高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

気になるKさん

2009-02-27 06:44:02 | 暮らし

事務所にKさんの近所の方が来られ「テレビで映ってましたで」と。最近、隣のお豆腐屋さんからも言われました。

私たち会員は目にしてないのですが、ケーブルテレビに《暖かい居場所》と紹介されました。

大阪ボランティア協会のビデオ講座受講生の皆さんが食事会を取材されまとめてくださったものです。

このビデをを見て「うらやましい。こんなところが私の母の所うにもあれば」と聞くのですが、私たちはこの場所を維持するのに笑いながらも心では、もしかしてあと数ヶ月かも。ちょっと切ない思いがよぎります。

今日は別のことを書く予定がたまたまKさんの近所の方で脱線です。

このときKさんの近況も話されたのです。(近くなのに変と思われるでしょうが、困った時fだけ来られるので)目を腫らせていたが数日で直ったこと。また病院に健康診断を受けに行くのも行かなかった。

Kさんは最近さろんに来なくなったので、Kさんの関わりは少なくなっているのですが、会のIさんが毎月風呂に入れて下さっているので衣類を用意しています。

去年の年末に生活費がなくなったので緊急に大阪市中央区社会福祉協議会の方と地域の方、私たちで会議をし支援の方法を話し合いました。中央区の担当者が熱心に動かれ生活費はKさんの貯金(凍結されていました)を取り崩しできました。

今後の支援で健康診断も受けねばならないのですが、本人は理解できないのか、困った時だけのかかわりで時間がたてば全て無視され「わからん」と逃げてしまわれるのです。

担当者は数年で転勤です。以前、動こうとされた担当者が代わり放置さてていました。案じていたので、やっとまた支援してもらえると私はホッとしたのですが、また状況は進まないようです。

私ごとではありませんから動かれないと首に縄をつけてひっぱてもいけません。今のうちに出来たらと願うのですが。Kさんが清潔で暑さ寒さに不安なく食事の心配の無い環境に移れるのはいつになるのでしょう。

商店街のさろんは町の人がよく見えます。私たちが気になる人を見つけたら近所の方に聞き、支援の必要が有るか無いかも見えてきます。すぐに動ける敷居の低さもいいと自負しているのですが・・・・。

この活動が継続できますよう皆様ご支援ください。


高齢者の足

2009-02-20 11:15:23 | 暮らし

今日もモニターで赤バス旭ループに乗ってきました。

赤バスは車体が低く小回りが効くので細い道や暮らしの見える道を通ります。公園近辺でボランティアの方が清掃されていたり犬の散歩をする人などゆったりとした日常を見ました。今日は赤バスのよさも見せてもらいました。

さて、朝一番のバスなのでスタート時は乗客も少数です。現状を見ると収益性が無くこれでは打ち切られても仕方がないと思うのです。

停車駅を回っていくと少しずつ乗客が増えます。でも大半が高齢者でわずか百円でも入れる人はわずかです。

様子を見ていると、この路線を打ち切ったら高齢者は出かけることがもっと少なくなるだろうと思われるような方々ばかりです。

収益が上がらなければ運行中止はやむおえないと思いつつ(現役の思考ですね)高齢者の外出の機会を奪うと気になります。

気がついたのは、私達の会に登録し同行を依頼される方は、自分の老いを諦めないで興味と挑戦する意欲に富んだかたなのだーーと。

お年寄りの生活には必要な足代わりの赤バスを廃止せず生かす方法は無いでしょうか?私は平日は町を走らせ、祝祭日は収益の上がる路線や若者の多い町を走らせたらと考えてみました。

赤字と借金の処理に税金をつぎ込まざるを得ない大阪市にゆとりは無いのを承知で考えていただきたいと現状を見る限り思いました。


感謝

2009-02-17 11:18:36 | 外出介助

くどいくらい資金の無いことを書いています。

昨日相談したとき他の団体の情報も聞きました。主に二つの団体なのですが、どちらも介護保険事業に取り組みそれぞれが頑張っていること。また、資金も働きに応じ生み出され大きな事業に成長していると教えていただきました。

事務所に帰りながら考えたのですが、私は何にこだわってきたのだろう?スタートからボランティアで2000年の介護保険が導入されたとき会員の思いもこのままボランティアで続けたいと希望でした。

高齢者外出介助の会はそれ以降ボランティアにこだわり続けてお金に縁の無い会なのです。

でもこの会の活動に共感し思いがけない支援を頂き、このサロンが開けたのです。しかし資金のめどは当初から無く「無くなれば閉める」と能天気なものです。

そして今日事務所に向かいながら神様に祈っていました。神様はあなたに与えたのだから無償で与えなさいと言っておられると気がつきました。

ヤッパリこれでいいのだと。このサロンの働きは神様の応援があったように思っています。だってお金の無い私達に何も言わずに大金を下さった方があったのですから。

神様の御心ならば必ず与えられると信じて頑張ろうと商店街を進み、途中でお茶屋さんに用事で立ち寄ったら「おいしい味醂に干し柿をつけたけど食べる?」そんな誘いを断るなんて。早速頂きましたらなんともいえない甘さが口に広がり「幸せ」と実感しました。

幸せを分けていただいていることを思い頑張りましょう。いつも皆様に支えられていることを感謝します。

最後になってしまいましたが、2月21日(土)大阪府中央図書館で草の根人権賞を頂きます。これも関係者の皆様のお力とご支援です。感謝しご報告いたします。

http://www.pref.osaka.jp/fumin/doc/houdou_siryou1_21268.doc


気になっていること

2009-02-14 08:22:07 | 暮らし

気になることを一つ二つ。

最近世の中の流れが一筋しかないようで気になって仕方がないのです。

たとえばエネルギーは電気一辺倒。ポストに深夜割引で安いオール電化にしませんか?よくチラシが入っています。

姪のマンションは高層なのでやはりオール電化です。でもここで立ち止まって考えることが必要ではないかとふと思ったのです。

高層=オール電化。そのうちマンション全てがオール電化とまけずに広告されガスは古いエネルギーと思われないだろうか。不安です。

電気を作るのに放射能発電が国策のように作られ、稼動しなければ意味が無いと国民の声になれば政策を進めている国が一番困るので国民の不安をクリーンで安全と目をくらませられているような気がしているのです。気がつけばエネルギーは放射能発電に変わっていたになれば・・・。

バランスが大事だと私は思っています。爆発や火災が起こるので、ガスは危ないと考えられているのでしょうが放射能発電所の爆発はガスどころではありません。しっかりと日本が未来に向かって進む道を考えてほしいのです。

もう一つの不安は、大阪府庁を住之江区にあるWTCに移転する資金を借金でと昨日の夕刊で見たのです。一番気になるのは液状化現象です。そして交通網。

この前の阪神淡路大震災で西区に液状化現象で倒壊したビルのあったことをご存じない方が多いのではないでしょうか。

年数がたっていてさえ起こったのです。災害の時一番必要な、また働きをしなければならないところうが倒壊しまた交通網がずたずたにならないか案じます。

通常でも交通手段が少ない所這ってでもいける所にあるべきと思うのです。意見を会に来られている「文学を読む会」の先生に聞きました。

私の学生時代(戦争中です)10分以内に府庁に駆けつける訓練をし守ったところと話され「絶対反対をしますから。署名はこのとしですからしないようにしていますがこれだけはします」と決意されているようです。

知事はチームを作り検討するとコメントされていたと思うのですが。検討はジェスチャーだったのでしょうか?

意見をいえない風潮が気になって仕方がないのです。

以前に大岡昇平さんの初めの一歩に気をつけないとと書いてあったことが今心に響いています。


巻き寿司

2009-02-09 11:52:36 | 暮らし

節分におすし屋さんの陰謀で巻き寿司を恵方に向いて丸かじりをすれば良いと何時からか言われ定着してしまったようですね。

私の母は亡くなりましたが節分の日生まれで昔は麦飯にいわしでいっこも嬉しくないとよくぼやいていたのを懐かしく思い出します。

先日昼を過ぎてお寿司を持って一緒に食べようといつものAさんが来られました。

ラップに包んだ巻き寿司で「包丁をかして」と一切れ食べと切て下さったのです。お腹が一杯といっても聞いてくださらなくて仕方なく頂きました。ご自分も一つ切って食べられました。

中の具が私は味噌のように見えて奈良漬でも巻いてあるのかとよく見ると魚なのです。ちょっと変質しているのか色も変わっています。断りきれずに食べたのですが味も変わっています。

だめだと思ったのですが飲み込みました。ご本人は食べられると思われているのでなんとも無いのでしょう。残ったのはまた晩に食べるとまた包まれるのです。

高齢者の方の食事は残したら持ち帰らないと規制されているところを知っていますが、初めて理解できました。私は細かいことを言うのは嫌いなのでうるさいと思っていたのです。

味覚も弱ってくるのですね。まだ、においまではしていませんでしたがご飯は硬くなっていました。よくご近所からおかずなど頂かれるので節分に頂いたお寿司の残りなのでしょう。

私達の食事会でも一杯なのでとよくもって帰られるのですが、少し不安になた出来事でした。