ダムを作ると、せきとめられた水とともに、砂や土砂がたまり、ダムの水深が浅くなる。
作り手には、わかっていることだ。
ダムにも寿命がある
そうそう都合のいいことばかりじゃないのだ。
でも、原発よりはいいと、言わざるを得ない。
放射能は見えず、廃棄物の管理は万年単位!
ダム発電は、基本的に、目に見える!
作ったものには、保守が必要。保守費用が必要。
選挙のときには、あまり話題にならない。
国民は、そんなにバカなのか?
政府がカネを出すと決めるとき、「作る・建設する」部分にしか注目しないのは、政治家が「政治どころか、選挙オタクの、超・世間知らず」だからなのかなー、と思う。
官僚は、専門外分野でも、なんとなく知っているかもしれないが、自分の退任後の未来について面倒なことは言わない。
一国の政策や、長期計画において、公務員に、いちいち結果責任を問うのは酷だ。
しかし。
数年・数十年たって、はじめて悪い結果のわかる重要な政策や判断は、ごまんとある。
政治家にせよ、幹部官僚にせよ。
責任はともかく、国民や未来のためには、正されるべきことだ。
彼らのギャラに、そこまで折り込むべきかもしれない。
または、免責だけど、公表する義務を負わせる。