先日お知らせした「ムクムク物欲」。
結局、あの日の夕方
いつもの店員さんからの
「使えるみたいです。でも不安要素もあって・・・(後略)」
ようするにメーカーと輸入元とが
違うことを言っているそうなのです。
ですが
「万が一使えなかったら返品可能にしておきます。」
という一言が決定打となり
注文決定。
もう夕方だったというのに
メーカーにかけあって
その日のうちに発送してくれるよう手配もしてくれました。
おかげで金曜日の夕方注文で
日曜日の午前中に到着。
もちろん、即行で買いに行きました。
その店員さんが笑顔でお出迎え。
この方、私が札幌に来てから
色々な職種のお店屋さんで見た中でも
3本の指に入るほどの接客技を持つ方で
とても信頼している方なのです。
とにかくすごい。
プロフェッショナルです。
プロのプライドを持って仕事をしています。
だって、自分の担当するフロアの商品は
かなり把握しているんです。
当たり前に思われる方もいるかもしれませんが
そんな店員さんの少ないこと少ないこと。
まぁ、そういった意味で尊敬している方なのです。
やはり、お店は名前や規模などではなく
人ですよね。
おかげで通信販売で買うよりも
やや高めのプライスがついていましたが
買っちゃったのでした。
この箱を開けるときのドキドキ感がたまりません。
新品を買ったときだけに与えられる醍醐味です。
大きさはこんな感じ。
キーボードとトラックボールとで比べてみました。
フィジカル・コントローラー
(マウスじゃなくて、
実際の機械でソフトを操作するマシンのことです)
としては小さい方だと思います。
大満足。
しかしながらこのあと、まだ問題があって
製品として入っているドライバーCDでは
私の使っている音楽ソフト「Logic Pro」に対応しておらず
メーカーのHPからダウンロードしなくてはいけないのです。
そこがカリスマ店員。
しっかりとダウンロードしておいてくれたのです。
しかもおまけでくれた
AKAIのフラッシュメモリーに入れた状態で。
さすがです。
まぁ128MBってのはご愛嬌ってことで。
心意気の問題ですから。
で早速インストール。
ドライバーは簡単にインストールできました。
しかし私のソフトでは
専用のパッチを所定の場所に収納しなければならないのですが
(パッチ=…なんて言えばいいのでしょう。
ドライバーとソフトを関連づける
ハンバーグのつなぎみたいなものです。)
それを収納する場所がまったく分からなかったのです。
そこへ、またしても噂の店員さんからタイミング良く電話があり
パッチの収納場所が分からないと伝えると
色々と調べてくれて
しっかりと教えてくれたのでした。
(だって隠しファイルの中に入れなくちゃならないんですよ!)
これで完璧です。
音楽ソフト「Logic」を起動すると
シュッ!っとフェーダーが動きます。
再生ボタンを押すとオートメーションを書き込んだ通りに
フェーダーがちょこちょこ動き
トラックパットみたいな所を指でなぞると
横方向に自由に動き回ります。
割り当て方によっては色々と複雑なこともできるようですが
取扱説明書もないものですから
これから少しずつ試行錯誤を繰り返し
さらに使いやすいものへと成長させて行こうと
思っている次第です。
今のところ、買って正解です。
ばっちりです。
思い描いていた操作が、思った以上に快適にできています。
レイテンシー(発音の送れ)もない状態で録音ができ
しかも音量をフェーダーで
パン(音を左右に振ること)をつまみで
簡単に操作ができるなんて
夢のようです。
今までO1Xでやっていたことは
すべてこれでできそうです。
(ということは
今まで私はO1Xの性能を
フルに使っていなかったということなのでしょう。)
それはさておき
本当にいいものですよ、これ。
これでバリバリとトラック作りをしていける気がします。
というか、4日と16日用のものを作ってしまいました。
遊びにこられる方はどんなサウンドか
楽しみにしていてくださいね。
で、忘れないようにここにメモしておきます。
今後買われる方の参考になれば・・・
□製品
FrontierdesignのAlpha Track
□使用コンピューターとDTMソフト
Apple iMacでLogic Pro 7.2を使用
□FrontierdesignのHPからダウンロードすべきもの2つ
・ドライバー
AlphaTrack Macintosh Installer v1.3
・LogicにAlpha Truckを認識させるPlug-In
AlphaTrack.bundle
□ドライバーのインストール方法
AlphaTrack Macintosh Installer v1.3
をダブルクリックして命令通りにクリックするだけ。
再起動をかけ終了。
※ただしドライバーのインストール時は
Alpha Trackを接続してはいけない
□Plug-Inの収納方法
Plug-Inの名前はAlphaTrack.bundle。
Macintosh HDを開く。
アプリケーションフォルダを開く。
Logicのアイコンのところで右クリック。
「パッケージの内容を表示」を選ぶ。
Contentsが表れるのでそれをダブルクリック。
その中からMIDI Device Plug-insを選びダブルクリック。
その中にAlphaTrack.bundleを入れる。
※ただしPlug-Inの収納は
ドライバーのインストール終了後に行う。
これでLogicを立ち上げると
自動的にAlpha Trackを認識してくれます。
これから買われる方へ。
値段(安価)よりも大切なものもあります。
お店選び(店員さん選び)も重要だと思いますよ。