一時流行った「血液ドロドロ」という言葉。
中医学では、この状態をオ血(おけつ)と言います。
オ血によって血液の流れが悪くなると、筋肉や肌に必要な栄養が行き渡らず
そのため「顔色が悪い、肌がカサカサ、くすみ、くま、冷え性、むくみ、生理痛」
といった諸症状を引き起こします。......食育・食生活へ
これからが旬のなすには、「利湿」「健脾」作用に加えて
「活血」の働きがあります。
これは血液循環を促進し、うっ血や痛みを改善する働きです。
ところで、「オ血」はどうして起こるのでしょう?
一つは「寒邪」(寒さの邪気)によるもの。
「寒邪」には、筋肉を収縮させ、流れを通じさせないという特徴があります。
人が「寒邪」を受けると、体内の血液の流れが滞って血液の塊が生じます。
これが「オ血」です。
もう一つは、「気滞」によるもの。
「気」「血」「津液」は互いに関連し合っています。
「気」の巡りが悪ければ、「血」の流れも滞って「オ血」が生じます。
「気」「血」が滞れば、さらには「津液」の流れも滞って
「痰湿」(津液の滞り)も生じやすくなります。
だんだん暑くなり、クーラーが重宝する季節となりますが
クーラーの冷風も「寒邪」です。
クーラーによる「寒邪」を感受しないよう直風、薄着は控え、
お酢などの「活血」作用のある食材を摂るようにしましょう。
また、生姜やねぎなど、気の巡りを良くする食材も摂れば
さらに効果的ですW
[本日の一品] 茄子そうめん
なすをかつら剥きにし、葛を打ってお湯に落とし
冷水で冷まします。
水気をよく切って器に盛り、出汁を張って
茗荷、ラディッシュ、防風をあしらいに。
*ちなみに、茗荷にも「活血」作用があります。
応援のクリックよろしくお願い致します。ご協力ありがとうございます!
中医学では、この状態をオ血(おけつ)と言います。
オ血によって血液の流れが悪くなると、筋肉や肌に必要な栄養が行き渡らず
そのため「顔色が悪い、肌がカサカサ、くすみ、くま、冷え性、むくみ、生理痛」
といった諸症状を引き起こします。......食育・食生活へ
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「活血」の働きがあります。
これは血液循環を促進し、うっ血や痛みを改善する働きです。
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一つは「寒邪」(寒さの邪気)によるもの。
「寒邪」には、筋肉を収縮させ、流れを通じさせないという特徴があります。
人が「寒邪」を受けると、体内の血液の流れが滞って血液の塊が生じます。
これが「オ血」です。
もう一つは、「気滞」によるもの。
「気」「血」「津液」は互いに関連し合っています。
「気」の巡りが悪ければ、「血」の流れも滞って「オ血」が生じます。
「気」「血」が滞れば、さらには「津液」の流れも滞って
「痰湿」(津液の滞り)も生じやすくなります。
だんだん暑くなり、クーラーが重宝する季節となりますが
クーラーの冷風も「寒邪」です。
クーラーによる「寒邪」を感受しないよう直風、薄着は控え、
お酢などの「活血」作用のある食材を摂るようにしましょう。
また、生姜やねぎなど、気の巡りを良くする食材も摂れば
さらに効果的ですW
[本日の一品] 茄子そうめん
なすをかつら剥きにし、葛を打ってお湯に落とし
冷水で冷まします。
水気をよく切って器に盛り、出汁を張って
茗荷、ラディッシュ、防風をあしらいに。
*ちなみに、茗荷にも「活血」作用があります。
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我が家は、味噌炒めにしたりして食べるのが好きです。厚切りにして炒めてからショウガ醤油で食べたりします。
味噌炒め、ショウガ醤油も暑い夏場でも
食欲をそそりそうですね。美味しそう♪