旧友の死

今、娘を訪ねてニューヨークに来ている。
昔では考えられなかったが、日本との連絡もラインやメッセージで瞬時に伝わる。ー12時間の時差はあるがー。高校時代の旧友が亡くなったとのこと、二週間前は、そんな様子は感じられなかったのに。
人ってそんなにも急に死ぬんだ！と云うのが、悲しみより先に感じた。
母親と二人で住んで独身で会社を勤め終え、その後易学を学び、ーー学園の講座を持って教えていた。
私にしてみたら、会社勤めしてー勉強してー講座の先生をしてー何て出来っこない事を楽しんでやっていた。そんな偉い人が、こんなズボラな私より先に逝くなんて、神様ちょっと違うかも？
近頃落ち着いて来たから、外国旅行も行きたいし、誘ってね言われていて、手初めにハワイかな何て話していた所。何十年ぶりに去年のクラス会にも出て来てたのに！共学校なのに、女子は学年中15人しか居なかった。女性で亡くなったのは、初めて。ショック！です。親や親族は亡くなる過程を多少承知しているので死の受入れも出来たが、こんな遠くで今日お通夜と言われても呆気に取られるだけ。自分自身あまり年寄りだと思って居ないので、ー人って死ぬんだーとシミジミ思ってしまう。
ご冥福を祈ります。