おばばの部屋

無駄に観てきた映画の備忘録

エグザム★★★

2011年08月16日 | 
「世界一危険な就職試験
合格者は死ぬまで年俸1億円の報酬

究極のサバイバル・ブレイン・サスペンス」
(allcinema)



そ、そうだったのか・・・。




設定はなかなか興味深い。
舞台は医療業界最大手、バイオーグ社のCEO秘書採用試験会場。
狭い部屋に集められたのは、最終試験を受ける8人の男女。
机の上には、受験番号が書かれた白い紙と1本の鉛筆。
やがて現れた試験監督が説明する。
試験時間は80分。
ルールは3つ。
その1.試験監督や警備員に話しかけたら失格。
その2.自分の試験用紙を破損したら失格。
その3.部屋から出ることを選択したら失格。
質問は1つ。
答えも1つ。
室内のデジタル時計のボタンが押される。
では始めたまえ。
出て行く試験監督。
受験生が一斉に目の前の試験用紙をめくる。
だがそこには何も書かれてはいなかった。



密室もの好きのオイラは、思わせぶりな始まりに思わず胸をトキめかせてしまったのだが、意味ありげに始まった割には、なんかこうスッキリとしない種明かしだった。
他に方法はなかったのかと思うのだが、こうなんですと言われれば、そうなのかと納得せざるを得ない。

ホワイトがいい感じでうっとうしかった。

インセプション★★★★★

2010年07月26日 | 
「ディカプリオがお前の頭へ侵入する。」
「渡辺謙がお前の頭へ侵入する。」
「犯罪現場は、お前の頭の中。」

人のことを馴れ馴れしく「お前」と連呼してくるだけあって、『インセプション』、かなり面白い。


役者が良い。
映像が良い。
脚本も手がけたクリストファー・ノーラン監督のアイデアが良い。
148分という長さだが、時間を意識させる間を与えない展開が良い。


今年の夏は大作と言える映画がないな、と思っていたが、とんでもなかった。
もう一回観たい。

アバター★★★

2010年01月20日 | 
アバター。

アメリカでも日本でも評判がいいし、興行成績も抜群だし、ゴールデン・グローブ賞も受賞したし、3D時代の幕開けとか言われている作品だし、監督はあのジェームズ・キャメロンだから凄い映画なんだろうけど、正直なところ『アバター』がこれほど評価される理由がいまいちよく分からなかったオラはもう駄目なのだろうか。

映画の中で描かれる、自然だとか生物だとかアバターのシステムだとかそういった世界観と、それを創り上げた監督の想像力が卓越しているのは分かる。
そこが高評価を生み出しているのなら、十分世論についていけているのだが・・・。

ナヴィのために戦い、ナヴィとして生きていく決意をした主人公の心に寄り添えなかったのがアウトなのか。
はたまた、3Dの有り難味を全く感じられず、メガネをずらして画面を見た時に、「こっちの方が見やすい。」と思ってしまったのがアウトなのか。

面白かったが超オススメ!というわけではなく、テレビでやっていたら観るかもしれないけれど録画はしないだろう、という感想を抱くに留まってしまった。
感想は人それぞれなので、そういう感じ方もありだとは思うが、映像は凄かったが話はさほど面白くない、と言い切りにくいのが、キャメロン先生の偉大なところか。

ウォンテッド★★★★★

2009年06月24日 | 
アンジェリーナ出演作品の中で最高と褒められた(らしい)のが、姐御の演技なのか、それとも険しすぎる気合顔なのかは分からないが、『ウォンテッド』、面白かった。

という一文だけの下書きを昨年の9月16日に書いたきり、忘れ去っていた『ウォンテッド』。
本当に面白かったのか、昨年の自分に問いただしたい。
おそらくたぶん面白かったような気がすると思われる。

主役の顔が思い出せないという、我ながら薄ら寒い状態であっても、最後までフォックスがかっこよかったことだけは覚えているのでよしとしよう。
そのうちテレビでやってくれるはず。 

ウォッチメン★★

2009年06月22日 | 
上映時間が長すぎたのか。
それとも期待しすぎたのか。

思っていたような話ではなく、思っていた以上に面白くなかった。
そして、チラシに「誰がウォッチメンを見張るのか!?」的なことが書いてあったが、あんまり誰も見張ってはいなかった。

色んな意味で、ロールシャッハが衝撃的。