間つぶしをしてる時間じゃないだろって話も。。

ひとまずペンディング。

続いてシェマルミットに連絡。
地下のレストランフロアは22時半ラストオーダーなので、
1階でもよろしいですか?とのこと。

うーん。1階のカフェエリアじゃなく地下がよかったんだけど。
と思いながらも1階にて予約。

道路に面したテラス席のようなテーブルへ。
一面ガラス張りなので、通行人の視線がやや気になる。
知り合いとかに遭遇するとこれは恥ずかしいな。。

深夜とはいえせっかくなのでコースで。
コースと言っても、前菜、スープ、メイン、デザートのそれぞれについて
かなり豊富な選択肢の中から選べる。

シャンパンで乾杯しつつメニューを眺める。
やばい、かなりどれもおいしそう。
今日は当たりな気がする。

ひとしきり悩みつつ、お店の方の細やかな説明を受けつつ、セレクト。
この女性、レベル高いなあ。

前菜は、サーモンとホワイトアスパラの炭焼きを。
これうまいー。
スライスしてあるかと思いきや、丸ごとステーキみたいに分厚いサーモンが登場。
目にも鮮やかなオレンジと、ほどよい火の通り加減が絶妙。
ホワイトアスパラも旬ですな。ジューシーでうまい。

コンソメスープ、口直しのシャーベット、竹のなんとかとか言ってたな、
抹茶のような不思議な味のシャーベットを間に挟んで、
メインは、、なんだっけ。。
何かのコロッケと、鶏肉とフォアグラをあわせたやつだったような。。
っていうかお腹がパンパンで、とにかくきつかったことしか覚えてない。南無。

ワインリストはかなり好み。
ややミーハーな印象は受けなくもないけど、6000円ぐらいのリーズナブルな
ものから、4,5万クラスのものまで、バランスよく品揃えされていて、
こちらにその日の気分で店使いを選ぶ選択肢を与えてくれている感じ。

そこまでいいワインじゃなくていいけど、ちょっといいワインが飲みたかった
今日の気分にあわせて、エルミタージュの01年を。

んあ、思ったよりあばれるなー。ちょっと刺さる感じでスパイシー。
01年でもまだ早いのかなという印象。

ゆっくり2,3時間かけて飲んでると、随分後半印象が変わってきそうな
ポテンシャルは感じる。
デキャンタージュしてもらった方がよかったのかな。

ちょっと疲れていたのと、相手が今日はあまり飲めなかったのとで、
1本ほぼ丸々自分で飲むはめになり、ちょっと何かときつかった。。

が、それはこっちサイドの話。

フレンチをベースにしながらもどこかアグレッシブさを感じるクリエイティブな料理と、
スタッフの方の質、ワインリスト、深夜までやってるところ、、

飛びぬけた何かがというよりは、個々が高いレベルで穴がなく、
総合得点としてはかなり高めな印象。

2名
37000円也。

うん、また来ます。

■六本木/リッツカールトン(フォーティーファイブ)

2008-03-09 | 食@西麻布・六本木
初訪。
リッツ45階のメインダイニングへ。

ふーん、造りは普通。

窓際の席だったので、東京の中心の45階だけあってさすがに眺めは抜群。
ただ、夜景の見せ方としては照明使いがあまりうまくない。

まずはシャンパンで乾杯。
メニューはオープン1周年記念のアニバーサリーコースとやらを。

アミューズを一口食べて、あれ、普通。大丈夫かな。
続いてオマール海老の前菜。うーん、普通。

次に鶉のコンフィ、蛙の肉を使ったグリーンピースのスープを。
この2品はクリエイティブでちょっと面白かった&おいしかった。

メインは牛肉にフォアグラとトリュフをのせたものと、初物の
ホワイトアスパラを。うん、まあおいしいんだけど。

あれーー、、なんか違うんだよなあ。。
っていうか、そうか、ここはそういう店じゃないんだ。
ホテルのメインダイニングであって、それ以上でも以下でもない。

それと、世界最高のサービスレベルといわれるリッツも、ここでは見る影なし。
スタッフ数が全く足りてなく、グラスが空いても声がけひとつなし。
あまりにバタバタしていて、こちらから呼ぶのすら一苦労。

これはマンダリンの方がはるかにレベルが高かったなあ、
食事はもとより、サービスレベルすら。

ここはもう自腹で来ることはないだろうな。

2名50000円也。

フード、サービスともにレベルが低くテンションが下がって、
いいワインを頼む気にならなかったので、安くあがりました。


■代々木/佐世保バーガー

2008-03-09 | 食@その他
南新宿に用事があり、代々木駅からドコモ方面に歩いてると、おお、、佐世保バーガーが。

思わず入店。

よくわからなかったので、こういう時は看板メニューの佐世保バーガーを。

おお、これはうまい。
なんだろう、この手のって肉を本格派ビーフにしましたってのが多いけど、
それだけじゃなくて全体としてのバランスが抜群に整ってる。

肉、目玉焼き、ベーコンの肉厚加減がしっかりしてて、そのしっかり加減に
ふさわしいバンズのしっかりした食感と焼き加減。

これはマイハンバーガー部門ベスト賞かも。

コーラとポテトとで1名1400円也。