日々精進生活

日々、自己反省をしながら、思うことを綴る日記。

現在の戦争や紛争

2007-02-14 15:03:32 | 世界の生活
我が家が取っている地方新聞に、10代が作るページがあって、
先日、そのページの特集?が「今も続く戦争・紛争」でした。

記事によると、戦争・紛争の原因で一番多かったのは、領土問題。
続いて、民族問題、宗教問題、政権打倒や政権争い、テロとなっているようです。
(いくつかの原因が重なっているものもあるらしい。)

これらの中から、いくつか紹介していきたいと思います。

フィリピン・ミンダナオ紛争」(1986、領土・宗教)

独立を目指すイスラム教徒のモロ人とフィリピン政府の対立。

アブハジア戦争」(1992、領土・民族)

独立を目指すアブハジアと、グルジアとの対立。
この紛争の結果、アブハジア人は激減しているとのこと。
これは、一般市民の命が失われているということを意味しているのだろう。

どこの国でも、どういう理由であっても、戦争・内紛は、何の罪もない一般市民・国民の命を奪う。
ただ、人として当たり前の生活ができれば良いと思っていても、一国民の意思など無関係に、戦争・紛争は進んでいく。

全ては人間の意志と意志のぶつかり合い。


この平和な日本に住んでいると、なかなか、今、現在でも戦争をしている国があることを身近に感じることができない。

平和な国に住む人間として、何ができるのだろうか。

まずは、やはり、世界の情勢・状況を知ることからではないだろうか。
これからも、時々、今も続く世界の戦争・紛争のことを調べていきたい。






アフガニスタン

2006-12-01 13:15:39 | 世界の生活
先日のシエラレオネに続いて、今日は「アフガニスタン」の様子を。

アフガニスタンは2002年まで20年以上も戦争が続いていた国だそうだ。
まだまだ戦争の爪あとも残り、大変な状況だろうけれど、戦争が終わったということを、子ども達はとても喜んでいるそうだ。

何不自由ない生活をしている日本の子ども達の喜び・嬉しいことって何なんだろう。

欲しいゲームソフトを買ってもらえたこと?!
どこか遊園地に連れて行ってもらえたこと?!
美味しい料理・お菓子を食べられたこと?!

どれも、これも、アフガニスタンの子ども達には縁遠いものだろう・・・

昨日も自殺に関して書いたけれど、こういう貧困と戦っている国では自殺というものがないのだそうだ。
自殺をするのは、恵まれた環境で生活している先進国の人間だけだそうだ。

貧困と戦っている国では、生きることに必死で、自らの手で命を絶つ行為なんて考えられないだろうな・・・
戦争が起きている国なんて、自らの意志とは関係なく、いつ命を絶たれるかわからない恐怖と不安の中で暮らしているんだろうから・・・

自殺・・・

物質的に恵まれたこの先進国社会の歪みの現れなのかもしれない。

中高生の自殺が表面化し、社会問題になっている今。
心の在り方を考え直す良い機会なのかもしれない。
この機会に、試行錯誤しながら、自殺を食い止める方法を探していってもらいたい。

私に、何ができるかなぁ・・・



シエラレオネ

2006-11-29 11:50:55 | 世界の生活
次女が毎月、楽しみにしている小学館「小学三年生」
今まで買ってやるばかりで、ろくろく中身を見たことがなかった私(汗)。

先日、カーペットの上に転がっている11月号を何気なくパラパラめくって見ていると、
「明日へのメッセージ」というコーナーで「世界の小学生」という特集をしていたのが目に付いた。
そこには、ブラジル・カンボジア・モンゴル・アフガニスタン・ドイツ・イギリス・シエラレオネの小学生の様子が載っていた。
その中で一番衝撃的だったのが「シエラレオネ
多くの子ども達が5歳まで生きられないという。
シエラレオネのトイレの写真が載せてあるのだが、これがまた、目を疑うようなトイレ!!
コンクリートの床に穴が1つ掘ってあるだけ。
その穴の側に無造作にトイレットペーパーが置かれている。
これでも、きれいになったとコメントが書かれてあるから、この以前は、一体、どんなトイレだったのだろうか・・・
この豊かで何でも揃って不自由のない生活をしている子ども達には、想像も付かないだろう・・・

私が子どもの頃は、まだ水洗トイレがなく、汲み取り式の「ボッチャントイレ」と言われているトイレだった。
トイレの穴?は深くて大きくて、落ちると死んでしまうこともある。
小さな頃は、このトイレが怖くて怖くて・・・
そして、臭くて臭くて・・・

私が子どもの頃が、こういうトイレだったことを思うと、私達の親世代、更に祖父母世代が子どもの頃のトイレは、どんなものだったんだろう。

もしかしたら、今のシエラレオネのトイレと近いものがあったのだろうか。

シエラレオネも、少しずつ改善されてきているとはいえ、まだまだ、悪状況の中での生活を強いられている。
豊かさ指数 世界最下位 だそうだ(*1999年度UNDP(国連開発計画)調査による)。

豊かな国、日本に住んでいて、一体、私に何ができるのだろうか・・・

私にできること。
まずは、この現況を子ども達に教えていこう。
せっかく、小学館が素晴らしい記事を書いてくれている!!
(この世界の小学生のコーナー内に、日本は世界の中で本当に恵まれた国で、世界の多くの子ども達は毎日食べるものにも困っている等、書いてある。)
この本を有効に利用させてもらおう。
豊かな我が日本だけしか知らない人間にならないよう、もっともっと、世界に目を向けることができる人間になれるように・・・
そして、私も、この本に載っている国について、もう少し調べたい。
それから、この本に載っていない国についても、調べてみようと思う。