なぜシンガポールなのかは定かではない。
標高1,000mの冬山から脱出して、雪かきからも解放され、
どこか南の方で美味いものを、たらふく喰おうじゃないかという事だった様な気がする。
一年間みっちりと働いてくれたスタッフに恩返しの意味もある旅行。
食に関わる仕事をしている人は、ご多分に漏れず食い道楽、食いしん坊。またそうであって欲しいもの。
スタッフ一番の喰い頭(?)コージ君は以前の沖縄旅行5泊6日で『7kg増』という記録保持者である。
ある意味、期待できそうな場所でしょ、シンガポール。
というわけで、新しい羽田の国際便ターミナルへ車で乗り付けいきなり焼鳥、生ビール。
深夜発なので後は寝て行くばかりの気安さか、あおるビールの凄まじさ。
こんなんで胃袋持つんかいっ!
やめなさい!食後に楊枝くわえてラーメン屋の列に並ぶのは。
モッちゃん、向こうにもラーメン位はありますって。ああぁ餃子も頼んでる、、、。
ようやく搭乗するも、機内食喰ってるし。もう御見事としか言いようが無い。
ちょい仮眠取ったらもうチャンギ空港。
その国を最初に感じるのって、空調とか管理されている空港ビル出た瞬間ですよね。
温度とか湿度とか匂いとか。
シンガポールは雨期だからか、もの凄い湿度。ミストサウナの様。
汗かきの私は歩くだけで羽田のビールが出切ってしまった。大至急タイガービールで体液を補充したいものだ。
マリーナ地区のマンダリンオリエンタルホテルまで送ってもらうと、みんな満足げ。
そうなんですよ、ホテルだけはちょっと奮発しちゃったんですねぇ。
実際、部屋も施設もサービスもハイクラス。至れり尽くせりお世話になりました。
さっそく朝飯を調達に行くケーゾーとコージ。
さあ、これからシンガポール版B級グルメツアーの始まりです。
(つづく)