「オクリモンのオクリモノ」

私小説風人物店事案内
僕が彼女を好きなわけ okurimon no okurimono

トロフィー

2007-06-12 00:00:00 | うれしい

トロフィー

クリスマスとBD(お誕生日)は誰しもビックイベントなはず。
その2大イベントの中でも、クリスマスはオクリモン的オク
リ方では遊び重視。ホーリーよりもファニーか。まずは福
袋のような豪華詰め合わせ。まさにサンタの袋。中身は、
その年のテーマに沿った主役を張り、意外と豪華な個性
派脇役モノで固める。さらに、その詰め合わせセットを渡
す場面設定。後は前後に、お花、電報、FAX、メール、E
グリーティング、携帯メールに生電話とメディアを駆使して
時間差攻撃。まる1日がかりで、予感、驚き、また驚き、
そして余韻、さらに落ち。もういい加減にしてーーと、呆れ
て笑う総力戦だ。しかも詰め合わせの袋は、開けても開
けても開けても続く、ロシア土産の定番リョーシカ人形式。
それが各脇役のプレゼントごとにあるのだから、もう、袋、
包み紙、シール、リボン、ひも、風呂敷、茶巾袋と、それは
それは、毎年、開けるのもたいへん、しまうのもたいへん。
呆れる年一恒例の行事と化して、捨てにくいじゃまな思い
出でも満載に袋もいっぱい溜まるというくどさ。そのプレゼ
ント品のキャスティングに、毎年、いなきゃ寂しい「きっと
今年もあるねあれは」と呆れる裏主役がトロフィーなんで
あります。彼女の1年間を表彰する。ま、コペンやジェンセ
ンなどのイヤーズプレート、イヤーズオーナメント、みたい
なものか。こちらは真面目なおちゃらけだけど。大体、大
人になって優勝トロフィーなんて、スポーツでもやってない
限り、そうそうもらう機会は無いはず。せいぜい、ゴルフ、
マージャンでもしなきゃ。しかし今時、マージャンする女子
も稀だろうし。さてその記念すべき、第1回2004年は、初
めてのクリスマス。グリコのトレードマークのような女神の
トロフィー。ちょっとオスカー受賞風。翌、第2回2005年
は、佐藤忠良張りに古風な女神のブロンズメダル風楯(た
て)。そして、3周年記念と重なった第3回2006年は、勢
い記念度上げて、ガラスの女神プレート。いずれも20cmく
らいの小ぶり物。気がつけば棚は優勝のトロフィー、楯、メ
ダルで、さながらアスリートの誇り記録の記念棚と化してし
まう。それにこんなモノもらっても困る。捨てるにも、保管す
るにもやっかいモノ。トロフィーはしっかりプレートに刻印し
てもらい本格的。事情を知らない人なら、スゴイすね。だろ。
今のところはまだ可愛いもので3個だが、この厄介モンた
ち、やっぱり捨てられず、しっかり彼女のベットサイドに並
んでいます。写真は、2006年度の仕様。プレートには、
タイトル、年月日、グランプリ受賞者の名前(彼女のフルネ
ーム)、それに贈呈した団体名(主催者)当然、オクリモン。
さて、今年2007は?一体どうなることやら。恋の行方が。

◆ほんとうは。。。
テニスの最高峰「ウィンブルドン」、ヨットレースの頂点「アドミ
ラルズカップ」、ゴルフの勲章「全英オープン」などなど世界
の伝説と伝統のトロフィー、カップ、プレートを作っている、「
ガラード」でせめて既製品に名入れでいきたいところ。いか
んせん、ここ10年の貧乏生活では旗と記章を扱う町の店で
の調達。ただ、ガラードでも例えば、シルバーのビアマグなん
て、高さ20cmも満たないフルートグラスみたいな格好なので、
これに名入れ刻印していただくっ手もあるんですが、それで
も1本20万近くはするもので、かつてはともかく、今の懐事
情では、このキッチュさ加減を大いに楽しんでいただければ。

GARRADE(ガラード)とAsprey(アスプレー)
世界で最も由緒正しい世界の王室・皇室・アラブの石油王、
ロイヤル・セレブリティー御用達のよろず屋。王侯貴族たち
のライフスタイルそのものをビジネスにする。その中でもウェ
ディングは、英エリザベス女王の挙式や即位式そのものを扱
い膨大なウェディングリストをすべて調達する。まさにロイヤ
ルウェディングの頂上。故ダイアナ妃の世紀のロイヤルウェ
ディングもティアラから指輪、そしてウェディングリスト全てを
取り仕切った。現在はこの両社が合併してA&GGroup。東
京銀座にもお店が、但し予約をなしでは入店不可。ご注意。
http://www.a-ggroup.com/


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