シロ猫ピッピの「おいら物語」

生死をさまようガン闘病中に人間の言葉がわかるようになったシロ猫ピッピの物語。ニュージーランドからお送りしています!

Vol.0300■オネショして誉められて

2007-09-01 | ガン闘病記
メルマガも300号ってすげぇよな。
元気でも、ガンでも続くじゃないか。もう9月だし。
そんなの四つ足にゃ関係ないんだけど、アイツらが喜んでるから、まぁ、そんなものかと。
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それは8月の終わりのことだった。
「なんか、ここ濡れてないか?」
最初に見つけたのは連れ合いだった。おいらが寝てたカーペットの上に小さい濡れた跡。

「そう言えば、さっきピッピの毛布持ったときになんか濡れてるような部分があったんだけど。」
とアイツも言い出し、なんかヤバい感じ。そんとき、おいらはアニキとくっついてアイツらのベッドで寝てたんだ。

「あぁぁ!やっぱり!!これオネショだよ、オネショ!」
ちぇ。バレたか。連れ合いのデカい声。

「えぇぇぇっ、オネショ??」
アイツも大声。

「そっかぁ。ピッピ、オネショしたのね。よかった、よかった♪」
へっ?文句言って怒んじゃないのか? ウレシいのか? ちゃんとトイレでしたって、
「昼間は外でして来い。」
って、連れ合いは文句を言うのに。カーペットの上だぜ。それが「よかった」って?

「トランスファーファクターが効いてるんだと思う。前のときもそうだったわ。あれを飲むと、ぐっすり寝ちゃうの。トイレでも目が覚めないくらいにね。いつもは絶対失敗しないのに。でも、起きたときはホントに顔がスカッとしてて、細胞が生まれ変わってるみたいなのよ。これっていい兆候だと思うわ。薄目開けて眠れないでいるより、ずっといいわよ。」

そっ、そうなのか?
オネショの後片付けをしてるアイツがウレシそうだ。
1回目のガンのとき、おんなじことがあったから、アイツは自信があるらしい。あの頃のことはおいらなんにも覚えてないからね、どうだったか?

(ちぇ。そんなに騒がなくたっていいじゃないか→)

詳しいことはコッチを下から読んでくれよな。特に4月2日と4日を読めって言ってるぜ。

そんなにあちこちでしてんのか?おいらのオネショの話・・・。おいおい。
(つづく)


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