僕の夢にリッピングしておくから、
だから僕は寂しくないよって
彼は言う。
若いうちに苦労をしていた
から、小さな恋でも
暖めて、守って、育てる人だった。
彼は言った
「あのさ、二人で何か作ろうよ」
なにを?
「そうだなあ、二人でつながることのできる
ものがいいな」
むずかしいね
「その絵」
うん
「僕も好き、君も好き」
うん
「なら、それを半分ずつプリントした
Tシャツでも作ろうか、そしたら
一枚になる、別々の町にいても
一枚に」
半分に切るのはいやだよ
「でも、一枚だからさ」
むずかしいなあ
「また考えるよ」
電話を切るまえに
彼が言った
「また明日」
私はその声を胸にリッピングして、
日付とこの日記を
添付した。
すると明日、また読めるから
それはちょっと
いいことかもしれないなって。
だから僕は寂しくないよって
彼は言う。
若いうちに苦労をしていた
から、小さな恋でも
暖めて、守って、育てる人だった。
彼は言った
「あのさ、二人で何か作ろうよ」
なにを?
「そうだなあ、二人でつながることのできる
ものがいいな」
むずかしいね
「その絵」
うん
「僕も好き、君も好き」
うん
「なら、それを半分ずつプリントした
Tシャツでも作ろうか、そしたら
一枚になる、別々の町にいても
一枚に」
半分に切るのはいやだよ
「でも、一枚だからさ」
むずかしいなあ
「また考えるよ」
電話を切るまえに
彼が言った
「また明日」
私はその声を胸にリッピングして、
日付とこの日記を
添付した。
すると明日、また読めるから
それはちょっと
いいことかもしれないなって。