高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

散歩の介助

2014-04-15 18:31:44 | からほりさろん

Aさんがケアマネさんとさろんに来られました。今日は2月から始めたからほり英語の日です。Aさんはつまらなさそうに座ってられたので散歩に連れ出しました。

今まででは健脚で軽く4キロぐらいは歩いてられたのですが、意外と思うぐらい早くに足が前に出ない様子。歩きながらしまったと反省。でもあとの祭りです。何も持たず、お金も持たないでさろんを飛び出したのです。

しんどくなるにつれて、いらだっておられ、きつい言葉が返ってきます。危ないと腕を支えている手を「放して」右の腕の力が強すぎるようで左に、左に押し車が行くので路肩に引っ掛かりこけないのが不思議な感じです。

怒りと興奮で家がわからない様子で、同じところに何度も入り「先に来ましたよ」と言っても来ていない。やっと見つけたマンションの入り口で足を取られてこけてしまいましたが、うまく回転してどこも打たなかったのでほっとしました。やっと、部屋に入り落ち着かれたらいつもの穏やかなAさんにもどりました。

週のうち5日がショウトとデイサービスで歩くことが極端に少なくなったのが原因と思うのです。前はにこやかな顔で、笑い顔が可愛い方だったのがあまり表情も動かなくなっているように思いました。

でも帰りしなエレベータまで送ってきてくださって、「さろんのオーナーはあほかかしこかわからへん。気のいい人やけど」私のことを言われたので「そうやな。ちょっと抜けてるしな」と言うと「みんなそう思ってるねんな」。

認知症が少しづつ進んできているようですが、一緒に歩いた人に気が付かないことも面白く無思慮に用意もせづ飛出し施設で体力が落ちていることにも気づかないで、反省ばかりでしたが、最後に本音で楽しませてもらいました。


花見

2014-04-08 18:20:18 | 暮らし

今日はからほりさろんに来られている有志のみなさんと銅座公園に花見に行きました。桜は今日は満開を通り越しちPhoto り始めていました。はらはらと風に舞ってお茶の中にもはいってきました。

参加したいといわれていたKさんは「ヘルパーさんの掃除の日で行けない」と断りが入りました。

前にも書いたと思うのですが、オーストラリアに行ったとき、ケアラー(日本ではヘルパー)さんが鍵の束を腰につけてられたので「皆さんの家の鍵ですか?」と聞きました。そう。自宅に行っておられないとき、事務所に電話をして家に入る。そして掃除など仕事をして帰るときまた電話を入れる。と話してくださったのです。

うらやましいと思いました。日本では、突然友人から、家族から誘いがあってもヘルパーさんの約束の日は外出できません。久しぶりの出会いもお断りしなければならないのです。私は行きたいし、たとえば家もきれいにしてほしいと思うのです。

来年も花見はできると思われるかしれませんが、年を取るのは健康に補償のないことです。自分が年を取った時をイメージし願いがかなうような介護保険であり環境であってほしいと切望します。