おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

静電シールド付き変圧器

2017年03月22日 | 真空管アンプ
静電シールド付き変圧器とは」から引用
複巻変圧器で2次側を非接地で使用すると、1次巻線と2次巻線の間の静電容量
(コンデンサ作用)によって、2次側と対地の間に電圧が誘起されることが
あります。この誘起電圧の発生や、電源側もしくは負荷側で発生するノイズ
の伝播を軽減させる目的としたものが静電シールド付き変圧器です。


真空管アンプでは2次側をシャーシアースする(ヒーターや両波整流など)
ので、シャーシを直接接地しないで使うと静電容量により電圧が誘起される。
この場合、シャーシに触れると指が滑りにくく感じたり、検電器が点灯する
ことがある。これは電源トランスのリークではない。
コンセントの差し込む向きを変えたりするとその電圧が変化する。だから
気になるのならその電圧が低いほうにコンセントを差し込むようにする。
静電シールド付き変圧器のシールドをシャーシに接続して接地することに
より防止できるが、シャーシを接地することで雷によるAC100Vへの誘起電流
がそれを介して流れるため、かえって危険な場合がある。
だから私の場合、ACインレットの中央の端子は未接続とし、電源スイッチ
には両切りのものを使用してAC100Vから完全に切り離せるようにしている。
↓の画像にあるE端子が静電シールド

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