東京飄々

東京を、飄々と。

■青山/ブノワ

2008-07-21 | 食@青山・表参道
初訪。

前々から来てみたかったものの、この手の店になると
どうしても西麻布の方が使い勝手がよく、来る機会がなかった。

ふーん、すごく女性的というかフランスって感じの雰囲気。
青山にしては高さがあるので、夜景がきれいに見れるのかなと思いきや、
窓ガラスの造りや席の配置から、そこまででもない。
やはり純粋にお店の中を楽しむ店か。

客層はやや年配のご夫婦と、こういう店に集まって食事するのが
好きそうだなーって感じのきれい系の着飾った女性グループが中心。
いわゆる華やかってやつですか。

日曜はコースをやっていないとのことで、アラカルトからのセレクト。
冒頭に、今日はボトルワイン30%OFFですと言われ、面食らう。
アランデュカス、そんなディスカウントやったりするんすか。
まあボトルワインを頼もうと思ってた人間的にはうれしいアナウンス。

まずはシャンパンでのどをうるおしつつ、アラカルトからセレクト。
前菜はシェフのスペシャリテのフォアグラのパテみたいなやつを。
うまいんだけど、酒のアテみたいなちょっと不思議な感じ。
前菜という感じではない。頼み方間違ったか?

メインは子牛のランプ肉を。
メチャボリューミー。一気にお腹いっぱいに。
味はどちらも確か。

ワインはミュジニーのギスレーヌ・バルトのものを。
ザ・ブルゴーニュって感じ。超女性的。
自分の好みかどうかはさておき、ザ・フレンチみたいな
この女性的な店にはとても合ってる気は。

デザートのアイスとカプチーノでほっこりしてると、
ワゴンがきて、チョコレートなどを選び放題。
うーん、こういうの女性好きだよなあ。さすが心得てらっしゃる。

とかいいながら自分的にもうれしく、マシュマロとトリュフを。
マシュマロうめー。
今まで合成化学物質の権化みたいなマシュマロしか食べたことなかったから、
これが本物のマシュマロの味なのかと目からウロコ。

サービスレベルは過不足ない感じ。
感動もない。不満も特にない。

よい店だと思う。
ただ、この店が提供してるユニークな付加価値とは何か。

青山という立地において、比較的ありそうで実は少ない
本格派フレンチというポジションか。
あとは、プライスは比較的安めな気は。

少し、使いづらいな。

2名35000円也。