one's works. my works!


one'sとは「その人の」と言う意味です。
僕らはone'sに「皆様の」と言う思いを込めました。

SJ10     (田中)

2006年03月08日 21時42分34秒 | 
車やバイクそれに飛行機や船。
それぞれに名機と呼ばれる機体が存在します。
僕はこのSJ10もきら星の如く50年代、60年代のスポーツカー達に勝るとも劣らない存在、名機だと思います。


10代の頃誰よりも速く走る事だけを毎日考え愛機FCで峠を攻める毎日。
それはそれで楽しかった。
峠で知り合った方達と仲良くなれたり。

でもそんなある日。
国道沿いで見かけたミニ1000。
これで完全に「車」に開眼しました。
ミニで車趣味にどっぷり浸かりジムニー(SJ30)で車いじりの楽しさにまた開眼。
足回りはリジットです。
これも悪路を走破した時に足回りにダメージを受け難い様、無用な調整を後であまりしなくても良いように。

このシンプルさがまた車いじりのし易さに繋がってました。
家の裏のちょっとした空き地で足回りをばらばらにしシャックルで7cm程車高を自分であげました。
時間も僅か1時間程。
工具も特殊なものは使いません。

そうやって少しずつ作っていったSJ30。
これは楽しかった。
悪路を走らせると大きな4WD車がスタックする横を軽々と走り抜けます。
またこんな事もありました。
泥濘地にはまりこんだ4t車をみんながどうしようか?と通勤途中に工事現場で工事関係者の方達が話してました。
僕は横に友人を乗せてたのですが
「コレで引っ張ってみましょうか?」と。
みんなは笑いました。
「に~ちゃん、そりゃ無理やわ」と。
友人も横で怪訝な顔をしてます。
「ま、やるだけやってみましょう」とクッションロープ(対荷重はギリだったと思います)を繋げてSJ30は4WDギアをローです。

じわっと引っ張り上げました。
この時現場は異様な盛り上がり。
おじさんたちに感謝され缶ビールをいっぱい貰って帰りました。
飲まないケドね・・・・

これを期に横で乗ってた友人はパジェロからジムニーに買い替えました。
今も僕の友人は二人乗ってます。

荷台はすっからかん。
でもあくまでも軽なのでそんなに荷物も積めないんです。
でもここに試行錯誤しながら3人分のキャンプ道具がぴったり納まった時は嬉しかったなぁ。
結婚する前に友人と弟と3人でキャンプに行ったんだっけ。

2stのジムニー。
未だにこのトルク特性は特筆モノです。
悪路でのトルクの出方と粘りは素晴らしいんです。
後にアルトワークスなどに繋がるF6シリーズの原点です。

それにしてもこの方のSJ10は素晴らしいです。
丸目が中央寄りにあるのも狭い林道に入り込んだ時に端にライトがあると木の枝が当って割れるかもとの処から来てたりするんです。


理詰めではありますがそうは見えないキャラクターの良さ。
40ランドクルーザー、三菱ジープと並んで紛れも無く日本の4WD車の金字塔です。


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2 コメント

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ありがとうございます。 (野村)
2006-03-08 22:13:11
さっそくありがとうございます。自分の車がこうやってPCで見ることが出来るのはとても嬉しいです。また、好きな人ならではの角度での写真にとても満足しています。ありがとうございます。
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本日は御来店頂きまして誠にありがとうございました。 (田中)
2006-03-08 22:38:16
野村さんがSJ10で御来店頂きますとすぐに判るんです^^

今や2stの車は希少種ですからその独自の排気音で。

拝見させて頂く度に「良いなぁ」と思います。

これからも大切に乗り続けて下さい。

それからこれからもワンズをよろしくお願いしますm(_ _)m



※最初の部分に思いっきり恥ずかしい間違いがありまして・・・

慌てて訂正しました^^;



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