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成山明光

2010-02-16 01:17:55 | Weblog
松井冬子を見いだしたことで有名な成山画廊のオーナー。

まず彼の経歴が謎過ぎるのですが、16歳から古書とや写真、主にマン・レイ、ピエール・モリニエ、ベルメールなどのシュールレアリスムを軸にした独自の琴線に触れた作品だけをこれまで集めてきたという。埼玉近美での澁澤龍彦展にも多く作品を貸し出していたギャラリーです。

一体、16歳にどこからそんなお金が・・・そして彼の美意識を育てた家庭とはどういったものだったのか。気になります。

そして、成山さん、写真で見る限りはだいぶインパクトのある外見です。



そんな彼が先日、「医学と芸術」展で展示されている松井冬子の絵をチェックをかねてか、やってきました。

松井冬子の絵の隣に座っていた私は閉館に近い時間だったので、調度毛布を畳んでいたのですが気付くと目の前に成山さんが・・・。

「松井の絵の横で毛布を畳むとは!」と言われそうな気がして、思わず立ち上がる私。すると目が合って軽くお辞儀をされる。反射的にお辞儀し返すも、驚いて一歩下がる。と同時に今まで嗅いだことのないものすごい香りが・・・!彼の香水のエスニックでスパイシーな強い香りがそこら中にむんむん漂っていました。

本物の成山さんは思っていたよりも人間ぽくって、背が高くてダンディーな感じのお方でした。最近、冬子ファンのN塚さんと2人でそわそわしました。

「ロスト・イン・トランスレーション」にもちょっと出演してるらしく、CNNでもパリコレについてコメントしていたという噂の彼。異界の人でした。画廊の方には未だ行ったことがないので近いうちに訪れてみようと思います。



成山画廊HP

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