ちかさんの元気日記

辛いことを乗り越えて元気に生きている私“ちかさん”の
涙と怒りと笑いの介護記録。

みんな、生きててくれ!

2017-06-05 23:37:14 | 日記
私、きのうは頑張った。

衣替えして冬のジャケット類をクリーング店に持ち込み
毛布の洗濯、洗濯槽のクリーニングと
普段はやらないことにも精を出し
ゴキさんのためにコンバットを仕掛けて
押入れには湿気取りの“水とりゾウさん”をセットして…
ああ疲れた!なんて思う間もなく買い物に行き
夕食に鶏の天ぷらを作ったのだった。

さて、これは誰かに言いたくて仕方なかったから
ちょっと書いてみただけのことで、本題ではない。

本題は、クリーニング店へ行ったときのこと。

冬物と一緒に、春に着てそのままにしてあった喪服も
クリーニングに出した。

そのとき、店のおばちゃんが言う。
「あの、今の時期はとても混んでいて
仕上がりが3週間後になるんですけど…」
あ、別にいいですよ。全然かまいません。
「でも、あの、喪服でしょう? だから…」

そこまで言われて、ああ、なるほど!と合点。
喪服を着る機会は突然やってくる。
こちらの都合でその日を選ぶことはできない。

う~ん。3週間は長すぎる、か。

しかし物臭な私のことだ
ここで持ち帰ったら、いつまたクリーニング店に来るかわからない。

「お願いします。周りの者には当分頑張らせますから」
少しばかり逡巡したのち、私は言ったのだった。

まだ元気そうだから大丈夫だろうが
母よ、継母よ、義母よ
どうか3週間は踏ん張って生きてくれ。
縁起でもないが
おっさんよ、息子よ、大切な友人たちよ
どうかこの3週間は事故なんぞに遭わないでくれ。

マジに祈る。

喪服一枚クリーニングに出すのに
こんなに緊張するとは思わなかった。






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