事務所に，たまに商品カタログのDMが送られてきます。それに同封されている宛先を記載した書面に「（この封書を）無断で窃取，処分すると刑法２３５条により窃盗罪となります。」と記載されていました。
・・・窃盗罪？「処分」の中には単に捨てることも入ると思うのですが，そうすると「不法領得の意思」があるとは，必ずしも言えず，窃盗罪だ！とは言い切れないのでは？
などと，無駄なことを朝から考えていました。
これを読んで，「あ～。。。」と思い，自分を顧みている弁護士，きっといるはずです（笑）。
先日，歯医者さんへ行ってきました。子どもの時に入れた奥歯の銀歯の様子があやしかったので。
歯医者さんへ行くのは何年ぶり？学生の時に親知らずを抜いて以来？子どもの時から歯医者さんは恐くなかったので，水が流れるうがいの装置とか，上から照らすライトとか，「なんか懐かしい～」と思いながら治療を受けていました。
レントゲンや写真も撮って，それがすぐに診療台にくっついている画面で見られるようになっていたのは，いかにも現代的でした。
子どもの頃は，何をされているのか，なんて考えずに口をあけていただけでしたが，この作業はこういうこと，あれは何のため，と理解しながらスタッフの作業を見ているのは楽しかったです。
弁護士の仕事は，いろんな仕事の方と会うので，その方の仕事の内容を把握しておくと，相談などでも話が進みやすいということがあります。まあ，何事も社会勉強？ですかね。
今日は，せっせと不貞行為の損害賠償請求の訴状を作成。
まあ，今日は「書くぞ！」と思って取り組み始めるのですが，メモを元に時系列を整理し，メールの写しを確認し，などなどやっていくうちに，だんだん気が滅入ってきます。。。それでも，不貞相手の行動に「なんでやねん！」などと突っ込みを入れつつ書いていくのですが，ため息とともに，キーボードを打つ手が止まることもしばしば。。。
離婚と不貞行為の損害賠償請求は嫌いだから，と言い切る弁護士もいますが，まあ，そう思う気持ちも分かりますよ。書いてるうちに，結構，暗い気分になるんですよね，これが。人間のとても悲しい一面をクローズアップしているような。。。人間不信になりそうな。。。
起こったことは，もうしょうがないけど，せめて誠意ある対応をしようよ。
ただでさえ憂鬱になりがちな雨の日に，不貞行為に基づく損害賠償請求の訴状を書くこと自体，間違いかも知れません。
離婚訴訟の訴状案を作成中。事実関係の確認、要件事実の確認、証拠を整理して番号つけて、、、と色々チェックしていきますが、意外と見落としがちなのが印紙額。
訴額を算定することができない場合の『訴訟物の価格』は１６０万円として、印紙額１万３０００円。これに養育費請求、財産分与、年金分割、、と附帯処分の手数料が加算されていって、最終的な印紙額が決まるわけですが、「あとで計算しよう～」と思っていると忘れがちです。
で、あれとこれとで・・・円！と算定していたら、事務局がポツリと「マージャンの点棒計算みたい・・・」とのこと。
マージャンはやったことないので、この感覚は分かりませんが、マージャンをやる人には分かる？のでしょうか。
