がんばれナラの木

震災にあわれた東北地方の皆様を力づけたくて
The Oak Treeを地方ことばに訳すことを始めました

「ナラの木」の放送を聴いて~震災4年目を迎えて

2011年04月01日 | エッセー

生活クラブ風の村八街介護ステーション  峯岸 美由紀

NHKの高槻先生の放送録音を聴きました。そして、全てを理解できました。
「ナラの木」は心にしみる詩でした。そしてどうしてこの詩を紹介することになったかの話を聴いて、被災された皆さんの復興を支援することの大切さも知りました。私は、自分なりに少しでも助けになると思い、ご当地の物品を買い求めましたが、そういう形の支援だけでなく、精神的な励ましが必要と感じました。
あの震災が起きて早いもので4年目を迎えました。ニュースによれば、いろいろむずかしい問題が起きているようです。比較的順調に復興している地域もある一方で、あまりにも規模が大きいために個人では解決できない原発事故に、どうすることもできない人々のことを知り、心を痛めております。
 目に見えない放射能があると思う恐怖はたいへんなことだと思います。そして、県外に出る方がおられる一方で、出たくても出られない母子には深い葛藤があるようです。それに、仕事の問題もあるので、引っ越しも簡単ではないでしょう。
 そうした問題もありますが、さらに大きい問題として、いったいいつになったら帰れるのか、いや自分の一生のあいだに帰られる日が来るのだろうかということも見えない状況にあります。
 私たちにできることは限られますが、被災された皆様に心からお見舞いし、応援をさせて戴きます。「ナラの木」の大地にしっかり張った根っこのある立ち姿は、東北地方の皆さんの不屈の精神そのものです。私達はそのことを信じて、のどかで、安心できる生活がもどってくることを心から祈っております。

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