カウンターの中から

軽井沢のogossoのブログです

元祖ジベタリアン。

2010-03-27 14:35:02 | 電子日記
 「何故か」が解らない。

何故、今年になってから急にキャンプに行きたくなったのだろう。
しかもバイクでだ。
ツーリングキャンプと言うらしいが、夏になるとそこかしこで見かける
あの大荷物を担いだバイクの一団、もしくはソロ。
いわゆる、「野宿」ですよ。の・じゅ・く。
な~にもせっかくの休日に、外で寝なくったっていいーじゃないって。
上げ膳据え膳で、部屋付き露天風呂に入って優雅に過ごせばなんて、
出来ましたら、オーシャンビューでお願いね等と
そんな自堕落な何十年を過ごして来てしまった。

新年を迎え大した目標もなく、唯一掲げたのは
「今年は地べたに、より近い生活をしたみたい」と何ともバカバカしい宣言をした。

早速キャンプ用品のカタログを集め、日がなニヤニヤしていましたが、
我慢が出来ない仕方のない人なので、あっという間に群馬県伊勢崎町のWILD-1まで
通いつめるということになるのです。
全くのキャンプ素人なので、何を何からどのくらい買いあさって良いのやら、
皆目見当もつかないのです。
ところが、お店のスタッフさんは皆さん親切に、一から授業のように説明してくださるので一安心。
お気に入りは「snow・peak」のもの造り。


とっても発想がユニークで、合理的で使いやすい。
ランタンやらストーブやら焚き火台などは以前購入したので、
今回はインフレータブルマット(シェラフの下に敷くマット)とmont・bellのシェラフ。
この地べたに敷くマットは優れもの。
マットが入っている袋が空気入れのポンプになっているという「snow・peak」らしい品物。


なんと、空気を満タンにして寝てから、空気弁を少しずつ空けると自分の身体に合った曲線を描くのです。
ウォターベットの様な、あんな感じ。これは気持ち良い。早くキャンプに行きたい。


小学生の頃、公園だろうが河原だろうが、何処でもおかまい無しに座り込んでいた。
ポケットの中にはガムの包み紙やちり紙(ティッシュでは無い)の屑と一緒に、いっつも砂や砂利。
何故かコンビニ前のジベタリ小僧を不快に思わない元祖ジベタリアン、キャンプデビューはもう間近。





SA・KU・RA 咲く。

2010-03-26 20:40:30 | 電子日記
 「冬のおそごっそう」フェアーも残す所5日となり、そろそろ模様替えをと思い立つ。
思い立ったが吉日の性格は、廻りの迷惑顧みず突き進むのです。すぐやりたいのです。
「冬のおごっそう」はこの閑散期の軽井沢にて地元のお客様に、
冬ならではの御馳走をお出ししたいと、企画したものです。
今年の12月にはスケールアップしてこの企画、戻って参ります。(キッパリ)
新潟県能生漁港からやって来たゴーイング・メリー号も御苦労さんでした。

     
                                これ、発泡スチロールとプラ版で自作。プププ。


もう明日辺りから、完璧に『春』だろうと、船も漁り火ものぼりも片付けて、桜を取り出しました。

そう、造花です。

しかし今時の造花は良く出来ていまして、昔商店街に一年中吊る下げられていた、あのビニール物ではございません。
良く出来ていますよ、通りを歩いてくる人は
「あぁっ。軽井沢にもう桜が咲いているぅっっ!」と携帯をかまえてしまうのですが、、、。
「んん?針金で縛ってあるし、、」とようやく気が付くくらいなのです。
    
とても造花には見えませんよ。
お世話になっている「甘利造園」さんに栗の木を譲って頂き、
5時間かけて一人で自作した、桜の木です。この私が、5時間も飽きもせず、一言も喋らず。奇跡だ。
 
通り行く常連のお客様達には、
「おぉーい。また変なことしてんな。懲りねーなぁ」
「花咲じじぃ~」とか、的確なアドバイスをいただき、有り難く思っております。


           

                    夜桜も綺麗です。 


PS、明日はマイナス8℃。真冬に逆戻りらしい。   

逆戻り。

2010-03-25 11:03:40 | 電子日記
 暑さ寒さも彼岸までと言いますし、この時期は三寒四温などとも言う。
でも今年はそんな生優しい物ではないのである。
寒さのぶっちぎりなのである。冬に逆戻りなのであ~る。

今朝の軽井沢はすんごいですよ~。街中が凍っている。
出勤途中に車から降ろしてもらい、40分位歩いて来るのですが今日は凄い。歩けない。
道路は全面氷の板と化し、雪から小雨になった瞬間その水分は小枝に樹氷となって凍り付く。
電線からはツララ、配達された牛乳はシャーベット、バス待ちおばちゃんの鼻水も凍る。
   

芸術的ではあるが、いったい何時になったら「春」が来るのだろうか。






案外重くって、幹ごと折れたりする。気をつけませう。あ~寒。



女性にやさしく。

2010-03-22 10:14:14 | 電子日記
 3連休も最終日となり、鬼の様な忙しさも何とか乗り切った感じ。
まあ、いつもの事なんですが、明日辺りからドーンと暇になったりする
浮き沈みの激しい軽井沢です。

この連休から「レディース御膳」を発売したところ、売れてます。
初日も30分で完売。まぁ10食限定なのですが。
詳細はOgossoのホームページの「オいしいオ知らせ」で。


ウチのスタッフは肉食系男子ばっかなので、食事はいつも「ガッツリ、てんこ盛り」と
女性の気持ちを理解していませんでした。
日経新聞の今月の「私の履歴書」にユニ・チャームの高原会長が
「女性のために何かできないだろうか」と事業に打ち込む姿勢に感化され、
ランチタイムに多い女性のお客様にいっぱいアンケートさせていただきました。
女の人って、いろいろをちょっとづつ食べたいんですよね、ナントカプチコースとか。
今回の「レディース御膳」はカロリーも計算して、身体に優しく女性に優しくをコンセプトに
なが~く続けたいと思っております。
「女性のために何かできないだろうか」の気持ちです、 
決して、私のボーダーシャツの様な気持ちからではありません。

春遠からじ。

2010-03-19 15:27:00 | 電子日記
 夕べの大粒の雪が嘘の様な、ザ・晴天。
ランチの営業も終わり、軽く昼飯も食べ、
気温も随分と上がって来たので、Myチャリ「キャノンデール」君と散歩。

店の近所の軽井沢観光名所ベスト3(たぶん、、)雲場池へ。
一年ぶり位かな、まだ観光の人達いませんね。ゆっくり湖畔を回り、
(と言っても陸上競技のトラック一周位なもんだが)
ベンチに腰掛け、読みかけの小説を、、などと優雅に過ごしておりました。

  
 すると今時カップル登場。
そうなんだよなぁ~。デートコースなんだよな。
そんなにくっ付かなくたって、今日は寒くはねぇーだろってくらいピッタンコで。
(あっっ、いけない。このチラ見がジジ臭ーんだよ。)
本に集中しないと。
すると、池の向こう側にも関わらず湖畔に共鳴してくるキャピキャピ声。
(本読んでるんですよ、聞いてない、聞こえない。もう騒がしいなぁ。)



『ねぇぇ、タカシィ(仮)。水に浮いてる、これなぁに?』
「ばっかだなぁ。ボウフラだよ、ボウフラ。」
『ボ・ウ・フ・ラ?』
「そう、幼虫さ。」(オレって物知りだろ、へへへ)
『何の?』(そう、私のタカシは何だって知ってるの)
「・・・・・」(トンボだっけ、セミだっけ?)
『・・・・・』(いけないわ、タカシ(仮)が困ってる。ここは一発天然かましておかないと)
『ボンクラ。ボンクラよね。うふふ』

  

春も近いようだ。




GO! GO! ワポル様 2。

2010-03-13 10:12:47 | 電子日記
 赤羽から新橋に到着したワポル様は、例えていうならば
対決を前にした夕日のガンマンが荒野に佇んでいる、
まあるい枯れ木がヒューコロコロと転がって来るあの映画のシーンの様な
引き締まったお気持ちなのでありました。
まず、ワポル様は戦いの場所を「野焼き総本店」に定め、
バクバクの実を食するのです。  


これだぁ!マルチョウだぁぁぁ!
まいった。この絵図ら見るだけで思考回路は止まってしまうのは何故であろう。
例え、前日飲み過ぎであろうとも、食欲がイマイチであったとしても、これさえ食べておけば
バクバクの実の能力を身につけられる。そうワポル様はお考えになられるのだ。
1、2、3と噛み込んだらホイスで流し込む。そうホイスなのである。
巷では、ハイボールなどが流行っているようだが、ここではホイスなのである。
はるか遥か大昔、ウヰスキーが高価であまり飲めなかった庶民のため、白金の「後藤商店」様がお創りになった
何とも魔法の様な飲み物であります。
早上がり?のサラリーマンの皆様が徐々に増えて来たので、そうそうに立ち飲み場から
立ち去り、「魚金」で魚だぁ、ウオだと刺盛りにバッテラ。


烏森辺りが仕事上がりの皆様であふれかえってきて、ワポル様の士気も上がりまくっているのでございます。
「炉端焼きの武蔵」でニシンにホタテ。ぬる燗などを頂いておりますと、
ふと、ワポル様は言いようのない不安感に襲われました。
『揚げ物、喰ってない、、。』
山手線に飛び乗り、上野へ急ぐワポル様でありました。         つづく。

GO! GO! ワポル様。

2010-03-12 15:35:18 | 電子日記
 先日、ぷらぁ~っと近所に飲みに行く感じで、ぷらぁ~っと新幹線などに乗り
半日東京で飲んでました。サンダル履きの散歩気分で。
      
まずは王道「赤羽のまるます家」の真っ昼間酒。
これはなんだろうなぁ~、お店の方、お客、それを見て見ぬ振りの通行人、
全てが共犯者であるような、一種独特の世界ですね。そしてなにより美味い。
独りの(あえてこの字を使いたい)独り飲みの親父さんが多い、独り言も多い
おかわりも多い、しかしお酒は3杯までねと優しく書いてある。
店のおばちゃん達は活気と元気にあふれ、親父達は真っ昼間酒を静かに煽る。

やや暖まった身体を「まるます」から立ち飲みの「いこい」へと移す。
ここはキャッシュオンデリバリーなどとしゃれた言い回しじゃなく、親父さん達の大人の駄菓子屋って感じで、
汗ばんだ小銭をじゃらじゃらカウンターに散らかして、好きなもの頼んで飲んで喰って、
お店のお兄さんがそこから手早く代金を徴収する、何とも合理的であろうか。
日はまだ高く、一般の方々は(私達も一般人ではあるが、)まだ仕事中だということすら忘れた頃、
「まるよし」へ移動。
焼き豚もレバー刺もホッピーも、吉田類DVD発売のポスター共々良い味だしてますねぇ~。

これで胃袋の準備体操が済み、赤羽駅の西日を身体に浴びて親父の聖地『新橋』へと散歩は続く。




~ワポル様とはあの「ワンピース」のバクバクの実を食べた、そうあのワポル様です。あ~いうものに私はなりたい~