Muy Afortunado

一日一日に感謝して

Mitten Strings for God

2005-12-24 | 本と私
「いそがしいお母さんへの29の手紙」というのが日本語の題名ですが、タイトルから想像する以上に、母親としての私に栄養を補給してくれる素敵な本です。著者のカトリーナ・ケニソンさんは、アメリカに住む2人の男の子の母親であり、「ベスト・アメリカン・ショート・ストーリズ」の編集者でもあると紹介されています。装丁や挿絵も素敵で大好きな本の一つです。

29のエッセイいずれも共感できるものばかりなのですが、特に今ログしておきたいのは、
 「手紙24 目に見えないものに心を配る」です。ここ数ヶ月駆け抜けてきた感のある私にとって、来年の大切にしたい心がけの中の一つ。

 わたしたちの子どもは、幸せになるためにこれ以上の多くの物を必要としていない。彼らはただわたしたちの心、わたしたちの目、わたしたちがあるがままの彼らを受け入れることを求め、それが与えられていることを確信したがっている。 … 
 大切なのは、目に見えないものに心を配るとき、わたしたちは、そのおかえしとして、自分が心配りされていることに気づく。支えられ、新たに力を取り戻すことで、わたしたちは他人のために心を配る力と寛容さを発見する。


私自身も、理解されている、受け入れられていると感じるとそれだけで嬉しい…。最近、家庭という基盤があってこそ、と思う出来事が重なり、改めて子ども達と向かいあう時間を大切にしようと思っています。今日はクリスマス・イブ。皆様もどうぞ素敵なクリスマスをお過ごし下さい。