「『建国記念の日』不承認2・11大阪府民のつどい」が11日、大阪市たかつガーデンで開かれ、会場あふれる400名が参加しました。主催は「建国記念の日」反対大阪連絡会議です。
第一部は、中塚明奈良女子大学名誉教授が「真実により未来をひらくー『韓国併合』百年とNHKドラマ『坂の上の雲』を考える」と題して講演しました。
冒頭、中塚氏は「日韓併合という呼称は正しくない。対等の合併などではなく、韓国がまったく滅んで日本の領土の一部になったのだから、韓国占領・韓国併合と言うべきである」と述べ、日清戦争から第2次大戦にいたるまでの経過を多数の資料をもとにして解明しました。
そして、「韓国占領から100年間の軍事的決算として日本が敗戦を迎えた、今年になってもなお政府が韓国占領の正当化を続け、NHKドラマ「坂の上の雲」では朝鮮侵略の歴史事実を無視して描いている」と強調しました。
「ドラマの第一部では、伊藤博文を臆病な平和主義者として描いているが、彼は大日本帝国のシンボルであり、陸奥宗光外相とともに朝鮮侵略、朝鮮国王への強圧、人民の生命無視=ジェノサイドなどを断行した」と指摘しました。
最後に中塚氏は、「侵略の記憶をあいまいにしたままでは未来は拓けない。真実にもとづいた歴史認識こそ日韓相互の未来をきずき東アジアの未来を語ることができる」と結びました。
第二部では、ジャーナリストの西山清雄氏と、大阪空襲訴訟原告団代表世話人安野輝子氏が意見発表しました。安野氏は平均70歳を超える原告が提訴した苦汁と風化することのない体験と平和への思いを切々と語りました。
第一部は、中塚明奈良女子大学名誉教授が「真実により未来をひらくー『韓国併合』百年とNHKドラマ『坂の上の雲』を考える」と題して講演しました。
冒頭、中塚氏は「日韓併合という呼称は正しくない。対等の合併などではなく、韓国がまったく滅んで日本の領土の一部になったのだから、韓国占領・韓国併合と言うべきである」と述べ、日清戦争から第2次大戦にいたるまでの経過を多数の資料をもとにして解明しました。
そして、「韓国占領から100年間の軍事的決算として日本が敗戦を迎えた、今年になってもなお政府が韓国占領の正当化を続け、NHKドラマ「坂の上の雲」では朝鮮侵略の歴史事実を無視して描いている」と強調しました。
「ドラマの第一部では、伊藤博文を臆病な平和主義者として描いているが、彼は大日本帝国のシンボルであり、陸奥宗光外相とともに朝鮮侵略、朝鮮国王への強圧、人民の生命無視=ジェノサイドなどを断行した」と指摘しました。
最後に中塚氏は、「侵略の記憶をあいまいにしたままでは未来は拓けない。真実にもとづいた歴史認識こそ日韓相互の未来をきずき東アジアの未来を語ることができる」と結びました。
第二部では、ジャーナリストの西山清雄氏と、大阪空襲訴訟原告団代表世話人安野輝子氏が意見発表しました。安野氏は平均70歳を超える原告が提訴した苦汁と風化することのない体験と平和への思いを切々と語りました。