ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

身近な未踏の空間

2015-06-19 10:51:42 | 日記
仕事で横浜方面に行くことが多いんだけど、だいたい “ 行って帰るだけ ” で、有名な場所にはあまり縁がない。 ラーメン博物館も、その 1 つだ。

意外に小さな建物。 到着した際、入口前には男性 1 人、続いてカップル 1 組、そして僕と仲間の 2 名、計 4 名。 施設側は、カウンターに女性 1 人、ゲートに男性 1 人を稼働。

まず入場券を買うのだが、券売機でもカウンターでも購入可能なのに時間がかかる。 4 名で既に渋滞だ。 誕生して 20 年以上経っているにもかかわらず、未だにシステム、インフォメーションを含む運用フローが稚拙であることに驚く。

客 4 名に対しスタッフ 2 名を配しながら、彼らの行う仕事は今時珍しい、思考を排した完全縦割り単純作業とは、余程儲かっているんだろう。 入場待ちの時間短縮で、もっと儲かると思うんだけど ・・・ 。

中に入ると、まずはミュージアム。 年表や海外進出の記事はともかく、販売しているグッズは一見しただけでは一般店で扱っているものと変わらず、“ ラーメン博物館 ” らしい商品は見当たらない。 年表は崩壊しかけの状態だ。 出店している店の名称、特色が書かれた壁の掲示を読み取り、目標を定めたところで地下へ。

地下は二重構造で、フォトの通り、天井はラスベガスのカジノの如く。 僕の幼少期より少し前の時代設定のようだが、不動産の入口や薬屋の看板、誇りっぽい建物は郷愁を誘う。 設定は “ 過去 ” なのだ。

最初に上層の店で醤油ラーメンを試す。 もう 1 店味わえるよう、食券販売機でミニサイズを選択。 店を入ってすぐ左手にあるカウンターに座る。 手前にある木枠のガラス窓を通し、目前に場内の景色が広がるという、なかなかの雰囲気だ。 程なくラーメンが出される。

味は、まあまあ。 美味いことは美味いが、わざわざ “ 博物館 ” と冠した施設に相応しいかどうか ・・・ まー好みもあろうが、仲間の意見も同様。

食べ終わると更に階段を下りる。 下階フロアはビアホールのようになっていて、これを扇状に取り囲む形で軒が並ぶ。 その景色は、かの昭和そのもの。 例によって、入口で食券を買い、店に入る。

選び入ったのは海外進出も果たしているという豚骨醤油ラーメンの店。 但し、注文したのは焦がし味噌ラーメン。

味は何だか微妙である。 「 日本人向けに創った味じゃないから仕方なし 」 、ということか。 ところで、先の店ともエアコンの効きが悪いが、時代背景をも再現してのことなんだろうか? 店内くらいは普通に快適であっても良いと思うが、客は皆汗だくだ。



感想は 「 1 回来れば十分 」 、といったところ。 オープン当初は、ハイレベルな店が揃っていたのかな? そうそう、券売機傍にいた店員さんの接客は、両店ともハイレベルでしたよ。




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