大晦

写真付き、日々の記。

大晦

2016-12-31 22:04:43 | 日記
2016年の大つごもりが後2時間で終わりをつげる。
今年は娘が正月三日まで居るので、どうやら形ばかりの正月料理を仕上げた。ここ2ー3年老夫婦2人で正月料理と言っても食べる量も作るに見合う程食べづで、面倒の方が行事の継承より勝ってしまい暮れから正月に掛けての安い海外ツアーに参加して正月明けは疲れ切って年の句切れ目も何も有ったものでない過ごし方をしていた。何方にしても歳をとるということはかったるいことだ。
今もお風呂に入って、そこら中の汚れが気になり、くれというのはお風呂ものんびり入れないのかなと、ボヤいたところ。でも、糸魚川の火事を思ったら無事である事の有り難みをしみじみ噛みしめる。
72歳でうっかりでの失火とは他人事に思えないし。
平成29年も何事も無く過ごせます様にと、初参りでお願いしなければならない歳になった?
まあ、年の途中で人生の大つごもりが、いつ訪れるかしれないしーーー。
皆々様にとって、平成29年、良いお年をお迎え下さい。

あさのあつこさんの本から

2016-12-20 12:35:04 | 日記
あさのあつこさんの時代本を読んでいて多くの漢字にルビが振られているのに初めて気が付いたい。
言祝ぐーことほぐーと読むと知らなかった。ヒヨドリー白頭鳥、弁えるーわきまえるー、しせきー指斥ー、蛇と書いてくちなわとルビが振ってある。
面白くなって漢字のルビを拾い出してみた。子供の間物ーあいだものーがおやつで、手下がてか、水面ーみなも、目途ーもくとーが目標の意、高直ーこうじき、歪形ーいびつなり、性質ーたち、うやむやがー有耶無耶という漢字だと初めて認識した。又、ニ藍という花の色は紫系統というのも知った。
あさのあつこさんの本は今まで何冊も読んでいるが、こんな事に気が付いたのは初めて。
作者欄を見ると彼女は国語の先生だったみたい。それとも時代小説には、こうして当時の言い回しにルビを振るのが当たり前なのかしら。今ある現代小説を括ってみたけど、感じにルビがある本はあまりなみたい。明日から図書館が開くので(年末整理とかで一週間も休みだった)他の作家の時代小説にはを見る事にしよう。と書いてから葉室麟さんの本を何冊か借りてきたが、あさのさんの本ほどルビは振ってない。これは出版社に寄るのか、はたまた作者の意思か?時代本にはその時代の言い回しが有り其れが時々当て字みたいで面白い時がある。漢字に無恥な者の思い違いか?近頃平仮名入力で漢字が出て来るので手書きの時に漢字の出ないことが夥しい。益々馬鹿になる。

映画「幸せなひとりぼっち」を観て

2016-12-13 11:06:24 | 日記
スエーデン映画「幸せなひとりぼっち」を観てきた。
最愛の妻を癌で亡くし 職 もクビになり 、 毎日を地域の独善的(?)な管理人として生きている主人公59歳のオー ウェ。無口な父親に育てられ他人との付き合いが苦手 只々愛する妻見つめて生きてきた男。 毎日薔薇の花を買って墓参りに行き時間を過ごす。妻の元へ行こうと自殺を試みるが その度に邪魔か入り失敗。その一つの原因 に隣に引っ越してきた イラン人難民のワイフが居る4人家族。この物怖じしない隣人ワイフに引っ掻き回されながらのだんだん心を開いて行き 彼本来の優しさが引き出されてゆく。
心臓疾患のある彼が死んで彼女に残した葬儀の依頼に、当人は参覧者は少ないだろうと言うが実際には多くの住民で盛大な葬儀に成る。
途中の自殺の方法が首吊り、鉄砲 、排気ガス、鉄道飛び込み と色々あるが 常に死のうとする前には正装をして臨むが、鉄砲の時だけは 真白な下着姿。きっと正装の背広が血塗れなるのを嫌った為と思われる。鉄道飛び込みは逆 に人助けになりヒーローと成ってしまう。イラン人の難民ワイフや妻の生徒のカミングアウトのきっかけをつる際には難民問題が入り、国柄か本人家族が望まずとも全身不随の病人はホームに強制収容されるとか色々スエーデンの現状も散りばめられている。最後の頃にいつもしかめっ面の主人公が見せる笑顔が実に良い。所々に 散りばめられた主人公の言葉(台詞)が実に良い。良い映画だった。



年・歳の瀬まじか。

2016-12-12 06:07:12 | 日記
断捨離の一環で、ヤフーオークションに物を出している。気に入って集めた物ただ捨てるに忍びず、好きな人に再利用していただけば物も浮かばれるなどと屁理屈だが、要はケチでタダでは捨てられないと言う事。未だ未だ生きる欲がありすぎなのだろう。ケチのくせにヤフオクプレミアム会費とやらで月ずき千円なにがしの会費を払って売った代金と払い続ける会費とでは、チャラ!品物がなくなっただけ良し!という成果。初めのうちは買った値段の3割程度をオークション開始値にしたのだけど、全然売れない。そのくせ自分がリンゴだ、柿だ、好きな絵だと落札ばかりするので払うお金の方が断然多い。此れではいかんと、自分の出店品を一円スタート、売れなくとも良いのは千円スタートにしたらボチボチ落札されるようになった。落札されてから商品発送迄が気分的に慌ただしい。取り引き連絡もすぐ立て続けに来る人と お金の支払いから、旅行に行くとやらで連絡が絶える人とか色々いて気が揉める。自分が律儀でテキパキミス無く物事を進める方なのでこの歳になって又社会勉強をしている。
お金をもらうという事は何しろ大変な事だ。
先週は陶芸仲間との作品展が始まり車を運転する人が少なくなったので運転手や受付仕事で忙しかった。庭の生り物 の木の剪定もあり、明日はバラの剪定の講習を受けに行く。バラは二本しかないのに上手く育たない。根元近くで切り過ぎかと気になっていたので 講習会に飛びついた次第です。午後には金継ぎのクラスがあり、夜には映画の試写会 に行く予定。九月十月と、静かに過ごしてたのにこの所慌ただしい。一日一つの予定が入ると気になり、週に3日も予定があるとオタオタする。1日に3箇所ぐらい回って平気だった若い頃が懐かしい。今年も直ぐ暮れてしまいますね。