久しぶりに本屋さんへ行ったら
興味深い本を見つけました。
『和洋折衷音楽史』奥中康人著・春秋社
んんん~、内容については全部ちゃんと説明できませんが(^^;)
すっかり洋楽が当たり前に思えるような現代においても
明治以前から連綿と続いている自国の音楽文化は
いろんな場で「折衷」の形で意外にしぶとく生きているんだなあ、ということがわかります。
しかもその「折衷」が、意図的に作られたこともあれば
自然発生的に生まれていることもあって興味深い。
フィールドワークに基づいた様々な事例を紹介しつつ、
欄外の注釈でチクリと世相に針をさす著者も面白いです。
長野県諏訪地方の御柱祭におけるラッパも取り上げていて
#その部分を立ち読みして「よし、買った!」…となるところが信州人ですな
確かに郷里の御柱祭でも
消防団のラッパはいつも「さあやるぞ」という時に高らかに吹き鳴らされていたっけ。
題名からして音楽史の本なのですが、
雑誌に連載されたエッセイがベースになっているので読みやすいです。
そしてまた、ここにでてくる事例は、YouTube等で実際の演奏を聴けるので、
脳味噌の中で勝手に妄想を膨らませずにすみます。
「北村大沢楽隊」や「つのだ☆ひろの『般若心経』」等々、
ここのところ「端正で洗練された」地歌三絃なぞを聞いていた耳には
なかなかのカルチャーショックをかましてくれました。
音楽って、すごい。
興味深い本を見つけました。
『和洋折衷音楽史』奥中康人著・春秋社
んんん~、内容については全部ちゃんと説明できませんが(^^;)
すっかり洋楽が当たり前に思えるような現代においても
明治以前から連綿と続いている自国の音楽文化は
いろんな場で「折衷」の形で意外にしぶとく生きているんだなあ、ということがわかります。
しかもその「折衷」が、意図的に作られたこともあれば
自然発生的に生まれていることもあって興味深い。
フィールドワークに基づいた様々な事例を紹介しつつ、
欄外の注釈でチクリと世相に針をさす著者も面白いです。
長野県諏訪地方の御柱祭におけるラッパも取り上げていて
#その部分を立ち読みして「よし、買った!」…となるところが信州人ですな
確かに郷里の御柱祭でも
消防団のラッパはいつも「さあやるぞ」という時に高らかに吹き鳴らされていたっけ。
題名からして音楽史の本なのですが、
雑誌に連載されたエッセイがベースになっているので読みやすいです。
そしてまた、ここにでてくる事例は、YouTube等で実際の演奏を聴けるので、
脳味噌の中で勝手に妄想を膨らませずにすみます。
「北村大沢楽隊」や「つのだ☆ひろの『般若心経』」等々、
ここのところ「端正で洗練された」地歌三絃なぞを聞いていた耳には
なかなかのカルチャーショックをかましてくれました。
音楽って、すごい。
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