おおののにっき

演劇人・大野裕明の日々

「日本人」宣言

2010年08月04日 01時38分03秒 | Weblog
こんな事を真剣に考えるようになったのはいつからじゃろか?

未だにハッキリ覚えております。
それは2008年1月下旬パリの公園を歩いていた時だった。

日本人にしかできない芝居。

それを僕はフランスでフランス人と仕事をしてみて思ったのだ。
僕が花組芝居にいるという理由も。
今までボヤーっとしてたものが吹っ切れた気分だった。

だから、漱石、朔太郎、太宰、溝口健二とやってきたかもしれない。
可児に行って『精霊流し』という
日本人にしかできない、日本人の、日本の
お芝居を創って、ますますその思いは強くなった。

8月の八雲は、外人から見た日本。
来春の新作書き下ろしは明治の日本。
来年8月のおおのの♪は大正の日本。

どの作品も日本を、日本人を意識したものである。

日本人でよかった~。

そう思う三作品にしたい!

これで一区切りつける気概でいます。



そんな第一弾の『八雲噺』
可児から直行の2日間の稽古。
面白い物ができそうだ。

東京はチケットなくなりつつあります。
お早めに、ご英断を!

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2 コメント

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お疲れさんどす (むーちょ)
2010-08-04 03:12:53
 可児DAYSお疲れさんどす。稽古場観に行きたいんですけど詳細教えてくんなまし。
 そしておおのさんと繋げたい噺家さんがいます。新作もよく作る人で、そんな話をきいていたらおおのさんと逢わせたくなったの。
 どう見ても日本人に見える人が「おお、ジョン」「なんだい、キャサリン」とかいう芝居より、「おまいさん」「なんだいお染」とかいう芝居のほうが断然好きなので、おおのさんの熱いジャパン魂がなんだかすごく嬉しかったです。
 「八雲噺」が楽しみだー!
Unknown (おーにょ)
2010-08-04 13:16:26
さんきゅうです。
なんか楽しみだね。

ここでは書けないことばかりなので、
メールします。

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