今年に入っても中々体調が戻らず
あまりウォーキングもせず
足腰も弱ってきたのか
関節などに痛みが増し少しふらついたりして
まっすぐ歩けないでいた
だけど少しずつでも もとに戻したいと思って
リハビリのつもりで歩いていた・・・
そんな2月のある日、
いつものようにふらつかず真っすぐ歩けるように
修正しながら歩いていると
前からオートバイに乗ったお巡りさんが
私に向かって
◎ 「お母さん、どこに帰るん？！」
〇「エッ、いえウォーキングだけど」
◎「どこにいきょん(行っているの)」
(なんでそんなことをめんどくさい事聞くナ～)と思い
北を指さし 〇「アッチ」
すると
◎「家はどこ？」
(エーなんでそんなことを聞く？！
住所など言いたくなかったので)
西を指さし〇「コッチ」
◎そして「〇〇さんの・・・・・」
(〇〇さんの家かと思って)
〇 「えー、〇〇さんは、あの辺」と南西の方を指さし
私が訝しげにㇺッとした顔を察したのか
◎「 変な車が走っていることが有るから
気を付けて歩かれーよー」
(変な車ってどんな車？)と思いながら
〇「ありがとう」
そして(変なことを聞くお巡りさん)とブツブツ言いながら
しばらく歩いて振り返ってみると
お巡りさんが背中を向けてはいるものの
まだ立ち止まっていた
「エッ！？まだいる！？ 何？！！」
この時、私は察した！！
不審者か もしくは 徘徊？
年齢的にも受け答えにしても
そして あの歩き方・・・
それは・・・認知症の徘徊！
私としては 修正しながら歩いているのだけど
知らない人が見ると
ふらついているように見えても不思議ではない
お巡りさんにしてみれば
徘徊しているように見えたのかも・・・
そう思われても仕方のない歩き方をしていたような
又、そんな人を見れば
お巡りさんが声をかけるのも・・・御もっともな話
私はウォーキングの時
時々寄る神社の方を歩きながら
そんな事を色々考えていた
そして立ち止まっているお巡りさんも
迷ってしばらくは様子を見ていたのかも・・・
それに職業上、声掛けをして
少し心配で見守っていると考えれば・・・
そしてもうひとつ
おばあちゃんではなく、「お母さん」と呼んで・・・
気を使わせたね～
ご苦労さん、ありがとう
真面目に仕事に取り組んでたのに
ぶっきらぼうに答えてごめんネ
あれからあのお巡りさんには出会ってない
・・・いや～～どこかで見ているかも・・・
