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映画、音楽、カルチャー、おしゃれ、美味しいもの、ニュース・・・。

m-floのニューアルバム。

2006-07-28 10:15:39 | 音楽
  m-floのニューアルバム、inside works bestⅡを聞いた。丸井の水着CM Summertime Loveをフィーチャーした2枚組ベストアルバムだが、Summertime Loveはremix版。オリジナル版を聞くにはシングルを入手するしかない。2枚目に新曲が何曲か収録されているのだが、この2枚目がくせ者。全部途中で曲が切れて次の曲につながっているのだ。だから、普通にフルコーラス聴けると思って聞いていると、曲が途中でぶった切れて次の曲が始まる。あまりにも変なので何かのミスではないかとAvexに電話してしまったではないか・・・。 Verbal、これは変だよ! キミのラップは凄いかっこよくて英語の発音もネイティブで好きだけど、これはやり過ぎでしょ。 ファンは曲をちゃんと最後まで聞きたいんだよ。 ブツブツブツ・・・

男の下着~スクエア・タンク

2006-07-26 16:05:14 | おしゃれ
 去年あたりからだろうか、タンクトップでも前の胸の開き方が普通より深く、ほぼ水平にカットされたタンクが日本でも流行り始め、今年の夏は本格的な流行のきざしを見せている。日本のメーカーからは出ていないので(若者向けのブランドからはアウター用であるが)僕も早速アメリカからの並行輸入品を買った。中には、女性のワンピースのように、肩にかかる肩紐と胴体部分をつないで、完全に胸のラインが水平のデザインのものもあるようだが、オーソドックスなものにしてみた(写真)。
 しかしこの「スクエアタンク」、実は随分前からアメリカでは着られているのだ。僕が一番最初に見たのは、1993年公開のスピルバーグ監督の大ヒット作「ジュラシック・パーク」の中で、ジェフ=ハエ男=ゴールドブラムが着ていた。シャツの前ボタンを開けて中から見える下着の胸のラインがまるで腹巻のように水平だったので、なんて中途半端で妙なデザインなんだと思い、CGで作られた恐竜と同じぐらい自分の中ではインパクトがあったのをハッキリ覚えている。 そのデザインが13年後に日本で流行ることになるとは・・・。 どうやら、今回のブームはいわゆるヒップホップ系の黒人の着こなしから来ているようなのだが・・・。
 スクエアタンクを着るときは、シャツの前ボタンを開けて、ちょっとだけ覗かせるか、はおるようにシャツを着た場合に見せるのが流行りみたいだ。

ちょっとヒドすぎ、フジのドラマ。

2006-07-25 13:05:23 | 芸能
  今月始まったフジのドラマがヒドい出来だ。まず「ダンドリ。」・・・実は僕が2月に劇場用映画として企画書を書いたもの。原作(とは言ってもドキュメントだが)の出版社に問い合わせたところ、某局からドラマ化のオファーが来ているとのことで断念。まさか、2年間もどこも手を付けなかったものがドラマ化するとは思っていなかったのだが・・・。もとは県立厚木高校のダンスドリル部の全米選手権優勝の話だが、これを同じく厚木高校出身の横内氏が脚色。横内氏の「ホテルカリフォルニア」という舞台にも共通項があって面白いと思っていたのだが、両方を合体させるとは、奇遇というほかない。
  さて、ドラマの方は原作に「ウォータボーイズ」「シムソンズ」の要素を加えた、”いかにも”のストーリー。主演の榮倉奈々はまったく演技力無し。加藤ローサもセリフを回すのに精一杯。そうした状況で、脇のキャストがあまりに弱い。がっかり。
  一方の「サプリ」。第2話の関東の視聴率が14%というのもうなずける。伊藤美咲と亀梨和也という豪華キャストだったが、いつの時代のドラマかと思わせる時代錯誤の<トレンディ・ドラマ>では、二人の良さは全く活きない。余りの出来の悪さに、前節の上戸彩主演「アテンション・プリーズ」ですら良く見えてくるほどだ。
  こうなると、無難なところで「タイヨウのうた」がトップと取るのだろうか。
 

金玉さん

2006-07-24 22:22:55 | おしゃれ
いやぁ~、驚いた。金正日の第4夫人のキム・オクさんを漢字で書くと、金玉さんなんだね。マジ受けすぎなんですけど!

サザンと僕。

2006-07-24 13:23:06 | 音楽
  僕の世代では、サザンのファンがすごく多い。いちおう、大学では同級生ということにもなるし(同じ大学で同学年というだけで意味はない)、同じ湘南ということで何となく応援はしたくなるのだが、どうにも好きになれない。
  そう思っていると、今朝、高2の長男が面白いことを言った。「ねぇ、サザンってTUBEみたいなもんだよね」。 いやぁ、全くその通り! 言いえて妙というか、そういい切ってしまうと思い切りがあっていい。 サザンもTUBEも、すぐに聞き飽きてしまうどうでもいい音楽だ。もちろん、音楽の感じ方は100人100様だから異論も多いだろうけど。 日本の音楽シーンが質をどんどん高めている中で、サザンやTUBEの「歌謡ロック」はとても古臭く感じるのは僕ら親子だけだろうか。
  同じ湘南なら「湘南之風」の方がいいし、同じく消えてしまう音楽としてなら「DJ OZUMA」の方がいい。 
  先週から今週にかけて、夏の新譜が色々出ているが、バンクバンドの「to U」がすごくいい。ミスチルの桜井とボーカリストのSalyuのデュオなのだが、このSalyuというボーカリストの歌が本当に素晴らしく、胸を打つ。 オリコンのチャートでも現在2位ということが、楽曲も素晴らしいのでロングランになるのは間違いないだろう。

テロリスト…売春婦の息子?

2006-07-12 10:19:55 | Weblog
  ジダンをパッチギに追い込んだマテラッツィの「侮辱の言葉」が報道されている。 なにやら、読唇術の専門家に解読してもらったそうだが、それが「テロリスト、売春婦の息子!」だとか。 お~、久々に聞いたぞ「売春婦の息子」! これ、日本語に訳すから物々しいんであって、要はSon of a Bitchでしょ。そう、ウラジミール・サノバビッチ…、いやそうじゃなくて(笑)。 相手を侮辱する一番有名でポピュラーな言い回しで、最近10年ぐらいは映画でも聞かなくなった古い言葉だ。 たぶん、アメリカではあんまりもう使われないんじゃないのかな。 だって、相手を侮辱するなら、当たり前の言葉じゃ面白くないから結構流行があるはず。 だから映画でも使われなくなったんじゃなかろうか…。 映画の字幕では「このクソ野郎!」ぐらいにしか訳されない言い回しだし。
  だから日本語に訳してしまうと「売春婦の息子」と呼ばれたことはエラく特別に感じるが、その言葉だけでパッチギを喰らわせるほどの言葉ではない。「テロリスト」という言葉も、いくらアルジェリア出身とは言え、それほど大袈裟にはとらえないはずの単語だと思うのだが…。

ジダン、そしてフランス代表のスーツ。

2006-07-11 10:22:32 | Weblog
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-04581966-jijp-spo.view-001
  ジダンの”パッチギ”退場についてはまだまだ議論が白熱しそうだ。本人自らが説明をするというが、その内容次第ではマテラッツィも処分の対象になるというし、マテラッツィも「ジダンに挑発された」と言っているらしいから、水掛け論になる可能性が強い。 いずれにしても、ジダンはユベントス時代にも”パッチギ退場”で5試合も出場停止処分を喰らった前科があるから、言い訳は通用しないだろう。
  ところで、帰国したフランス代表の表彰式のスーツ姿を見てなかなかカッコいいなぁと思ったのでリンクしました。 光沢のある黒のスーツで、注目したいのはネクタイの長さとベルトだ。日本代表に比べてネクタイは短く、パンツのウエストとの間にかなり隙間がある。ベルトも太めでバックルも大きく今風だ。イングランドはアルマーニ。イタリアはD&Gということだが、フランスは調べてもわからなかった。
  それと、大統領から表彰を受けるというのに、みんなジャケットのボタンをしていないのが面白い。もちろん、シラク大統領本人はきっちり留めているのに。 これはマナー上、許されるのだろうか? それとも代表選手だし、スポーツ選手だからアリなのか・・・。ちょっとヨーロッパのマナー事情に詳しい人に聞いてみたい気がする。 ただ、マナー上は別にして、この着こなしの場合、ネクタイも黒だからボタンぐらい外してベルトのバックルを見せ、ネクタイをウエストの間の白い部分を見せた方がカッコイイのは間違いないところだが。

祝!イタリア優勝!

2006-07-10 10:20:57 | Weblog
  やはり連戦の疲れが双方に見えたが、決勝戦に相応しい好試合だった。ジダンの一発レッド退場という事件もあったが、これもまた決勝戦に相応しい出来事だったとも言える。
  連日の試合を見ていて思ったのは、やはり日本代表との「差」だ。とにかくパスが速い。「そんなパスじゃトラップできないじゃん!」と思っていると、それを見事にトラップしてキープするその技術の高さ。ペナルティエリアに持ち込まれたときの、DF陣の的確で冷静なコンビネーション。日本代表のバタバタした対応をは雲泥の差がある。また、ボールをもったMFがプレスをかけられたときの周囲の選手の動きはまるで殺陣のようだった。そしてもちろん、シュートの正確さ。日本代表、いや、アジアのサッカーがこのレベルになるには何年かかるだろうか・・・。
  W杯を見ていて、サッカーというスポーツを通じて見えるお国柄も面白かった。イングランドは、やはり「イギリス顔」が目立った。ルーニーは労働階級の顔と肉体をしているし、ジェラード、ランパートは見るからに中産階級のイギリス人だ。それにイタリアは、全員が「ちょい悪オヤジ」に見えるから笑える。LEONのジロラーモさんが入っても何の違和感もない(笑)。加えてユニフォームの背中の名前の書体! メチャかっこいい書体だった。 さすがデザインの国だ。 そしてフランス。なんとアフリカ系が多いことか。同じヨーロッパでもイングランド、スペイン、ドイツ、イタリアとは全く皮膚の色が違う。移民の多さが反映されているのだろうか。 
  とにもかくにも、4年に1度、世界の「男の祭り」は終わってしまった。2010年に向けて、世界に「これが日本人のサッカーだ」というのを印象付けられるよう、オシム監督に期待したいものだ。

ヒデ、旅人になる。

2006-07-04 10:12:08 | Weblog
 中田ヒデが突然現役引退を発表した。 ヒデは、本当にスタンダードの高い男だった。常に自分の中の目標を高く置き、それに向かって努力を惜しまなかった。チームメイトに厳しかったが、それ以上に自分に厳しかった。 普通の日本人の枠には収まらない男だった。だから、随分をマスコミには叩かれた。 何かにつけてすぐに群れたがる日本人とは全く違っていた。 「孤高の人」と呼ばれたが、本当に「孤高」なら、ああも世界のトップ選手たちと交流できなかっただろう。 英語、イタリア語も堪能だった。こんなプロアスリートがかつて日本にいただろうか? 何年もメジャーリーグにいながら片言も話せない日本人野球選手とは大違いだ。
  小野の「優しいパス(エンジェルパス)」と違って、ヒデのパスはきつすぎるとよく言われた。 だが、今回のW杯を見ていても、ヒデのパススピードこそが世界のトップでは標準であることが証明された。 それを正確にトラップできない日本選手の技術の無さが問題なのだ。
  ヒデのHPに載ったコメントを読むと、彼がどれほどサッカーを愛していたか、どれほどチームに責任を持って試合に望んでいたか、どれほど純粋な気持ちでサッカーをしていたかが良くわかって胸が痛くなるほどだ。

ケツメイシの「旅人」にこんな一節がある。 

向き合う未来 自分打ち出す この旅は見えぬ先が だからこそ踏み出す価値が
今 自由になって 僕になって どこまでも行けるから
今 僕を描いて 旅人になるのも悪くない

どうか、良い旅になることを!